1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

乗鞍・木曽キャンプ 25

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8月25日: うららかな午後~はちゃめちゃな夜

パセリにくっつくポプラ
おっひる~♪
離れないポプラ

パセ&ポプはお昼寝タイム。私たちはお昼ご飯。パセ&ポプは向きを変えてまた寝る(^_^)

* * *


アッと言う間に日が暮れてきた。

高い木に囲まれているサイトだから暗くなるのも早い。

今夜でこのキャンプ場ともお別れ。そう思うと淋しい。

が、ここは携帯が通じない。つまり通信ができないということで、仕事も出来ない(^^ゞ、明日は文明社会に戻らなくては・・・。


今日は最後の晩餐。

そうだ、この前ししたろが「ほしーっ」と抱きしめて買って来たUFのネイチャーストーブを使ってみよう。

「ティシュー一枚でも火が点くんだよ!!」と何度も聞かされたネイチャーストーブ。

「とってもコンパクトだから非常時でも役に立つよ」と言われたネイチャーストーブ。

使ってみようじゃないの(笑)

あり合わせの材料をネイチャーストーブで焼いてみることにした。タレは、ポン酢系とニンニク醤油系を作った。そして、昼間作ったポテトサラダ。

しかし、ネイチャーストーブで焼くのはなかなかタイヘンそう。故に名付けて「ちまちま焼き」だ~(笑)

なーんて、夕食の準備をはじめていた時、一台の車が入ってきた。夕方4時を過ぎていた。車から出てきたのは女の子ばかり4人。このキャンプ場はオートキャンプ場ではないので、車から荷物を運んでいる。うちのサイトはたまたま車を脇に置けるところだった。彼女たちの荷物運びが大変そうだったので、ししたろが見かねて車をうちのシェルの脇に停めて荷物を運んだらいかがと声をかけた。

* * *

彼女たちはシェルの脇に車を入れて、そこから荷物を運び終わると、テントの設営をはじめた。

えっ、説明書見てるよぉ。大丈夫!?

彼女たちのことが気になって、なかなか「ちまちま焼き」を食べることが出来ない。

しばらく彼女たちは彼女たちでがんばって、「すみませーん」とうちのサイトにやってきた。もう既にあたりは薄暗くなってきていた。

ししたろが彼女たちのサイトに行ってみる。

テントが設営できた\(^_^)/

タープを張るのはやめたらしい。

「ランタンは点けられる?」と聞いたら、はじめてだとのこと。これもししたろが、マントルも焼いて点灯。

ほどなく、彼女たちのBBQがはじまり、我が家も「ちまちま焼き」で夕食をはじめることが出来た(^_^)

* * *


あたりは真っ暗になってランタンの灯が頼りになる。

が、今夜は夢のような世界ではなかった。

ランタンには虫が集まりはじめ、ふと見るとパイルドライバーにも群がる虫、虫、虫(–;)

天気が良かったから虫が大発生しているらしい。

虫寄せに点けているランタンだから仕方ないんだけど、あまりにも多すぎる。ランタンをパイルドライバーから外して、地面に直に置いてみた。もちろん、ししたろが・・・(^^ゞ
地面が一面、キラキラ、きらきら輝きはじめた。

え゛っ、キラキラが動いてる!!! も、もしかして、む、ムシ~っ(>_<)

アリより小さな羽のついた虫がゾロゾロと光に向かって歩いていく。足下がぞぞぞぞっとした。パセ&ポプをテントの中に入れて置いてよかった。

きらきらは、留まることなくどんどん増えて、一心不乱ランタンに向かう。ひゃーーーーーーーーーーっ。まるで地獄絵図。かなりコワイ。

見たくなくても目に入る。考えたくなくても考えてしまう(>_<)


ランタンを消して、ネイチャーストーブで焚き火することにした。もちろんサイトから少し離れたところで・・・(^_^;)

ワタシは、すでにパワー激減。早々にパセ&ポプのいるテントに入った。

パセ&ポプと一緒にシュラフに入っていると、車が入ってくる音がした。こんな夜に新しいキャンパーが来たらしい。ししたろが「釣りに来たんだって!」と外からワタシに声をかけた。

あのダートを真っ暗な中走ってくるヒトもいるんだ。。。ワタシはすでに半分夢の中。。。Zzzzz


そして・・・なぜか今日デビューしたネイチャーストーブの部品は消えていた。

虫が持っていったの…???
そんなことあるわけないよね(–;)

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