1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

秋田の湖で紅葉狩りカヌー

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なにが起きるかも知らずにのんびり過ごす午後

2006年9月30日-3

カヌーから降りて、ひたすらまったり。
シュラフは車の上でほこほこになる。
パセ&ポプは二人並んで草の上でごろごろ。

天気も良く、昨日より人出も多い。来週がベストになりそうな紅葉を少し早めに、ゆったりと眺められただろう。
ここがキャンプ場になっていることに驚く方がいたり、千葉から来たことを知ってそれはそれはと歓迎してくれる方がいたり、ここを訪れたことをことさら絶賛してくれた方もいた。
「ここは秋田で一番のおすすめポイント」だそうで、ここを選ぶなんて素晴らしいとお褒めの言葉を頂いた。知らなかったけれど、そうなんだ!?と嬉しさ倍増(^.^)
車がお好きな方も通りかかり、紅葉も真っ青(?)になるほどの我が家の真っ赤かな車のいでたちに目を留め、「かっこいいなぁ~。あ、ナンバーもいいねぇ」と声をかけてくれた(大テレテレ^_^;)。
もちろんパセ&ポプがいることに気付かれて「犬も一緒に泊まっているの?」と驚かれた方たちもいる。
犬連れの方も何組かいらしたけれど、海外で日本人に出会ったときのようにちょっとよそよそしい方の方が多かったかしら(苦笑)。

お昼ごはんは、とり農園のさがりと、とてもおいしそうだったのでスーパーで買ってきた砂肝を焼く。
あとは山岳グルメのカレーとパン。

そうそう、声をかけてきた方が、テント泊なんて淋しい食卓だと思ったのか、おにぎりをひとつ置いていかれた。
知らない方からいただくことは、こんな世の中で正直抵抗がある。
親切にしていただいたことに疑いを持つなんてこれほど哀しいことはないけれど、実際にあってはほしくないことが起きているから気をつけなければいけないことも事実。
アルミ箔を開くと、海苔で包まれていないおにぎりが現れた。具はシャケだと言っていた。
所謂塩結びというのだろうか。海苔で包まれていないおにぎりは生涯で初めての気がする。
さすが秋田、お米も美味しかった。
えへへ、しっかりいただいちゃいました(^^ゞ。
ごちそうさまでした~(^o^)丿

パセ&ポプをルームに入れると、やっぱり居心地いいふかふか場所(イスカのダウンブランケットとか、プロライト)を見つけて長くなる。

午後、コットに横になって本でも読もうと思ったら、本の上に寝るパセリ。
パセリがいなくなったと思ったら、今度はポプラが…。

仕方ないのでただ寝る(苦笑)。

15時
ほこほこふかふかになったシュラフとともにパセ&ポプもルームに。
これ以上のふかふかはないというシュラフにうずもれるパセ&ポプ。

ししたろさんは近くの温泉にお風呂に行った。

が、15分ほどで帰還。異常な混み方で入れなかったそうだ。
ならば! とお湯を沸かす。
そして、バケツに汲み入れる。(なんだかんだ役立つキャンプ用のバケツシアトルスポーツのキャンプバケットとかスノーピークのバケツとかね)。
このとき、思い出した。ジェットボイルの活用にいまいち必要性を感じないわたしが、唯一これがあればと言っていたことがある。
福島でランラン・キャンプのとき、まだ日本に入っていなかったジェットボイルをこちょびさんがお披露目してくれた。
そして、わたしが言ったのは、「これならお風呂がすぐできる!」。

ジェットボイルがあったら時間とエネルギーの節約ができただろう。
今回持っていないわたしたちは、ヤカンとお鍋でお湯を沸かし、水と混ぜて適温にした。(帰ってきて即購入しちゃいましたよ(笑))
頭を流し、身体を拭き、残ったバケツのお湯を見て、「あっ!」と閃いた。
コットに座って足を入れる。「MY 足湯」(←ぴょんぴょん・おーじの登録商標です(ウソ)。ほんとはプライベート足湯って書こうと思ってたんだけど、調べたらいっぱい出てきちゃったので急遽変更(笑))。

うひゃあーっ、気持ちいい~♪
温泉の効能はないけれど、リフレッシュ&リラックスできること間違いなし。
ししたろも想像以上の気持ち良さにうひょうひょ笑っていた。

身も心もすっきりした16時過ぎ
パセ&ポプごはんを作り始めた。 * * *

未来のことはわからない。
いつもちょっと先のことだって何もわからずに「今」を生きている。
そう一寸先は、闇ではないけれど、わからない。

でも、虫の知らせというのもあるわね。
せっかく知らせに来てくれても、気付かない…ということもある。

午後になってから吹き始めた風が少し強くなってきていた。
天気予報は荒れるなんてことひと言も言っていないけれど…

コットに腰掛けて、iPodから流れる歌を口ずさみながら野菜を切る。お肉も切る。

パセ&ポプはすぅすぅ寝ている。

わたしたちは、このまま、いつものように、ごはんを食べて、シェルの中でぬくぬくと過ごすはずだった。

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