4時半頃から人の動く気配がした。
みんなとても朝が早いらしい。わたしが遅いんですけど…(^^ゞ
6時頃になってごそごそと起き出した。
もう、お仕事でデイキャンになってしまったうみ家が到着しているはず。
すでに起きていたゆうこさんによれば、駐車場に車はあるけれど車の中はもぬけの殻だったらしい。
とっくに準備万端かもしれない。
カヌーは車の屋根に載せたままだったので、駐車場へ行く。
ちょうどうみ家も散歩から帰ってきた。
ドクちん家は今日1歳4ヶ月のひなちゃんがカヌーデビューで、ドクちん家のカナディアンにはひなちゃんのための愛情がこもったシートが出来ている。
しかし、肝心のひなちゃん、まだおネムだったようで、「のらなーいっ、びー(泣」とパパとママを困らせていた。結局パパの力作のシートには座らず、バウのママに抱っこされる形で乗ることになった。
パセ&ポプは勝手に舟に乗り込んで待っている。
奥のグリーンのパスファインダーはうみ家のカヌー。やっぱり、おとなしくうみ&くぱが待っている(^^)。
湖は、皺のないシルクのような湖面だった。
これなら早いうちに湖を横断して白岩まで行き、ゆっくりと岸辺沿いに戻ってこられるかもしれない、と舟を進める。
ひなたちゃんのカヌーデビュー。快適なクルージング。
さっきまで泣いていたひなたちゃんはすっかり笑顔になって、ひなちゃんパドルを振り回す(笑。
ちょうど2年前にひなたちゃんの誕生祝にプレゼントしたパドル。2年前はまだまだ眠るのがお仕事のベイビーで、パドルなんて使えるようになるまでずいぶん先のことだと思っていたのに、もうすっかり使えるくらいに成長していた。早すぎるっ(笑。
凪、凪♪なんてのんびりパセ&ポプ度リングしていたら、街の方にかかっていた雲がこちらに向かってくる速度が段々と速くなってきた。
パセ&ポプは全く意に介していない。
ドクちん家は修治さんだけのパワーなので、スピードが出ない。
このままでは風が出てきてしまうということで目的地変更。湖の真ん中辺りから赤岩方面へと針路を変えた。
それでも風が出てくるのが早かった。
カヌーデビューのひなちゃんが怖がってしまうといけないので、早めにキャンプ地に戻るコースにする。いざというときのために、ダブルパドルも入れてきていた。うみ家もしっかり持ってきていた。さすが~っ! (註: 「犬連れレスキュー・ワークショップ」でカナディアンでもダブルパドルは有効と知ったわしたち!!)
ひとりのパワーでがんばっている修治さんにダブルパドル使う?と声をかけるけれど、シングルパドルで頑張った。パパは強いなぁ~(尊敬。
キャンプ場近くまで戻って、ここまでくれば大丈夫というところで、3艇をつなぐ。
お湯を沸かし、コーヒーを淹れる。それぞれ持ってきたパンなどで軽く朝食。パセ&ポプもこういうときは普段もらえないパンをもらったりする。
だからキャンプってすき。
キャンプ場では、もうみんな撤収作業をしている。
ふと湖面を見ると、1本のパドルがぷかぷか浮いていた。
ひなたちゃんのパドルかと思ったら、ゆみこちゃんのパドルが逃げ出したようだ(笑。
3艇つなげているから、みんなで移動してパドルを救出する。
yukoさんからいただいたお気に入りショット。
風が出てきた。
波も立ってきた。
さあ、帰ろう。
ポプラがバウに行き、ばっちゃんばっちゃんと跳ねる波を楽しんでいる。
斜め右前方から大波が飛び込んできた。ポプラも水をかぶって濡れたし、わたしも膝から波をうけてしまった。つめたいよぉ~。ポプラは全然平気みたいだけど(苦笑。
写真ではキャンプ場が遠く見える。すでに撤収させたサイトが多く、テントも少なくなっている。
凪いでいる湖面もいいけど、こういうのも楽しいのよねぇ。
写真じゃ全然わからないでしょうけど。って、比較的穏やかなときに撮るしね(^^ゞ
けたけたと笑い声が聞こえる。
出艇するときは泣き叫んでいたひなたちゃん、「なみ、ざぶぅ~ん」とバウに立って喜んでいる。
ポプラと同じだわ~っ♪
うみ家のクーパーは相変わらず、舟の底で寝ていて、姿が見えない。
うみくんは、この波で「キケンキケン」としきりに目で訴えていた。
吹流しはほぼ水平になっている。
雲もどんどん近づいて来ていた。
そのまま出艇した駐車場に戻り、カヌーを車に載せる。
いったんパセ&ポプも車内に乗せると、パセリはさっさと3列目のシートに行ってくるりと丸くなった。もう出発すると勘違いしたようだ。
「サイトに行くよ~」と言うときょときょとしていた。やっとゆっくり眠れると思ったのかなぁ。