1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

初DELICA D:5 車中泊の旅 02 初車中泊~滋賀へ

この記事は約7分で読めます。

3日に家を出発して、4日になってはじめての車中泊をする時間になった。(端折りすぎ!? でも、夜だし、暗闇の景色の中、ただ高速を走っていただけだし…。わたしうつらうつらと舟漕いでいたので(^^ゞ すみません)

夜中とは思えないほどSAは動いている。同じように車中泊をしているらしい車、今到着して準備している車。大勢いることに驚く。
わたしたちも、車内でさあ寝よう、となったときに出た問題。そして疑問。
セキュリティの問題があるので詳しくは書けないけれど、この車のセキュリティのことはわかったつもりになっていただけで、実は体得していなかったことが発覚した。つまり、巷でよくある「なにやってんの?」のクラクションが鳴ってしまったのだ!!
慌てて、ししたろが即対処した。
対処方法をすぐに思い出して行動できるなんてすごいっと思ったら、当てずっぽうだったらしい(笑)。

あぁ、びっくり。

傍でこういう音は何度も聞いていたし、別段「なにごと!?」とも思わなかったけれど、本人はすごくびっくりするものなのね。

マニュアルを引っ張り出してまた読む。うんうん、そうだよね、と確認。だから、こういうときはこうしなくちゃ鳴っちゃうのよ、とわかったつもりで言うわたし。
と、そこで新たな疑問が2つ3つと沸いてきてしまった。
これまたセキュリティの問題で書けないけれど、マニュアルでその疑問を消せる箇所を見つけることが出来なくて、少々不安に思いながらも、夢の世界への誘惑の方が強くすぐに眠りについてしまった。



* * *

Fサービスエリアで目覚めたのは5時過ぎだった。夜はその姿を見られなかった八ヶ岳も青空の下で朝日を浴びている。
はじめてD5で寝て、目覚めた朝。
約3時間だったから十分とは言えないけれど、深~く眠ることが出来た(^^)
ディーラーでつけてもらった遮光カーテンも効果満点で、夜中に通る車のライトも外灯もまったく気にならなかった。
パセ&ポプのドッグベッドとモジュラーホウラー作戦も完璧(あくまでも、わたとしとしては)だった(^^)v

パセ&ポプはそれぞれどこで寝ようか迷っていたみたいだけれど、ま、そのうち慣れるでしょう。
なんと言っても、以前のゴルフだったら迷うほどの場所はないわけだから、迷う余地があるくらい広いってこと。と、自己満足(^^ゞ

ししたろさんがパセ&ポプの散歩をしてくれている間に、出発準備。テントやタープはいつも全部設営&撤収をしてくれるから、これくらいしないとね。と、今は思っている。それに、この車内ベッドパターンはわたしがずっとシュミレーションして「これで行ける!」と思ったものだったから、試したかったという理由もある。
シュラフ(モンベルストレッチダウンハガー旧#0)2枚を家での収納袋にルーズに押し込む。小さく収納しないですむ分とっても楽。昨晩寝るとき、私はフリース一枚かけただけで寝始めたが、さすがにそれでは寒く感じて寝ぼけたままずるずるとシュラフをひっぱって、かけた。我が家は、一年を通してこのシュラフとブランケットにお世話になっている。夏用シュラフ(SPオフトン)の出番はほとんどなくなっている。でも、ダウンハガーも使うたびに羽が脱走していくので、SPオフトンに段々近づいているくらい薄く、くたびれてきている。今年の冬は越せるのだろうか。楽に収納袋に入れられるということは、不安にもなる。
倒していたシートを戻し、ドッグベッドピローでパセ&ポプシートを作り、もう準備完了。ひとりでさくっと出来るし、車外に出なくてもこの作業は出来るから雨のときも大丈夫。これは、かなり嬉しい。

太陽が昇ってきて、SAでも車の移動が増えてきた。SAにはパン屋さんもあって店員が作業していている様子が見えたので、わくわくして買いに行ったら、6時OPENと入り口に書いてあった。がっくり。外に向かって書いておいて欲しい。おいしい香りは漂ってくるし、店内の動いている様子が見えるんだもの、間違えてしまう。おなか空いているときの落胆は辛いわぁ。

今日は今回の旅の中で唯一立ち寄ることを決めている場所に行くので、あまり遅くならないうちに到着しようと5時45分に出発した。

だだっ広い青空の下に山。
その下方に重そうな雲が町や畑を覆っている。
高速道路と平行して連なる山々は山頂付近にまだ雪を積もらせていた。
若葉と桜の花と、青空と、まだ春を迎えていない山。最近はあまり来なくなってしまった長野方面。いつも行く東北方面とはやはり景色が違う。この景色を見ると、長野に人が集まるのも頷ける。(雄大な景色の写真は失敗したので非掲載(苦笑)。)

9時頃PAでおにぎり購入。パセ&ポプもちょっとずつごはん。そして、まだお行儀よく寝ているパセ&ポプ。

名神、京都方面へ。
6kmの渋滞を20分ほどで通過。

5年前の2002年(乗鞍・木曽キャンプ TOP )には左へ行ったんだった。懐かしい。つっちーとひーくんがその先で待っていてくれてて、しばしおしゃべりをしたんだっけ。5年も経つなんて、わたしの時間感覚はどんどんのんびりになってきている気がする。

彦根で高速を降りる。ETCレーンは空いている(^^)v

と、思ったら、
このレーンだけ止まっちゃった。

うわっ、ずらっと並んでる。
ETCレーンの続きの車線が混むレーンらしく、ETCじゃないゲートから出た車が列の前の方まで行って、列に入るのでETCから出た車は進まない、という現象が起きている。

先に進めずにいると、出口すぐのところには小さく手書きの「名神入口→」という看板を発見。ここでUターンして高速に戻る人がいるの? それくらい常に込んでいる場所なのかしら?
看板立てるより、レーンの作り方考えて欲しいわ。

ナビは右折を指示していたけれど、あまりの混み方に左折レーンに変更して左に向かう(笑)。すいすい~♪

あ、西武線!?

