アーカイブ

九州-山陰 3186km くるま旅 07(萩~出雲)

朝の風景5時頃目が覚め、6時半頃に起き出す。
暑くなくてたすかった。
地震情報が夜中に何度も入っていたのも気付かないほどぐっすり眠っていた。

地震は5弱(栃木県)と5弱(茨城県)で同時に起きたらしい。
母にメールを送る。

パセ&ポプは乾燥野菜とマッシュポテト、関ちくわでごはんにする。
わたしたちは昨日買っておいた五目おにぎりと淹れたコーヒー。

となりに泊まっていた、定年後の旅といった感じのご夫婦が声をかけてきた。「カーテンがあるといいでしょうねぇ」。そう、カーテンがあるのとないのでは雲泥の差があることを身を持って知っているわたしたち。D5にして仮眠をとるとかなど、毎回のように「カーテンはいいねぇ」と話すくらい。車中泊を考えている人がいたら、まずカーテンを薦めたい(^.^)。
7時半には、そのご夫婦は「お先に♪」と出発していった。
8時前にはベンチで寝ていたバックパッカーもてくてく歩き出した。
道の駅の従業員らしい人たちがやってくる。

萩市内わたしたちも出発をする。
萩の市街をくるっと見ようかということで、なんの目的もなんの予備知識もなく進んでいく。
萩美術館で北斎展が開かれていた! (今回のぴょんぴょんおーじのトップバナーは北斎の波を参考にしたもの^_^;)

レトロな雰囲気の、保存している施設かと思ったらばりばり現役らしい萩商高の校舎。
こんな校舎に通っていたらなにかかわりそうな気がする。なにが変わるかわからないけれど。

その高校の脇道を入っていくと住宅地で、車がすれ違うのが難しいくらいの細い道。
通勤通学時間でのんびり走っているのはわたしたちくらい。もうしわけないので違う場所へと移動する。

萩駐車場発見。
パセ&ポプの散歩も兼ねて住宅街を歩くことにした。
なにも知らずに迷い込んだところだけど、どうも観光スポットらしい。
夏みかんが3つで50円とか、鯉のえさを玄関先で売っている。
だいたい住宅地の端に無料の、しかも綺麗なトイレ完備の駐車場があるんだから観光スポット以外ないでしょう。
道路と家の間には堀があり、大きな鯉がゆうゆうと泳いでいる。拓殖大学を創設し、明治の総理を三度務めた公爵桂太郎の旧宅もあった。

鯉が大好きなポプラとびこみそうな勢い鯉に目の色を変えてしまうポプラは、やっぱりここでもかぶりつきで鯉の姿を追いかける。
しかも水を恐がらないからずるずると降りていくし。

観光マップ

やはり、観光地みたい。
←看板発見(^.^)

母から電話が入った。
やはり地震は大きかったようで、外に出ようかと思ったくらいだったらしい。父は冷静で、これで終わると予言(笑)していたみたい。帰宅後仕事場の仮棚が落ちていた。レンタル用PFD(ライフジャケット)くらいが掛かっていただけなので、実害はなかったけれど、その光景を見て、旅の最中に地震があったことを思い出した。

静かな松本川のほとり松本川のほとりも歩いてゆく。
オンシーズンだとこんな風にのどかに歩けないんでしょうね。まだ、なんにも知らずに歩いていたわたしたち(苦笑。

萩焼萩焼のお店があったので入ってみる。
お椀と小鉢を購入。
GWは、ものすごい人出だったらしい。
静かな雰囲気じゃなかったんでしょう。
今はいいですよ~と言われた。
陶器市など、デパートなどの催事場に出すと手元に入るのは4割だそうだ。10万円の値をつけても4万円しか入ってこない。
だから催事にも出さず、萩のここのお店だけでやっている、と話してくれた。とても手ごろな価格の器たちが並んでいるのはそのせいもあるのかも。
>>元萩窯

まだまだ覗くポプラししたろは萩をかなり気にいったらしい。引っ越そうか、とまで言っていた(笑。
ポプラも相当気にいったらしい。
うちの池にも鯉いたんだけどねぇ。盗まれたりしたしねぇ。でもポプラのためにまた飼いましょか、それとも萩に引っ越しますか…(笑。

どこなのか、なんなのか住宅街を後にして、またふらふらとドライブ。
カメラにおさめられていた車からの写真。いったいなんなのかどこなのか、わからない(^^ゞ

パセ&ポプと歩けるか偵察中キャンプしてく?ちょっと見て来るね~

次に立ち寄ったのはまた、たまたまの越ヶ浜。
駐車場に車を停めると「キャンプ場」の文字を発見。
のんびりお店の前に水撒きをしているおみやげ店の人に「キャンプ場はどこですか?」と訊ねると、
「キャンプぅ? 最近はやる人いないんですけどねぇ。やるなら、あっちの方で…」との応え。

パセ&ポプと、そのおばさんが指差した方へふらふらと向かった。
小さな湾になっているそこは、釣りしてキャンプできるわたしたちには願ってもない場所。
ただしテントを張れるスペースはとても狭い。でも平日だったらオートキャンプもできるかな。
今夜泊まっちゃう?なんて意見もあったけれど、まだまだ先は長いので次回に。

阿武町道の駅に寄る。
隣には「テルメ阿胡
この「阿武町道の駅」は道の駅第一号らしい。
写真を一切撮っていなかった。

牧草のラッピングを道路脇でやっている和やかな道を進むと、また新しい道を作るらしい。今でも不必要なほど立派な2車線で、誰にもすれ違わないけれど…。GWは混雑渋滞があったのかしら。まあ、それでも年間数日のために作らなくてもいいのでは、とまた思う。
野生の藤黄色いガードレールほら、ガードレール、黄色いでしょ!?

