1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

放浪の春 10

この記事は約3分で読めます。

午後は腹ごなしに近くの山にお散歩。
日曜日だというのにまるっきり人がいない。車の轍があるけれど、通る気配すらない。
耳を澄ませて、あたりの様子を伺い、パセ&ポプのリードをはずす。


雪が多く残っていて、空気は冷たく、白く霞んでいる。
ひやーっとした風が頬に当たる。


パセ&ポプは元気にすったすった走り回る。
パセリは山の上が気になるらしく、何度も登ろうとしていた。そのたび、制止されてすごすごと降りてきた。




パセリとポプラとじゃれあいながら駆け回り、先に行っては、呼び戻されてダッシュで戻ってくる。

突然、春に出た。

いきなり雪がなくなり白い世界から出て、穏やかな空気に包まれた。
これまで歩いてきた一帯は冷たい空気に覆われていたが、一転春になった。
とは言ってもポカポカしているわけではない。たとえるなら、パーシャルから野菜室に移動したという感じ。
そこから一気に頂上へと向かう。


パセ&ポプは登ったり降りたり忙しい。ししたろとわたしの間を行ったり来たり。


遠くに雪を残した山々が見える。下を覗くと、我が家の車が見えた。



頂上にタッチしたらもう戻る。


また白い世界へと入っていく。


パセリはまた山の上へと登っていく。ポプラとししたろも続く。




川を覗き込むパセ&ポプ。

サイトに戻るとパセリかポプラかどちらかの背中を歩くダニを発見。昨日も小さなダニがテーブルの上にいたのを発見した。パセ&ポプを毎日念入りに調べているが噛みつかれている様子はない。近くにいても付かれないというのは、ミントスプレーとごはんににんにくを入れている効果なのだろうか。
以前、ダニを見つけたときに、ダニの歩く前方にミントをたらすとダニはくるりと向きを変えて近づこうとしなかった。
ミントスプレーは忘れないように、わたしのバッグ、パセ&ポプのお散歩バッグ、そしてファーストエイドにも念のために入れている。
家でも毎日使っているので消費量はかなり多いが、ダニや蚊の被害を考えれば予防にこしたことはない。病院でも薦める農薬使用のノミ・ダニ殺虫薬は使いたくない。もちろん蚊に関してもミントは効果あると言われている。でもこればかりはミントの予防だけでは怖いので、フィラリアの薬は飲ませている。
写真は途中でパセリについたいっぱいの実や葉っぱを取るししたろ

いっぱい走ってぐったりのパセ&ポプ。ピローを抱えて満足そうに寝る。


ふき味噌を作る。ぜんまいはきれいな色に水を色付けてた。午後はのんびりと過ごす。




夕方、キャンプ場は我が家だけになった。
小さなキャンプ場でパセ&ポプが走り回る。
そして、彼らがトイレスタイルになると、ダッシュするのはししたろとわたし(苦笑)

夕ご飯は豆乳ベース。いつもよりたくさん歩いていっぱい走ったからか、かなり食欲旺盛なパセ&ポプ。おかわりをせがむ。


わたしたちは冷奴と、灰汁抜きしていたぜんまい、豆腐、油揚げ、味噌漬け豚肉等々を入れたトン汁と、スベアで炊いたごはん。今回このスベアは炊飯器として大活躍。美味しく炊けているし、他にもちょっとしたときに役立つ便利ものである。
具沢山のトン汁と残っていた地酒を飲んで、早々にダウンしてしまったわたし。写真もまったく撮っていなかった。

もぐりこんだルームの中は、プロライト3Zライトを敷き、モンベルのダウンハガー旧#0の間にスノーピークのオフトンをつなげ、中にコクーンフランネルを敷く。このフランネルは気持ちいい。シュラフのひやっ感がなくてとてもやさしい肌触りである。夏はリップストップシルクがいいけれど、この季節はまだまだフランネルのぬくもりが嬉しい。そして、電話をいただきながら出ることもできず…Zzzz…ごめんなさいm(__)m

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