1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

芳ヶ平トレック&キャンプ 03

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わたしたちは車を移動し、荷物を用意して、芳ヶ平方面への道に出ました。



今回は、シュラフがストレッチダウンハガーというバックパックにはどう考えても大きすぎるでしょというもの。しかもマットはわたしのがプロライト4のラージ。ししたろはリッジレスト・ショート。こういうときはやっぱりリッジレストか、Zライトかしら。小ささでは持って行ったプロライト4なんですけど、濡れたら困るのでザックに入れなくちゃならないし…。悩みどころ。
テントはインプレを書くためにお借りしているGOLITEのHEX3ネスト。これはししたろさんのザックの中。
小さいシュラフが欲しいなぁと思いつつ間に合わなかったので、ザックにぎゅうぎゅう詰めました。もう少し暖かいときだったら最近小さくてお気に入りのツーフェイス持って行くんですけど、今回はマイナスになるっていうんでやっぱりちょっと役不足。冬用の暖かくて小さなシュラフが欲しいなぁ~。

帰ってきてからZライト・ショート買いました。行く前に買いなさいって(笑)。でも、リッジレストのほうが暖かくて軽いんですね。畳めるってことだけがメリットかな。うーむ(-_-;)
他にもバックパックを考えての道具・装備にしないとねぇ。でっかいんだわぁ、わたしたちの背負っているもの(苦笑)。

夏のような暑さで快晴だった白根レストハウス、準備をしていたら空の様子は変り、あたり一面が真っ白になってしまいました。そんな雲に隠れた道を歩いていきます。

この芳ヶ平は去年か一昨年前からか、ししたろさんが行きたいと言っていた場所。パセ&ポプを連れて行くのはどうか?とわたしが躊躇して延期していたところです。今回はブナの森探索のこともあり、ならば偵察してこようとふたりだけで行くことにしました。

芳ヶ平には歩いていくしかありません。犬を連れて行くことは問題ないようで、実際連れて行っている人もいるようですし、芳ヶ平にあるヒュッテにも犬さんが二頭います。
でも、ヒュッテの管理人さんは車で移動が認められているし、パセ&ポプにはどうなのかそれをわたしたちの目でしっかり見てきたかったのです。

歩き始めは10~20センチほどの大きさの石がゴロゴロ転がっている瓦礫の下り坂。のっけからパセ&ポプの足を痛めそうだという感じです。しばらくは石がごろつき、あちこちで硫黄の噴煙が上がり、そのにおいに包まれた荒野(?)のような道が続きます。

携帯電話を見るとなんと三本ばりばり!!!
これは「いまどこ」に送らねばと写真を撮って送信。…。送信ってば…。もう、時間かかりすぎ…。
結局送れませんでした。と同時にアンテナマークは圏外に変ってしまいました。
やっぱりだまされていたんですねぇ。こんなことしたから携帯の電池までなくなってしまう始末。
目に見えるものより自分の勘を信じたほうが無難です。

携帯の電源も切って、先に進みます。霧は晴れたり出てきたり。でも行く先はずっと雲の中でどこをどう通っていくのか全然見えません。先が見えないっていうのは少々不安です。持ってきた2万5千分の1の地図と観光案内所でいただいた地図を見ながら(見なくても案内があるから間違えることはまずありません)、自分たちの位置を確認したり。これって結構楽しいものですね。
案内標識は0.7kmずつ出てくるのですが、最初の案内が変でした。出てきてすぐに出てきた案内は白根から0.8kmだったのに次に出てきたのは白根から0.7km。往路で「???」となったのですが、もしかしてわたしたちの勘違いかもとそのまま行きました。でも、復路で確認しても不思議な表示でした。が、こうやってレポを書いてて気付いたのですが、最初のは「白根駐車場から0.8km」で、その地点が「白根」で、そこから0.7km刻みで標識が出ていたようです(^^ゞ

下って上ってと進んでいくと、緑が広がり始めます。


ほとんどが笹に覆われていてそこに真っ赤なナナカマドがあちこちにすくっと立っている姿が目立ちはじめました。道の両脇にはベリーが地面に這い蹲るように伸びていて、こっそりと実をつけています。

13時頃に歩き出したからか、戻ってくる人たちがときどき列を成してきました。
その列を道の脇によけて見送ってからまた歩き始めます。
やはり年配の方たちが多いんですね。ほとんどが熟年層の方たちでした。が、あちこちいらしているんでしょう。その方たちの足取りは軽く、背筋もしっかり伸びていました。

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