近江鉄道本線です


旧道らしき道に迷い込んだら、そこは由緒ある道だったらしい。
ローカルFMでは彦根城が400周年だと言っている。

目の前にコンクリートか石の棒がにょきっと現れた。
近づいていったら、鳥居。
真横から見ていただけだった(苦笑)。

う・が・ば・も・ち

うばがもちっ

家から470kmほど走ったところで、ガソリンを入れることにした。セルフのガソリンスタンド。ししたろさんが入れている間に、パセ&ポプの散歩をして戻って来ると、給油後キャップをしようと思ったらガソリンが漏れはじめてきた!とししたろさん。
スタンドの人にガソリンが溢れ出してきたと説明すると、「暑いときはタンクの中の空気もガソリンも膨張するからいっぱいに入れると溢れてくる」と言われた。そんないっぱい入れてない、とししたろさんの弁。これまでだってそんなこと一度もなかったし…。そして、溢れているのをお構いなしに、「蓋しないとどんどん出ちゃうよ」と蓋を閉められた。
初めて聞いた話。そんな説明も書かれていない。そのときはなるほど、そんなこともあるんだと納得したけれど、後から考えればとっても危険なことで、「よくあるんですよ」と言っていたくらいなんだから、だったら大きく目立つように書いておいてほしい。
後日、ディーラーでこの話をしたら、そんな話は聞いたことない、と言う。
出光お客様センターにも問い合わせた。エア抜きにガソリンが達するとそういう状況になる、と後から連絡が入った。しかし、エア抜きは3箇所あってすべてに達することは不可能。この件は未だ解決されないまま。

道の駅竜王かがみの里に立ち寄る。
特に面白いものもなく、立ち去る。
写真も撮っていなかった。

川を何本も渡る。
美濃川? 長良川? 木曽川? なんという川なのかわからないけれど、どの川も濁っていて泥水。そして水の量は少ない。
少ないというより干上がっているような川も何本もあった。
長い橋の下に広がる広場のような敷地。そんな土地の中に一筋の水の流れを見つけて、やっぱりここは川だったと思うほど。
普段がどんな様子をしている川かわからないので、なんとも言えないけれど、橋の長さと広場の幅から想像すればそれなりの川幅があると思う。もしくは水が増えたとき暴れる川なのだろうか。そのときのためにこれだけの敷地を用意しているのか。今見えたちょろちょろ流れている水の流れからはその様子を想像するのは少々難しい。
答えは見つけられないまま、いくつもの街を通り越していった。

疑問といえば、昨晩疑問のままにしてしまったデリカD5の一件があった。
連休中、ディーラーは休みだと聞いている。マニュアルに書かれている三菱お客様センターが頼りだけど、こういうところって連休休むわよね。そう思いながらも試しにかけてみた。予想は裏切られて、録音ではなく電話がつながった。最初に電話口に出た人に疑問を話すと、一旦電話を保留にしたあと「自分では対応しきれず、間違ったことをお伝えすることがあっては大変なので、担当を変わります」と
別の人が電話口に変わって出た。用件もしっかり伝わっている。ひとつめの疑問はマニュアルに書かれている箇所を教えてくれて解決。それ以外の疑問に関しては、調べてから確実なことをお知らせします、と一旦電話が切られた。しばらくして電話があり、すべて解決。三菱の対応にいい意味でかなり驚いた。三菱は昔からこういう対応をしていたのか、あの一件があってから変わったのかわからない。もしかしたら、わたしの三菱への先入観があってこんな印象を受けたのかもしれないけど…。

とにかくすっきりした気分で旅を続けることが出来たのは本当に嬉しい。


コメント

  1. ぷうママ より:

    richaさん、こんにちは。
    レポ作成お疲れ様です!(楽しませていただいてます♪)
    そうそう、ガソリンの給油の件ですが。
    旦那曰く、ガソリン給油の際、エア抜きが必然とされるのですが通常はベントホースという部分と給油口から自ずと抜かれるみたいです。
    ただ、給油時ガソリンの勢いが結構あるとエア抜きもうまくいかず‘ボコッ’とあふれるような感じにもなるみたいです。
    ただしこれはガソリンタンクと給油口・ベントホースの形状によりエア抜きされやすい車種と抜かれにくい車種に分かれるそうです。
    しかしながら、熱いとき(暑い時)うんぬんの空気やガソリンの膨張のせいで・・というのは考えにくい??との懸念も。
    100キロ走った時の給油時も1キロしか走っていない給油時もエアの逃げ方(?)は同じだと言っていました。

    私も最近セルフなので、あふれてきたらびっくりだな~と思い聞いてみたので参考になれば・・と思い今更で恐縮ですがコメントさせていただきました^^;

  2. richa@PYoN2 より:

    >ぷうママ
    ありがと~。今更もなにもとっても嬉しいです(^^)
    ぷうパパさんも不思議に思う返答だったのね。わたしも未だ納得できていないの。
    あの溢れ方は、ちょっと驚きでした。詳しくは書かなかったけれど、どんどん溢れてくるのよ。車の下にはガソリンが溜まってしまって…(怖)。
    どんな条件が重なってああいう状況になったのかわからないけれど…
    とにかく起きたことだし、ぷうママも十分気をつけてね!!!

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