1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

スノーシューイング 03

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歩む道

ザックを背負って出発。
スノーモービルの跡もあり、アイゼンで十分歩けるほどになっている場所もあるので、道からはずれて行く。

もぐる

すると潜る潜る。場所によっては膝がすっぽり隠れてしまうくらいで、ラッセルしなくては進めない。
こんな状態だったら、パセ&ポプは目の前が雪の壁でトンネル堀りになってしまう。
そうでなければジャンプジャンプで相当疲労するだろう。

もぐる
もぐる
もぐる



スノーモービルが走った跡は歩きやすくなっているので時々その跡を辿る。
パセ&ポプがいたら、まずは誰かがラッセルしてその跡をパセ&ポプ、そして誰か。
最初の誰かはししたろさんで、最後の誰かはわたし、かな(笑。

雪の精の世界
小さな樹氷

雪の表面がきらきら光っている。
顔を近づけて見ると、雪は毛羽立っていた。

たすけて~

一度転ぶと起きるのが難しい。
ストックがあるじゃないの?と思うでしょ。そう、思うのよ、ストックついて、それに力入れて支えて立ち上がろうとするの。でも、ストックはズズズズっと雪の中へ深く入っていってしまって支えになんてなってくれないの。
自力。
ふかふかの雪に捉えられている足に力を入れて、立ち上がらなくてはならない。

それをね、ニコニコしてカメラ抱えて撮っている人がいるのよ。
そういうときに本性が見えるのよね(^^。

撮影が終わったししたろさんは手を差し出して助けてくれたけれど、わたしにも早くチャンスが欲しいわ、とその時を待ち望み始めた瞬間だったって気付いたかしら?

林道に戻って、体力を回復することに。
スノーモービル以外の跡はない。
この辺りはスノーシューイングを楽しんでいる人は少ない様子。
今わたしたちは、誰もいない湖畔で野営したその場所に向かっている。

せっぴ
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あれはせっぴ(雪庇)?と、ししたろさん。スノーシューイングの醍醐味で道をはずれてぶぉすっぶぉすっぶぉすっ。

つ、つらい

今度は牧場脇の遊歩道コースへ。
誰も入っていないから、深い深い。
たまにはわたしがラッセルしましょ、と先を行ったけどきっと後ろから追うししたろさんにはあたふたしているように見えたらしく、またししたろさんが先をラッセルすることになった。(その判断は間違っていなかった、と思います(苦笑)
遊歩道は大きくカーブして急坂になる。
スキーだったらするする~って感じだろうけど、スノーシューの場合は一歩一歩。

踏みしめると、雪の下は階段のようだった。
なんとか楽に滑ることは出来ないかと足の角度などいろいろ変えてみたけど、しっかり食いついて思うように滑ってこれない。さすが、だ。

木道
木道

木道に出た。
木道からはずれると足をとられて骨折したりすることもあるらしい。気をつけなければ…。
こういう場所で、パセ&ポプはダイブしてしまいそうなのよね。
以前カヌーで湖を渡り、上陸するために岸に寄せたとき、流木で埋め尽くされていたので陸地と間違えてパセ&ポプは飛び降りてしまったことがある。もちろん、冷たい水の中に落ちてしまった。
あれ以来「降りちゃダメ」という言葉を信用するようになった気がするけど。

遊歩道を外れて林道に戻りたいと思って道を外れてみると、ほぼ雪に埋もれた有刺鉄線が見えた。
気付かず進んでいたら、怪我をする。

ここでも、パセ&ポプがもし一緒にいて、オフリードにしていたら、と考えてしまった。
雪の中でもリードなしで行くことはあまり考えたくないけれど、リードをどれくらいの長さにするかはすごく考える。

歩いてきた道

軌跡を撮る

歩いているときは夢中。
たいした距離じゃないのに汗だくになって歩いてきた道を、振り返る。

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