1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

初DELICA D:5 車中泊の旅 05 三方五湖レインボーライン

この記事は約4分で読めます。

6時頃に目覚めた。
今日も天気が良い。限りなく青い空!とまでは言えないけれど、見上げて感謝する空。
まずは旅の時のお決まりの順番で、パセ&ポプの散歩とごはんから始める。朝ごはんは火を使わずにあげられるもの。どこかに書いた記憶があるけれど、一応。ベビーフードやレトルト、それにおろしりんごとかトマトジュースとか野菜ジュースなどを入れる。わたしたち人間より毎日毎食バランスのよい食生活、のはず。

車のシートを戻して、今日のルートをおおまかに決めて(決めたところで変わるんだけど)、7時頃出発。

北陸道鶴賀から、8時前には美浜町に入って、右に日本海左に双子湖を眺める。


レインボーライン入り口を左に横目で確認し、もう少し先の道が続いている突端まで行ってみた。

港は、のんびりとした空気で、釣り人が大勢堤防から竿を出している。

こどもの日ということでイベントがあるらしく、海の男たちといった恰幅のいいおじさんたちが港の端っこに小さな机を出して、その上に子供たちのための釣竿などを用意している。こどもの釣り大会のようだ。




* * *

8時になったので、若狭湾や三方五湖が見渡せるという三方五湖有料道路(1000円)のレインボーラインに入っていく。この道は夜間通行止めになっている。8時から入れるのかと思ったら、5月からは7時には通れるようになっていたらしい。それでも車はほとんどいない。途中若狭湾が見下ろせるパーキングで車を停めていたら、頂上から同じく千葉ナンバーの車が下りてきた。そういえば父も4月初めから九州を回り、昨日辺りこの若狭近辺を通過したはずだった。今頃どこを走っているのだろう、と思い出す。あ、まだ旅館で食事中ね、この時間なら(笑)。

それにしてもクマバチがぶんぶん飛んでいる。悪さしないよ、と言われてもあの巨大さは怖い。
パセ&ポプ、わたしもミントスプレーをして少しでも防御してみる。もちろん、ししたろさんにもプシューとひと吹き。でも、すぐ高いところに上りたがる人は、クマバチなんてなんのそので、もう若狭湾をカメラに収めようとガードレールに乗っかってた。

目の前を横切っていった大きな鳥。トンビ?

駐車場はまだがらがら。山頂までは別料金で、ケーブルやリフトがある。こんなにがらがらで動いているのか不安だったけれど、見上げるとすでに係りの人もいて動かしている。歩いて上がれる案内はどこにもない。どうせパセ&ポプは断られるだろうと思いながらも、確認しに行く。

なんとケーブルなら乗車OKとしっかり書いてある。嬉しい。
リフトは危険だから、もしリフトOKだとしても乗せないけれど…。
ケーブルは往復でひとり500円。パセ&ポプは無料で乗せてくれた。
それにしてもどうしてこのカラーリングにしたのだろう???

ケーブルもリフトも急な斜面を登っていく。ケーブルの一番上の席(進行方向では前だけど、シートは山頂を背にして配置されている)を選んだので、窓からワイヤーが見えた。そのワイヤーはテープでぐるぐる巻きにしてある。テープの下はいったいどうなっているのだろう。ある意味、怖い乗り物だった。浅草のはなやしきに通じる怖さ。

約2分ほどの乗車時間で到着した。
山頂はバラが咲いていてクマバチはますます忙しそうにしている。バラの蜜を集めているのかは知らないけれど。
至る所に鍵がぶら下がっているのは「誓いの鍵」らしい。『恋人はどうぞ』って書かれてるとししたろが言う。
ここはNPO 地域活性化支援センター、後援財団法人日本観光協会が認定した恋人の聖地だそうだ。
三方五湖~レインボーライン に書いてあった。
恋人たちの聖地ね、ふぅ~ん。


今回帰ってきてから調べたこのサイト、フラッシュばかりで作っていて使いにくい。動かせばいいっていうもんじゃないのにぃ~。

山頂からは四方どこからも湖や海が望める。
でも、あまりに手を入れすぎ。せっかく眺めがいい場所なのに、人の手で台無しにしている。

歩いていると突然五木ひろしさんが歌い出す。
思わずのけぞってしまう。
HPには手で触れると鳴るって書かれているけど、勝手に歌いだしていた。

めだか村という、めだかを飼育している池がある。ここでも、近づくと「めだかのうた」が流れてくる。
ポプラがお気に入りになったらしく、「そ~っと覗いてみてごらん♪」の歌に、しばらくそおっと覗いていた(笑)。

勝手に音を出すものばかりかと思ったら、 若狭を訪れる人たちの幸福と恩恵をもたらすという「友好の鐘」とやらは見るだけで、音は鐘そのものの鳴る音が聞けるのではなく、別に録音したものを聞くようになっていた。

9時近くなってくると観光客も増えてきたので、わたしたちはそろそろ帰ろう。

歩いて降りられそうな小さな道を見つけた。降りられるのかな~と一言言うと、ししたろさんが探検してきてくれた。パセ&ポプもわたしたちにとっても快適な散策路。わらびなどの山菜もあったりして、目も楽しませてくれる。
山頂公園自体はおもしろくない。余計なもの作らなきゃいいのに。山頂からの景色とこの遊歩道、ケーブルくらいで十分すぎるくらい十分。

(HPを見たら遊歩道もありますって書いてある~。そして、500円はケーブル料金というより山頂公園の入園料らしい。)

駐車場で、ポプラが後ろを覗く。この頃から、後々起きることの兆候があった。。。

コメント

タイトルとURLをコピーしました