1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

九州-山陰 3186km くるま旅 08(萩~出雲~鳥取)

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パセ&ポプと朝のひととき1ぐっすり寝て7時前に起床。
目の前に広がる浜へ朝の散歩にいく。
肌寒く感じるほどで、散歩には快適。だけど風がある。
パセ&ポプは大はしゃぎ。わたしたちはパセ&ポプおばかに拍車がかかる。画像はLOVEパセ&ポプな人(俗に言う、家族)向けで特大なので、パセ&ポプに興味のない方は画像はクリックしないでください(笑。

パセ&ポプと朝のひととき2昨日だったかとんびなどが食べ物などを狙うので注意、という看板を見かけた。
そういえばずいぶん前に葉山の公園で仔犬(小犬)がとんびに連れ去られるという話も聞いた。
空を見上げてとんびがいるか確かめる。

ボールを見つけたホプラは大事そうにしていた。
パセリも相変わらずぴょんぴょん跳ね回る。
走り回るってことできないからねぇ。発散してちょうだい。

道の駅キララには足洗い場もあった。
夏は賑わうのだろう。

出雲大社へ出雲大社へ向かう。
昨日不気味に感じた大社前の道の駅へ行く。案内マップを見ると大社までは意外と歩くことになりそうだ。
パセ&ポプといけるところまで行ってダメなら帰ってこようと思っていた。
掃除をしているおばさんに念のためペット連れで行けるのかししたろが聞きに行くと、犬を連れて歩いている人もいるし、もっと近くの駐車場がいいですよ、と教えてくれたそうだ。

チャリダーさん車を移動する。
パセ&ポプと一緒にはいれるなら、万々歳だ。昨年行った「石山寺」はペット禁止だったもの。
大鳥居の前で左折…と思ったら目に入ってきたギターを担ぐチャリダーさん。
あっという間に走っていく。早い!

大社の脇の無料駐車場へ入った。まだガラガラ。20分の1程度しか車は停まっていない。
入り口にいちばん近い場所に車を停めることができた。

出雲大社散策駐車場から入っていくと遊園地を抜けて参道に直接入ってしまう。大鳥居をくぐることができないので、脇から戻っていくことにした。GWも終わり、人出もなくなったからか木々の診断治療をしている。木の根元近くにいくつも栄養剤が刺さっている。あまりの人込みで木々もお疲れなのだろうか。それともこれからの夏に向けてのエネルギー補給か。

大鳥居まで戻り、くぐって参道へ入る。
玉砂利を踏みしめながら進んでいく。

神社や寺ってなんか違うパワーを感じてしまうのは、先入観なのかな。
それともやっぱりなにかあるのかな。
わたしはなにか違うのだと信じているけれど…。

水舎で手を清め、拝殿へと進んだ。
ん、なんか違う。
何の予備知識もなく行ったので、ただなんとなく変としか感じず、本殿はどこだろうとぐるっとまわっても、まだ気付かないわたし。
ししたろが「たしか平成のなんとかとか言ってたよ。一生に一度くらいしかチャンスがないことがあるらしいよ」と言っている。

拝殿の脇にある宝物殿にわたしだけ入ろうと受付に行くと、ししたろとパセ&ポプの姿を見ていた受付の女性が「抱っこしてれば一緒に入れますよ」と言ってくれた。
まさか入れるなんて思っていなかったので、パセ&ポプを抱っこして入っていく。

出雲大社って寛大だ。さすが大国主大神「だいこくさま」。
いろんな神社や寺とは違う。
関わっている人も意識が違うのね。

受付の女性がGWはどんなにすごい人手だったか、「平成の大遷宮」、「御本殿特別拝観」の人の列の様子がどんなに大変なものだったかを聞かせてくれた。
ししたろが言っていたのは「平成の大遷宮」での特別拝観のことだったのね、そしてなにか変と思っていたのはこのためだったのね、とやっと理解した。

神聖な空気に触れながら、また玉砂利を踏みしめて参道の脇を戻る。
おっと、拝むのを忘れてしまった(苦笑。
あわてて戻ったけれど、心の広い神様だもの、と遠くから手を合わせてこっそり拝んだ。
平日とはいえ、時間的に観光バスでやってくる人たちも増えてきた。

