1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

秋田の湖で紅葉狩りカヌー

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ブナに囲まれたS湖

2006年9月29日-3

湖畔到着

正午、予定通り目的のS湖に到着した。
思ったとおり小さな湖だった。


観光客もちらほらいるけれど、はしゃぐような場所でもないし、はしゃぎたい人たちにとっては地味すぎるからか、誰もが静かにたたずんでいる湖をのんびりと眺めている感じ。
「人間ってとても小さい」
広大とか雄大とか言えるような場所ではないけれど、わたしたち人間が足をついている土台は地球だってことを感じさせるような場所だった。

湖を見下ろすような場所に建っている管理棟に、ししたろが受付に行った。
オートキャンプ場ではないけれど、荷物の搬入出は車も入れられるし、場所によっては車を横付けすることができるそうだ。
カヌーを載せてきたわたしたちには、管理人さんがカヌーの出しやすいサイトを教えてくれた。そして、そこは車が横付けできる場所だった。(^^)v

標高1000メートルらしいが、わたしのBARIGOは970メートルと言っている。狂っちゃったかしら???

ブナ林が広がる湿地帯のキャンプサイトには、木製の高床の台があちこちにしつらえてあった。電話で芝のサイトもあることを確認していたのだけど、見たところほとんどなく、あってもそこからだとカヌーを出すには遠い。
今回はシェルとインナールームで過ごすことにしていた。
HEXも持っていこうかと、ししたろもわたしも言葉には出さずに思っていたらしいが、当初の荷物を少なく!のお約束でふたりとも置いてきていた。
高床の台はシェルがすっぽりかぶさってしまうほどの大きさで、もちろん台の上に張ることが出来ない。頭で考えても無理だってわかっているのに、わたしたちは一応試してもみた。思ったとおりすっぽり台を覆うことが出来た。わたしたちの勘は衰えていない!と確信することもできた(笑)。
台の横になんとか張れそうなスペースを見つけ、少々湿気てはいる気もするけれど、芝の上に張ることにする。

日の当たる場所は半袖でも暑いくらいで、日差しも強い。とても秋とは思えない。
しかし、湖の向こう、前方にそびえる山々はもう赤や黄色に装いを変えていた。写真では見えないわね^_^;
湖の回りも数日で衣替えのようだ。あちこちで早熟な木々が真っ赤や黄色になっている。来週の週末にはちょうど見頃で多くの観光客でごった返すだろうと管理人さんが言っていたそうだ。

湿地ということで、パセ&ポプと一緒の場合はやはりダニが心配になった。
しかし帰るまでも、帰ってからも、ミントスプレーのおかげか、そこにはいなかったのか、まったく見かけずにすんだ。

車も横付けできる場所

ブナに囲まれた湖畔、シェルとルームで今夜の寝床を作る。
シェルにも日が当たり、内部はどんどん温度が高くなる。
今回はいらないだろうと置いてきたルーフの事を悔やんだ。ししたろ考案のシェルルーフは、こういう暑さのとき、あるのとないのとでは雲泥の差になる。夜から朝にかけての結露対策にもなる。現在のシェルは屋根部分がシールドになっていて、結露はノーマルのときより顕著のはず。ルーフがないと辛いだろう。
ネットでルーフは不要と書いている方もいるらしいけれど我が家にとっては、現在のシェルのルーフ部分がシールドになっている方が不要だったりする(苦笑)。

そういうわけで、ないものは仕方ない。以前ルーフがなかった時のように、なにかで覆う。今日は、オールウェザーブランケット

 

濃い影ができてルーム内が快適になる。
パセ&ポプも涼しくなったルームでやっとくつろげた様子。

これがルーフの起源。原点だった。

(ルーム前にいつもロール・ア・コットを置いているのだけど、それとサーマレスト・ピローの方にピントが合ってしまった~)



ブナの原生林というと熊の姿が浮かんでしまうのだけど、管理人さん曰くキャンプ場まで降りてきたことはないらしい。
ニュースでもこれまで出たことがないところに出てきているって言うけれど、大丈夫なのかしら、とちょっと不安になったりした。

 

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