1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

秋田の湖で紅葉狩りカヌー

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魚が棲まない湖でカヌー

2006年9月29日-4

予定変更、エメラルドグリーンの湖へ

トレッキングコースもあるというので、ししたろが管理人さんに聞きに行くと「こんな穏やかな日は滅多にないからカヌーを出したほうがいいよ」とアドバイスされて帰ってきた。
えぇっ? この湖はなかなかカヌー出すことが出来ないの? と認識不足だったわたしたち(苦笑)。
あわてて、カヌーを出して湖へ。

 

湖は想像以上に、いやいや、ずっと驚きの声を上げてしまうほどきれいな水で出来ている湖だ。
底はすぐ”そこ”にあるような錯覚に陥る。手が届きそうなほどに透明。水面に写る空や山、紅葉、そして底に沈んでいる木や葉っぱ、石などが一緒になって不思議な世界を醸し出す。

水の色は青くなったりエメラルドグリーンになったり、変化する。残念ながら写真におさめることは出来なかった。 湖畔の駐車場にはカメラと三脚を持って紅葉と湖を捉えようと集まっている方たちもいた。その方たちならきっとこの湖の素晴らしさを写真で表現できるのだろう。一眼とか腕があれば、わたしももう少しましな画像を載せることもできるかもしれない(笑)。でも、わたしたちは目に焼き付けてきた。
ファインダーを覗くことに気をとられるより、生の空気、生の景色を堪能したいとも思っている。
昔はずいぶんカメラ覗いてて、失敗したと、今は思うから…^_^;

 

優雅な湖上散歩のはずが…

横になって空を真正面に見てみる。
パセリがわたしの腹筋を鍛えようとしたのか、「あっ!」とおなかにもたれかかる。うっ。

 

まねっ子ポプラはやっぱりパセリの真似をしてわたしのおなかに…。

つ、つらい。

優雅な気分は、湖の底に沈んでしまう。

わたしたちがカヌーでゆらゆらしていると、手漕ぎボートで管理人さんが観光で来ているご婦人方を乗せて湖に漕ぎ出してきた。
ご婦人方が「あんらぁ、犬さ乗っかってるんじゃないのぉ。かっわいいさねぇ」なんて(言葉デタラメだけど)声をかけてくれる。
が、それくらいはわたしもわかるのだけど、そっから先のおしゃべりが通じない。英語よりわからないかも(爆)。困ったけれど、そこはお互い船の上。なんとなーく離れていっておしゃべりも遠くなった。

まだパセリはわたしの膝の上に乗っている。漕ぎにくいのよ~。

 

えっ、今度はポプラ?

うそ、パセリ~ぃ、ポプラ~ぁ
焦げないってば。

魚がいない、鳥もこない湖

湖は流れ込みがあるところで、沼は水が湧いて出来ているもの。
ここはもちろん湖なので流れ込みがある。一番奥の一箇所、ちろちろと流れ込んできていた。

この湖は酸性が強いらしく魚がいないそうだ。
そのため釣りをする人もこないので荒れないと管理人さんが教えてくれた。
動力船もいないし、魚がいないから渡り鳥も釣りする人もいない、もちろん生活排水も入ってこない。だから水が汚れない。

湖の東側は赤茶けた大きな石がゴロゴロしていた。西側湖面近くまで緑で普通の土。赤茶けた石はない。
目線を上に上げるとすでにカラフルに装いを変えている山が広がっている。
日々刻々じわじわと下界へと色を染め替えてくるのだろう。
そして、その後長い期間、真っ白な世界になる。

ポプラ…。

あなた、乗り出しすぎだわ。
落ちるわよ~っ(*_*;

まわりの景色は、今、一瞬しかない晴れ晴れしい衣装替えの姿を見せてくれる。
水面上からその姿を見ると、歩いているのとはまた違う姿が垣間見ることができる。
そして、パセ&ポプも今の一瞬だけ見せる姿。
おバカなわたしたちは景色よりパセ&ポプを撮っちゃうの^_^;

ポプラのおひげはなんで濡れてるのかしら???

 

 

そろそろ帰りましょう。

バウは帰宅ラッシュの模様(笑)。

 

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