1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

秋田の湖で紅葉狩りカヌー

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無事に迎えた朝

2006年10月1日

5時前に起き出した。
夜中吹いていた風も、降り続けた雨も、まだ止んでいなかった。
そして、窓の外はまだ暗かった。
窓に打ち付ける雨は霧のようになったり、大粒になったり刻々と変わる。


8時には、ここを出発する予定だった。
まずパセ&ポプごはんをつくり、パセ&ポプに食べさせる。

わたしたちは昨晩のキムチ鍋におうどんと卵を入れて食べる。

外はずっと雨が降ってるのに、管理棟の中はストーブで乾燥していた。

6時頃、白々と明るくなってきた。
山々は雲の中。

パセ&ポプもすっかり管理棟に慣れて、片付けをしている傍を駆け回る。

そして、荷物を車に運びに行くと、パセ&ポプ一緒に様子をうかがう。

昨晩テントを張った男性グループは山には登れたのだろうか。車の姿はまだ管理棟から見えている。

パセ&ポプがごはんを食べてから2時間は車での移動を避けているので、その間に荷物を車に積み込みのんびりする。

ラジオで天気予報を聞く。一日中雨の模様。

7時半過ぎ、管理人さんにお礼のメモを残して、雨の中出発することにした。

* * *

昨日ししたろが行って、その混雑に恐れおののいて帰ってきた温泉のある山荘に寄ってみる。
山荘辺りは見事な紅葉だったから、と遠回りしてくれた。

山荘に入ると、地下がダイニングになっているらしく朝食の音が聞こえてきた。最近は旅館、ホテルなどを利用しなくなっているから、なんだか久しぶりに聞く音の気がして懐かしい。といっても一応1年に一度くらいはホテル泊しているのかな(苦笑)

館内は特に見るものもないので、そそくさと出てきた。

確かに山荘辺りは、色濃く紅や黄色に葉が染まっている。
雨が降っていなかったら、パセ&ポプとゆっくり散策もできてよかったのだけど、とても外に出て歩くような天気ではなかった。だから写真も車の中から…不精なわたし^_^;

ここは県境。山形からすぐにまた秋田県に戻る。

仙人の水という湧き水が道路脇に派手な旗とともにあったので、プラティパス2リットルと1リットルに入れてみた。雨に濡れながら凍るようにつめたい水を詰める。お賽銭も忘れずに入れた。

前方、低く、雲が広がっている。予報どおり雨はずっと降り続いていた。

道の駅。特に珍しいものなし。レディーボーデンの自動販売機が珍しかった(笑)

雨が激しく降る中、ひどく迷惑な運転をする壊れたBMW。煽ったり、あっちへこっちへと割り込む。とうとう我が家の車の前にも無理矢理割り込んできた。運転しているのは女性。ブレーキランプも壊れているし…(直しなさいよ~)。動きもとても目障りで、よく事故を起こさないですんでいると思う。まぁ、周りが接触されるのを避けて大変なだけで、ご本人は事故に向かって一直線という感じだけど気付いてないんでしょうね。あまりにひどかったので、なにかあったとき証拠にもなるように写真を撮り続けていた。

最後も無茶な運転だったけれど、目の前から消えてくれたときは、心底ホッとした。

右折すると寒河江、左折すると仙台。
どちらに行こうかずっとずっと迷っていた。
最後の選択を迫られた交差点。さあ、どうする?
選んだ道は、まっすぐ(笑)。
しかし、このまままっすぐ行くと、以前も通った狭い峠道だと発覚した。
変更しなくては…。

太陽が出てきた。

ぼけなし観世音菩薩も出てきた。寄らなくちゃと思ったけれど、今日は止めておく(笑)。

高速に乗るかまたまた迷ったけれど、まだ正午。高速に乗るのは早すぎる(高速に乗ると旅が終わった気がするの)。
高速脇の道に入っていくことにした。
大丈夫か?という細い道。しかも急な上り坂。ぐんぐん天へと上っていく。
もしかしたら、避けた峠道より危険だったかも!?と少々不安に慄いていたら、15分ほどで頂上に出た。頂上は雲の中で辺りの様子はなにも見えない。

仙人沢に出た。今日は仙人に縁がある。散策に良さそうな雰囲気のところだったけれど、ツキノワグマもいるのか、看板に熊の絵が描かれていたのですたこらさっさと逃げることにする。

あぶくま川は昨日からの雨のせいか、ドロドロの大河になっていた。

こけしも田んぼもみんな雨でぬれねずみ。

途中、レトロな郵便局を見つけて喜んだり、ひなびた商店街を抜けて、映画のセットのようなお店ひとつひとつにきゃっきゃっと感動した。

感動をそのままおうちにお持ち帰り~ということで、まだ明るいけれど高速に乗ります。流山で降りたときは真っ暗(笑)

たった2泊3日の旅だったのに、そんな短い旅とは思えないほど充実した時間を過ごすことが出来た。
秋田は、ししたろとわたしの爆笑する思い出の地だったりもするので、今回パセ&ポプと一緒に来ることが出来てよかった。今度は十和田湖でカヌーも浮かべてみたいと思っている。

* * *

あぁ~、やっと帰ってこられたわよぉぉぉ~。

短い旅だったのになぜかレポは3ヶ月もかかる長期な旅になってしまった。船旅世界一周から帰ってきちゃうわ(爆)。
お付き合いいただいた皆様、お疲れ様でした。ありがとうございました。

2020年8月
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