あちこちで藤の花が満開。

いつも山道を選んで進むタラの芽ナビがあたふた

12時30分。
ナビにない県道303号線を走る。山の中。

静かな湾トンネルを抜け、橋を渡り、小さな漁港に迷い込んだ。

ひと気がなく、おだやかな湾。

しーんという音が聞こえる気がした。

ゆとりパークたまがわ島根県との県境、田万川町にある温泉
隣にはオートキャンプ場もあった。ただし、このキャンプ場は日影のないまっ平な広場なので夏は辛そう。
すぐ近くにも道の駅「田万川温泉憩いの湯」があった。こちらもP泊可能な雰囲気。

益田市益田市 全体的に白く霞んでいる。
山陰を走っていてずっと白くすっきりしない。

You me town14時
この先にどんな街があるかわからないので、早々に買い物をすることにした。
You me タウンというスーパー。
入ってびっくり。大きかった。

山陰道に山陰道無料区間という標識が出てきて、これは乗らなきゃと車を向ける(笑。
どこからどこへ行く道なのかまたわからない。

そして、乗ったら行きたい方面とは逆に連れて行かれてしまった。
いったん降りてまた逆方向へ。数分前に通ったトンネルをまた逆方向に通る。

ゆうひパーク浜田道の駅ゆうひパーク浜田があったので寄ってみる。ここは道が有料になるとSAになるのかしら?

スーパーで見かけてなんだろうと思っていた『赤てん』。これはかまぼこに赤唐辛子をすりこんでいるもの、とここで知った。
この道の駅は情報も充実しているし、日本海に沈む夕陽も感動的だと思う。
キャンピングカーも停まっている。
わたしたちは少し遅めの昼食をとりながら、夕陽の沈む様子を想像した。

浜田自動車道浜田から一気に江津へ。
誰もいない、誰も来ない。
ほとんど車とすれ違うことがない道路だった。

そして、一般道に降りる。

ずっとご一緒でしたスピードレーダー発見!
くぼ地に隠れていた警官たちがこちらに向かって敬礼をする。

「え、なに?」

ふと見れば前の車は8ナンバーで車の屋根にはカバーがかかっていた(笑。
制限速度で走っていたのは警察関係者の車だったからなのね。
おかげで制限速度を少しも超さないでこれからもずっと走ることになる。
県警の車だったのか、その車とともにいた時間はとにかくずっとずっと長かった(笑。
トンネル、海沿いの道、工事現場でも、「右、石見銀山」と書かれているところでも、山道でも、ずっとずっと。
市街地に入り、やっと2車線になると、右折して警察署へと入って行ったその車。
あぁ、やっと開放された~(笑。
写真を見ると、トンネルで撮った写真に偶然写ってから、ずっとその車が画像に入っていた(笑。

県警の車とランデブー中の16時半過ぎ、島根県大田市仁摩町宅野あたりで、対向車線の向こう側草むらの中にヒッチハイカーがいた。
赤と紺の旗がひらひらしている。
朝、影ながら見送ったバックパッカーらしい。
対向車線側にいるのはなぜだろう?
ヒッチハイクで移動しているとは…。すっかり「歩き」だと思い込んでいて、ヒッチハイクという旅の仕方があることを忘れてしまっていた。
対向車線に居ながらも、わたしたちの車線に向かって手を上げていたようだとししたろが言う。
そうだとしたら交通量もまあまああるあの道で車を停めるのは難しそうだ。
乗せてあげてもいいけれど、今我が家の車は2-3列目が常時パセ&ポプのベッド状態だし…
と考えている間にどんどん離れていく。

しおさいロードも通った。どの写真かわからず^_^;

17時に出雲に入った。
9号線をギターを背負ったチャリダーが走っている。
道の駅キララに寄る。
今夜の候補地のひとつ。
ここには温泉がないので次へ車を走らせた。

道の駅湯の川の様子を横目に見る。
道の駅には温泉スタンドがあり、並んで買っている様子も見えた。
すぐ近くのいりすの丘にある温泉へ向かった。
しかし、いりすの丘は営業休止という看板が!
温泉はやっているらしく第2駐車場を使ってと書かれているけれど、どこよ第二駐車場って~!
仕方ないのでその看板の左側に入る脇道に行ってみる。
まだ新しいように見えるその道をぐんぐんあがるといりすの丘全体が見渡せた。
眼下に車がたくさん停まっている。
おかしいおかしいと来た道を戻る。

夕陽大山(?)に沈む夕陽。

迷ったおかげで(霞んではいるけれど)きれいな 夕陽を眺めることができた。

迷った!また看板まで戻ってよーく見る。
よーく見ると、看板の足元の間に隠れている小さな看板を発見した。
なんでこんなことしているんだろう??

