1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

秋田の湖で紅葉狩りカヌー

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鬼首経由、芋子汁

2006年9月29日-2

コケシに夢中

 

大和インターで高速を降りた。

河童のふるさとと言われているらしい色麻を通ると、交差点で怪しげな人形を発見。マネキンだったりカカシだったり、親子のような人形が立っている。見つけて写真を、とカメラを構えているのだけど発見するとともに通り過ぎて毎回失敗。結局写真に撮ることが出来なかった。とても珍しい光景だったのできっとネットで探せば出てくるだろうなんて思ったのだけど、ない。まったく出てこない。甘かった。。。

懐かしい鬼首に向かう道。(そういえばレポを移動していないわ^_^; 移動してあるのは2002年の東北放浪キャンプ )
パセ&ポプの休憩に「あら伊達な道の駅」に寄る。
明るくなったので、「いまどこ」にも送信。

そろそろこけしが出てくるってこともわかっているつもりだった。かかしを撮り損ねたからこけしでもと思ったのに、またまた撮り損ねてしまった。
しかし、橋の端にも立っている! よしっとカメラを構えたけれど、正面からの姿には間に合わず、渡り終ったところに立っていた後姿になってしまった。
こけしの後姿ってのっぺらぼうだし、なんだかツルツルで撮っては失礼だったかしら。

こけしはあちこちにあるのね。今度は正面から撮ることに成功。でも、別にこけしなんて撮ってもおもしろくないわよねぇ。何で固執してしまったのかしら(苦笑)。

 

鬼首は雨で、水をたっぷり含んで重たい雲に覆われていた。(上左)
数年前に何度か来た道をトレースするように走っていく。ししたろ&パセリと一緒に、はじめてきたときの印象が強い。あの時はまだポプラはいなかったのよねぇ。
そうそのとき、ちょうど大好きだった「ちゅらさん」の放映時間になった。上るに連れて電波が届かなくなり、プロポーズのシーンを見逃してしまった。そして、今回もやはり朝ドラ「純情きらり」~ではなく、我が家では「純情にやり」と呼んでいた~の時間になった。今日は最終回。やっぱり見逃してしまった。これを書いている今でも最後? 最期?がどうなったのかわからない。
雲が低く山を覆っている。雨雨雨。雨に打たれて稲穂もうなだれているようだ。

 

トンネルを抜けると秋田は晴れていた

トンネルを抜けると、それまでのどんよりした雰囲気から一転した快晴が現れた。(上右)
3,527メートルの仙秋鬼首トンネル内(上中央)で、宮城県から秋田県に入る。秋田は予想通りお日様で歓迎してくれた。でも、画像は雲ばっかり。おかしいわねぇ、青空の写真撮ったつもりだったのに。暗いし…。

おそらくキャンプ地までの最後の町だと思う湯沢で買出しをすることにする。

何も決めずに行き当たりばったり。
地元の農家の方が作ったおいしそうな野菜を買う。

野菜を物色していると、隣で「芋子汁にはセリ!」と書かれたポップをししたろがぼそっと読んだ。
「芋っ子汁!?」興味深々のわたし。秋田名物といえば、きりたんぽとか比内鶏くらいしかしらなかったけれど、「芋子汁」という言葉の響きはアウトドア料理としてもなかなか良さげな香りがぷーんとした。
頭の上で「これに決まりっ!」とライトが点いた感じね。
他にはどんなものが必要なのかと、ポップを探してみると『芋の子会チェックリスト』なる小さな四つ切の印刷物が用意されているのを発見した。素晴らしいわ、このスーパー。

鶏肉、芋の子(里芋のことらしい)、糸こんにゃくなど、チェックリスト片手にどんどんかごに入れる。
パセ&ポプのごはんもこの材料でOK。

スーパーを出て走り始めると、真っ黒な雲が現れて、いきなり雨が叩きつけてきた。予報とも予想とも違うよ、と一瞬ひるんだけれど、雨雲ははぐれ雲だったのか、ほんの一瞬で抜けて、また青空が広がった。

カラフルな旗の下で、地元の運動会が行われている。由緒正しき運動会の姿に見えた。
昨今、幼稚園や小学校の運動会での場所取りの話を聞いている。
園庭・校庭が狭くなったのか、人の心が狭くなったのか。横目にチラッと流れていった地元の運動会ではきっとそんなことないんだろうな、と願うような気持ちになる。

標高1000メートル近くまでを1時間弱で上っていく。
空には真夏のような入道雲がどっかと座り込んでいた。
寒いと思ったけれど、もしかしてかなり暑いのでは? 長袖、しかもアイスブレイカーのメリノウールしか持ってこなかったことをちょっぴり悔やむ。北風と太陽の太陽が出てもわたしはこれ以上脱げない。

まだ少し早い紅葉狩りを楽しみに来ているのか観光客もちらほら見える。
湖が木々の間に見えてきた。
とても静かな湖だった。
K山などが見下ろす場所に、穏やかなたたずまいのその小さな湖はあった。

 

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