動いてもハチはポプラの後ろ足から離れない。
思わず首にかけていた手ぬぐいを手にして「いけないんだよ、ほんとは」と頭のどこかで響くのを聞きながら「じゃ、どうすればいいのよ!?」とバシバシとポプラに向けて手ぬぐいを振って、ハチを払いのけた。
ハチは一匹ではなかった。
ししたろが「戻れっ」と叫ぶ。
わたしの頭の周りにもハチが飛んでいる。
パセリもポプラも言われるがまま、いま来た道を戻る。
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気を取り直して外を眺めると、びっくりするほどの晴天。
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さあ、あとはキャンプ場を目指すだけ。
戸隠のキャンプ場は以前一度来たことがある。(戸隠~野尻湖)
しかしそのときは、都内を15時に出るという無謀なスケジュールで、10月だったこともありすっかり日も落ちた真っ暗な中を走り抜けた。だから、周囲の景 色がまったくわからなかった。明るい中を走った今回、はじめて戸隠が観光地だと実感。お蕎麦屋さんがこんなに軒を連ねていることもまったく知らずにいた。
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Yukoさんがランブリ5を持ってもどってきた。
ほどなくして、ぷう家も到着。ぷうパパは仕事で今回はいない。ぷうママの運転で、お初のスケくんとぽんたくんも元気に車から降りてきた。
とりあえず、休憩を!とおしゃべりに突入。
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当日の早朝。
着てゆく、服が~、まだ決ま~らない♪
いらだた~しさに、唇噛んで~、わ~たしほんの~りぃ、涙ぐむ♪
(南こうせつ、だった?)
朝、起きて、着替えをしたら、合わないっ。
先日髪を切ったからか、用意していた服がぴんっとこない。頭がぼーっとしているせいもあるかもしれないけれど…。
引き出しからあれやこれやと取り出してみるが、最近購入したものはどれもこれも合わない。困った。
どんどん過去に遡り、数年前に気に入っていたTシャツを引っ張り出した。
ししたろさんは、その間に最後の荷物を運び込み、準備万端。
帽子はどれにしよう?
うーん、なんかちょっと街仕様だけど、まっいいか、と今年流行のハワイアンなカウボーイハットもどきを頭に乗せた。
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