それでも、なんとかひかわ美人の湯にたどり着いた。

今回の旅は、本州に戻ってきてから涼しいことが幸いしている。
パセ&ポプも車の中で快適に待っていられる状態なので、温泉にダッシュする。
入り口を入るといきなりおみやげなどを置いている売店で、そこを抜けると今度は地元産の野菜などを販売している通路。そしてやっと温泉にたどり着く。
自動販売機で入湯料を払い、受付でロッカーの鍵を借りる。
女湯のことしか書けないけれど、入るとどこがお風呂への入り口なのかぱっとわからない造りになっていた。脱衣場もどこだかはっきりしない。ロッカーは奥にあり、脱衣かごの棚が手前のまた別な場所にある。ふと見ると壁に「浴場はこちら」という貼り紙があった。
小さな一枚のドアを開けて入ると内風呂と洗い場。
空いている洗い場で、身体を洗う。
露天風呂は3つあり、誰も入っていないひとつに沈んで月を眺めることができた。
パセ&ポプが待っているので、早々と露天から出て内風呂に戻ると左から右まで洗い場にずらっと人が並んでいる。タイミングが良かったらしい。
髪を乾かし、受付にロッカーのキーを返す。でもね、女湯ののれんを出たときすぐに受付の男性が手をにゅっと出していかにも「はいっ鍵返せ」って感じは気分を害するわ。
トイレに寄って行こうと思うとトイレの場所がわかりにくく、トイレ内には手を洗う場所もなく(トイレについている水は流れているので手は洗えるが)、トイレから出て水のみ場が目に入ったので一口いただくと見えた壁にひとつ埋め込んである手洗い場。
誰でしょ、こんな設計したのは???

と思っていたら携帯が鳴った。
ししたろさんからメール「もう帰ってるからゆっくり髪を乾かしてきなね」。
メールを見ながら車に戻った(笑。

そして、先ほどチェックしていた道の駅湯の川へ行くと…
駐車場はP泊している車でいっぱいだった。
ダンボールで窓を覆っている車などが多く、ちょっと混雑しすぎの気がしてわたしたちは出て行くことに。
出雲では3つ候補地をあげていた。そのひとつの出雲大社近くの道の駅「大社ご縁広場」へ向かう。
空いていてとても静かだった。駐車スペースは4分の1ほど埋まっている。
湯の川が混んでいたこともあり、これから来る車もあるかもしれないと思いながら車を停め、パセ&ポプのごはんの用意をはじめた。その間にししたろはパセ&ポプの散歩をしてくれる。
ごはんの準備をしていた車に、戻ってきたししたろが少し青ざめて言った。
「知らなければそれでいいかもしれないけど、後から知るのがいいのか、先に知るのがいいのか、わからないから言っちゃうけど…」とまどろっこしい言い方をする。怪訝な顔をしていただろうわたしに「となりがお墓だった」と続けた。
お墓は別に怖くない、とわたし。
「でも、停まっている車、どれも人がいない」
つまり車中泊組はいないということ!?
それはかなり不自然な気がした。
ここは車中泊ができない場所なのか…。そんなことはどこにも書いていない。
車は駐まっているのに、トラックも駐まっているのに、人は居ない。

それはわたしにとってとても不気味だった。亡くなった人より生きている人の方が怖いし…。

ししたろさんが「ここはイヤだ」と言う。
わたしもゾッとした。

パセ&ポプを車に乗せ、つくりかけのご飯を仕舞い、出発する。
すっかり真っ暗になっている時間、ここまで来た道をもどりキララへ向かった。

海の景色が見えるはずのキララ。暗くて今はもう海は見えない。
パーキングスペースはまだ明るく車の出入りもある。
中高生といった学生を迎えに来ている親たちの車もあった。ここになぜ学生たちがいるのかわからないけれど…。
キャンピングカーは平坦な場所を探しているようで、位置を変えている。

わたしたちの車も場所を決めた。

ホッと一息つく。

しかし、国道が脇を通っていて、車の出入りも激しいこの道の駅。
車を停めた場所は、入ってきて出て行く車がスピードを抜かずに通る道になっていることに気付いた。場所を変える。

目の前にはカーテンを引かずにいるステップワゴン。なのに中は全然見えない。すごい。
キャンピンカーは2台いた。

ワゴンにも人がいてもう休む体勢の様子。

21時にはどの車も暗くなっていた。

※「道の駅キララ多伎」は一年近く経って見ると、オートキャンプ場までできていた! でも、ペットの同伴は禁止ですって。ふうーん。




facebook comments:

Leave a Reply

 

 

 

CAPTCHA