結局は高速から降ろされて
一号線を走ることになった。
わたしたちのこれから先の予定はいったいどうなるのだろう。
予定などほとんど立てていないくせに、とても大雑把なスケジュール「本州の端まで高速を使う」が狂ってしまうと嘆く。
2列目を倒したまま、足柄SAに向かう。
薄暗い中振り返り、目を凝らしてパセ&ポプの様子を見る。気持ち良さそうにくぅくぅ寝ている。
真っ暗な足柄に到着して、車の2-3列目にずるずると移動しカーテンを閉めて横になる。あぁ、この快適さ素晴らしい。
パセ&ポプはせっかくくつろいでいた場所をとられて迷惑そうだけど。
目が覚めたら世間は真っ白だった。
到着したとき真っ暗で、出発するときは真っ白。
足柄の記憶は、それしかない。
出発前日の5月2日、どこに行くかまだ迷っていた。
長年わたしが再訪したいと願っていた隠岐、ここが最有力候補だった。しかし、数日前に隠岐の観光キャンペーンの様子をたまたまテレビで見てしまった。
これが迷いの始まり。
わたしが以前行った特の印象と長年温めていたイメージはガラガラとくずれていた。