巨大な日の丸がはためいていた。久しぶりに見た。

パセ&ポプのごはん出雲蕎麦

駐車場に戻り、パセ&ポプのごはんにする。
そしてパセ&ポプのはらごなしの時間に、わたしたちは開いたばかりの駐車場前にあるお蕎麦屋に駆け込んだ。
割子三段と釜揚げそばを頼んだ。
割子三段はトッピングが違うかと思ったけれど、どれもおなじ葱だけだった。
田舎蕎麦というのか、素朴というか、これまで食べてきたお蕎麦とは違う感じ。出汁はサバブシなのかしら。

パセ&ポプが待つ車に戻る。
ほんとに助かったのは涼しい天気。
半袖なんてとんでもない、と思うような涼しさはパセ&ポプにとって最高の気候で、わたしたちも安心していられる。もちろん突然温度急上昇なんてこともあるから、それは気にしているけれど。

出雲大社近辺出雲大社駅雲州平田駅

JAで観光マップをいただく。
檜の香グッズも頂いたけれど、その香は我が家のお風呂と同じで、車の中がお風呂の気分になってしまう(苦笑。

鉄道少年でもあったししたろは出雲大社駅も覗いてきた。

写真を眺めていたら、記憶にない駅の写真があった。「雲州平田駅」

宍道湖街を離れ、脇を走る。黒くて重そうなおどろおどろした光景が広がっている。お天気のせいなのだろう。
日本海側は潟湖が多い。
その昔は砂州で湾がなくなり、今は砂がもっていかれて浜がなくなる。
でも浜がなくなっているのは人災らしいけれど…。

そして、今度は…。
ナビを見ていたら、不思議な線路を発見。(発見したのはししたろさんだったかも(^^ゞ)
あやしい。力に任せて線路を引き込んだ傲慢親父がいたのでは?といぶかしく思った。

しかし、ウィキペディアによると「一畑寺(一畑薬師)への参詣鉄道として3.3km北の一畑駅まで線路が延びていた」とあった。あぁ、すぐあんな考えに走ってしまうなんて毒されているなぁ、わたし。
>> 一畑電車

一畑電車鉄道少年だったらしい頃の姿をむくむくと見せるししたろは、興味津々で駅舎へ行き、「入場券がコーケンなんだよ!」と頬を高潮させて戻ってきた。
「コーケンって?」鉄道マニアじゃないわたしには一瞬わからなかった。
硬券ってことなのね。で、わかったところで「だから?」って感じだけど(笑。

地方で1輌2輌の電車を見るとカメラを向けてしまうけれど、強い思い入れはない。

時刻表ももらってきたししたろは、あと2-3分くらいで電車が来るはずなんだ、と線路を眺めている。
しかし、来る気配もなく、時間になっても来なかった。
時刻表の見方が違っていたらしい。
置いてあった時刻表は一畑口駅だけのものではなく、全駅の時刻表だった。

一畑電車それでもしばらくすると電車がやってきた。
菜の花色の二車輌。
ホームに入って停まるとすぐに運転手が飛び出してきて、ホームを駆け抜け、車掌室(スイッチバックでこれからは運転室)に飛び込んだ。
ドアが開くと同時に飛び出したのはカメラを構えたおばさん。
駅舎をカメラにおさめてまた電車に飛び乗っていった。
のんびりした雰囲気の中で忙しそうなおふたリだった。
小さな駅でもホームは2つ。
線路脇にはキッス&ライドじゃなかったパーク&ライド駐車場が完備されている。

線路をわたり住宅の間をつけようと思ったら、通り抜けられなかった。
線路の点検修理をしている人たち、声をかけてくれたらいいのに…(苦笑。
それにしてもこの線路を維持するために4-5人の人たちがどれくらいの時間をかけているのだろう。

宍道湖道の駅 鹿なぎさ公に寄ってみる。
カヌーの貸出やシャワー施設も整っている明るい雰囲気の道の駅だった。
相模ナンバーのご婦人に「さっき出雲大社で見かけましたよ」と声をかけてもらった。
パセ&ポプがいるとあちこちで声をかけてもらう。
なかなか先に進めなくなってしまうこともあるけれど、かわいいという言葉はなににも換えられないわたしのパワーの第二の素。第一はパセ&ポプ自身(^^ゞ

