1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

スノーシューイング 01

この記事は約3分で読めます。

夕方、パセ&ポプのいない2列目で、暗くなりかけた松戸を出発した。

夕食は普段、パセ&ポプがいるからコンビニなどで買って車で食べるということをしている。すでに習性とも言えるくらい身体に染み付いているらしく、おなかが空いてくるとコンビニを探してしまうわたし。
食べながら移動すれば休む時間も増えるし、パセ&ポプがいなくてもその方法は価値があるしね。

しかし、ししたろさんは「今夜はどこかお店に入って食事をするぞ」と決意表明をした。

といっても高速に乗ってしまえばSAしかないわけで、それはそれでもいいけれど、バイパスを走っているとあたりは暗く食事ができるようなお店はない。ナビであまり使わないグルメチェックなどをしてみると、小さなお店がずらずらと画面を埋め尽くしてしまう。知らない場所で知らない名前だけ見て、決める勇気はない。
ファミリーレストランで検索をかけてみる。あるにはあるけれど、バイパスからはずれている。仕方ないので市街地へ。

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食事を終えて、車に戻り、高速へ(笑。

SAに入って、P泊。
すでにベッド状態になっている後部座席へ。パセ&ポプがいないから、パセ&ポプ代わり(?)に湯たんぽを入れてもらっていたので、シュラフの中はぬっくぬっく。
携帯ラジオから星新一のドラマが流れて来た。ビールを飲みながら聞く。ししたろさんはラジオドラマを子守唄に夢の中へ。
ラジオドラマなんてじっくり聴いたのは初めてかもしれない。若かかりし日の森繁久彌氏の声が、星新一を読んだ頃のまだまだ子どもだった頃のわたしまで呼び起こす。
ドラマが終わってラジオとライトを消し、シュラフに潜り込む。
目を閉じたのとほぼ同時に携帯電話が鳴った。メールが入った音だった。

2008年02月10日 23:57に地震が発生しました。
最大震度:3(千葉県)

実家に電話をしようか、と一瞬迷った。
でも震度3なら気付かないということもある。
結局電話はしなかったけれど、それをきっかけに変に目が覚めてしまった。
うとうとはするけれど、目が覚めて寝返りをうって、うとうと、そしてまた目が覚める。
大きなトラックが通る音がする。
大型バスが入って来た音が聞こえる。

カーテンのおかげで外からの灯りはほとんど入ってこない。

なにが気がかりというわけではない。
いつも足元と左側にかかる重みとぬくもりがないからかもしれない。

4時、ししたろさんも目が覚め起き出した。

カーテンを開けると、仙台-名古屋の名鉄バスが入ってきた。
気温は1度。
窓は曇っていたけれど、拭かずにエアで乾いた。
早朝のSAにはスキーやスノーボードを載せた車が次から次に入ってくる。
よく入ってたね、というくらい車からぞろぞろ人が出てきたりする。

夜中ずっと走って、朝から滑るなんてことをしていたことがあったね。
もう思い出話に事欠かないほどになってしまった。10歳になったとき、「昔」という言葉が使える歳になったと嬉しく思ったけれど、「昔」を使えることに喜びを感じていたなんてほんとに若かった(笑。

防寒用に着替えて、準備をする。

SAから出る
SAから出る

ETC出口があったのでそのままSAから出ることにした。

高速道はまったく雪のかけらもなかったのに、出た途端道は白く凍っていた。ぎょっと驚いたけれどそこは日の当たらない場所らしい。

雪がないっ

その後はほんとにスノーシューイングできるの?と不安になるくらい雪が見えなかった。
笹がゆらゆらさらさら揺れている。

昨日、スノーシューできると確認したのだから、と思いながら、
違う場所に行かなくてはならないかも、と頭の中でぐるぐる地図が回った。

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