朝、何度か目が覚めて、5時過ぎに時間を確認した。 もう少しシュラフに入っていよう。
6時過ぎてシュラフから抜けてリアのカーテンを開ける。
ん?
ししたろが運転席に移って行くと、言った。
「あれ?」
「雪?」とわたし。
リアウインドから外をよく見てみると、積もっている。
内と外。
温度計、外にぶら下げたままにしてしまっていた。
そして真っ白になっていた。
フレームやメッシュなど、あちこち凍っている。
朝一番のおトイレタイム。
野鳥の会の長靴”カモフラージュ”、初登場。
冬用にはやっぱり大きめを買って底を敷いて保温した方がいいかも。
まずはパセ&ポプの朝ごはん。
昨晩温めてランチジャグに入れておいたもの。
ちょうどよい温度になっている。
コラプシブルコンテナSに入れて出来上がり^_^;。(これはパセ&ポプ専用のコラプシブルコンテナです。わたしたち人用はまた別にあります(^.^))
ごはんの後はまた雪の中へ。まだポプラの足も完治していないので散歩ほどではなくトイレだけ。ダウンベストにダウンジャケット諸々諸々を着込んでいるわたし。そんなわたしに似て軟弱なパセ&ポプは、すぐにテントに入る~、車に入る~とねだる (笑。
今年はじめ、スノーシューでこの場所にやって来た。
雪の中、パセ&ポプを連れてくるのはためらわれたから、わたしたち人間だけで…。
犬連れで雪中キャンプ、スノーシューを楽しんでみたいけれど、雪玉のことを考えるとなかなか雪遊びを躊躇してしまう。この場所は雪がどっさり積もっていたら車では入ってこられない。だからパセ&ポプとこの雪景色をみることは難しいと思っていた。
今回のこの雪はわたしたちの望みを叶えてくれた素晴らしいプレゼントになった。
カーサイドタープ内から見える景色→→→
わたしたちはおにぎりとおでん。おでんは350mlのランチジャグに入れて温かさを保つ。写真じゃあつあつに見えません(苦笑。
8時前車が2台ほど走っている音が聞こえた。道はどうやら通れるらしい。
どこかで雷のような音がする、とししたろが言う。
わたしには近所の学校で運動会のときに鳴らす花火のような音が聞こえた。
雪の中なんだろう? 猟でもする合図だろうか、何の根拠もなくそう思った。もしかしてなにかの本に書かれていた? しかしその後音は頭上高く飛んで行く飛行機の轟音だけになった。
昨日通って来た林道は細く崖側の路肩も緩くなっていた。大中型車通行禁止にもなっていて、うちのD5でもぎりぎりなくらいだったから、この雪の中通るのは避けたい。
止むかと思った雪はどんどん降り積もっていく。のんびりお昼頃に出ようかなんて言っていたけれど、このまま降り続くと危険?と9時頃から撤収にかかる。
荷物は少ない。 カーサイドタープは塗れたままジェットバッグに入れた。
わたしたちが居た場所がよくわかる。
キャンプした跡を残さないように…というルール違反をしているような気がしてしまう。
10時脱出(笑。
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