九州から山陰をずっと走ってきて少々感じたこと。
道を譲ったりしても挨拶をする人たちがとても少ない。
無理矢理入ってきたりする車は多いのに…。
動くペースが違うのはわかるけれど、そのタイミングで入ってくるの~?という車は非常に多く感じる。

境港13時 境港へ。

隠岐へ行くフェリーを念のため見に行く。
隠岐へはパセリを迎える前に客船で行き、また訪れたい場所5本の指に入っていた。
今回の旅も当初は隠岐へ行くことがほぼ決まっていた。
しかし、鬼太郎などの妖怪を使っての観光キャンペーンをやっていることを知り、行く気が萎えてしまったのだった。
港に近づくと、妖怪があちこちにたくさん出てきた。
フェリー乗り場の駐車スペースも排他的で、不案内。
有料駐車場の案内はでかでかとあったが、有料に入れてまで見物をしたいと思えなかったのでぐるっと周辺をまわると、わざとわからないようにしているのかと思えるほど小さな駐車場の看板が見えた。フェリーについての資料をもらうためにみなとさかい交流館に行く。
フェリー乗船の窓口もあった。
ペットはバスケットなどのかごに入れて「本土から隠岐」は900円だそうだ。
それにしてももう少し素朴な感じというか、日常的な航路と思っていたけれどそうではないような感じがした。ここでも排他的な雰囲気。
笑顔は無駄だとでも思っているのだろうか。みんな冷たい表情をしている気がした。妖怪パワー?^_^;

境港市のサイトを見たら、妖怪と魚がいっぱいの境港市って書かれていて、おいしそうな魚の上に妖怪がずらずら並んでいる。
妖怪ばかりのことが書かれていて調べたい情報は出ていないし、リンク先は壊れたものばかりだし、あぁ、頭痛がする。 隠岐はもう行かないかもなぁ。。。

山陰道?漁村白兎海岸

15時 山陰道

国道から外れての間を通る。

16時過ぎ、道の駅神話の里白うさぎに寄る。ここが良ければここを宿泊地にする予定だった。
しかし国道の脇であることと、その逆側が山になっているためかちょっと窮屈な雰囲気。施設内もかなり静かで、夜はある意味相当静かになりそうなのでそそくさと出ることに。施設の入り口前で立ち話をしていた人たちは関係者らしく、企画会議をしていたようだった。
「うさぎのストラップとかどう?」と。
「いいと思う♪というか、まだなかったの?」と加わりたかった(笑。

17時を過ぎたので買出しをする。イオンがあった。
そろそろスーパーなどの食事は飽きてきた。
せめてサンドウィッチでも自分たちで作った方がいい。
長距離でも時間がもっとふんだんにあれば景色の良い場所でのんびりしながら旅ができるだろうけれど、今回は九州まで足を伸ばしてしまったのでのんびりする時間はもう残されていない。先へ先へ進むためにも食事に文句は言っていられない。

道の駅かわはらそれでも今夜は明るいうちに宿泊場所を決めてゆっくりすることにした。
18時に道の駅かわはら
食事処が充実しているらしい。
しかも、ファミリーマートまである。しかもしかも、なんと24時間オープンだった(-_-;)
これだけ充実しているのにお風呂がないのはとても残念。

食事どころは充実していたけれど、あまり食指をそそるものはなく、買って来たものと道の駅で揃えたものを車内で食べる。メインはこの道の駅で買った牛寿司(え、お寿司だったの?と今頃気付く)とカレイのから揚げ場。
牛寿司は一口もらったけれど、刻んだらっきょが混ざっていて、苦手なわたしはうひゃ~と叫んだ。らっきょが入っているよぉとししたろに返すと、らっきょ好きなししたろは「そういえば入っている?」というくらいあまり感じなかったらしい。

金曜日の夜だったので24時間オープンしているコンビニが心配だったけれど、まったく気に必要もなく夜は静かに過ごすことができた。

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