1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

那珂川~久慈川 再発見&探検の旅 02

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これまでも何度か利用している那珂川沿いの河原。カヌーをする人には良く知られている場所で、オートキャンプも出来る。しかし、前回ししたろがバイクで那珂川方面に野営しにきたとき、我が家の車では難しい様子に変わっていたと言っていた。どうなっているか見に来たのだけど、やはり無理。ゴルフでは入れなくなっていた。もし四駆で地上高に余裕があっても、河原や海岸を破壊をするような行動はしたくないけどね。でもゴルフだと行けないところが多すぎる気もする(苦笑)。

もうひとつ、こちらもよく利用していた場所。あまりに知られすぎて最近は近づかなくなった所も見に行った。こちらは逆に入りやすくなるという変化があり、ますますファミリーや団体での利用が多くなる気がする。

もし今夜泊まる場所が見つけられなくても、ここだったら真っ暗になって来たって勝手知ったる場所なのでトイレやお水の在処もわかるし、テントを張る場所もあるしということで、わたしたちはまた放浪することにした。

その前に、食料調達。那珂川方面に来たときには必ずと言っていいくらい買い物をするスーパー。ここでなぜかどっさりと買い物。小さなクーラーバッグも用意してきたので、赤いクーラーバッグと小さいクーラーバッグに振り分ける。

那珂川の橋を渡って久慈川方面へ

ラジオで天気予報のチェックをすると、栃木県全域が強風警報が出ていた。道理で風が強いわけね。でも、走っていると風がおさまってきた。荒れ狂っていた風の気がおさまったのか、風を避ける地域に入ってきたのか、随分と風の様子が変わったのは確かだった。そしてラジオから栃木県南部の警報は解除されたと流れてきた。風向きが変わったのかもしれない(笑)。

暗くなった町に電車がやってくると、踏み切りがかんかん鳴り出した。写真を撮ろうとカメラを構えたのだけど、どちらからやってくるのかわからない。矢印って出ないところもあるのね。まだまだ知らないことばかり。ひとつお利巧になった(^.^)
さて、この電車どちらからどちらに向かっているのでしょう。
正解は、左から右。

この踏切を渡った右側が商店街(写真)で、駅もそらちにあるはずだから、この電車はわたしたちの目の前を通り過ぎた後その駅で停車するのだと思う。
それにしても、この商店街は街灯は点いているけれど、すでにもう暗くひっそりと静かになっていた。言っておきますが、この時はまだ17時40分なんですよ!
随分前に日本海タッチというドライブを決行したとき、直江津港辺りに着いたのがこのくらいの時間だった。駅前の商店街ならどこか開いているのでは?と行ったけれどどこもかしこもすっかり夜の支度で戸を固く閉めてしまっていた。仕方ないので、パセリもいることだしとダッシュで、どこにでもある大型スーパーに寄って、どこでも買えそうなお鮨を買った覚えがある。
場所が違っても、何年経っても、ある地方の商店街は17時半には閉まってしまうのかもしれない。

国道沿いの道の駅Dに着いた。ここは何度か立ち寄っているけれど、温泉があるなんて知らなかった。ししたろが入ろうかなというので、偵察に行く。がらがらかと思ったら、地元の人がお風呂セットを持ってやってくる。ほぼ顔パスの人たちがぞろぞろと続いた。
わたしは人と入る風呂は好きじゃないので、パス(^_^;)
ししたろがお風呂に入るならここでP泊しようかというかとになったのだが、温泉は19時半までに入らなくてはならないらしく、なんとも中途半端な時間。現在18時前で、いくら駐車場が空いているとは言え、あまりにも場所を陣取ってしまう時間が長くなってしまうし、国道脇で車の通りも激しいため、違う場所に移動することにした。

峠を超えたM村へ。
峠では車の温度計が0度を示していたけれど、峠を降りたら-1.5度。さすがに冷えてきている。
途中で偵察したキャンプ地に行っても良かったのだけど、もう飽きるほどになっているので今夜は違うところで泊まりたかった。

今度は道の駅M。さっきの道の駅Dとは違ってこちらは商店のようにすでに閉館していたため、暗くて車もいない。自動販売機の灯りだけが煌々とまぶしく、トイレの入り口を照らしている。たまにトラックや乗用車がトイレ前に乗り付けてまた走り出していく。観光バスもやってきて、どやどやどやとバスから降りてトイレに吸い込まれ、またわらわらわらとバスに吸い込まれていった。バスが走り出すと静寂が戻る。

そんな光景を、駐車場の端っこにミニテーブルと椅子を出して夕食を摂るわたしたち。パセ&ポプごはんは、いつものように冷凍してきた手作りごはんを温めた。

わたしたちのメインディッシュは那珂川の地元スーパーで買った静岡の味噌おでん。わたしの大好物の黒はんぺんが入っているはず。ただ、味噌おでんははじめてだし、おでんに入っている黒はんぺんもはじめて。以前テレビで静岡のおでんには黒はんぺんが必須と流れていたのを観たことがある。わたしの実家が静岡に縁があったからか、黒はんぺんは関東で見かけないときから口にしていた。でも、おでんには入れたことはなかった。

おでんに入った黒はんぺんは一度食べてみたいと思っていたもの。
まぁ、スーパーで購入したものだから、わくわくするような期待はしないけれど、「感じ」は掴めるかなという期待でコッヘルに入れて温める。
暗い中だったからよくわからないけれど、想像通りおつゆが多くて具がちゃぽちゃぽ浮かんでいる感じ。味噌おでんを買うときに、このおつゆはきっと残ってしまう…と言ったひとことに「おうどんをいれましょう!」と提案したししたろさん。大正解だった。そして、肝心の黒はんぺんはどうかというと、わたしの好みとしてはわさび醤油もしくはしょうが醤油の方がおいしいという感じかな。あれ、他になにが入っていたのかしら? 関東のおでんと同じように卵とちくわとこんにゃくは入っていた気がするけれど、黒はんぺん以外の具は記憶から抜け落ちている^_^;
たっぷりのおつゆにおうどんを入れて、最後に葱も入れて、味噌煮込みうどん(?)の出来上がり。他にも野菜を買ってきていたけれど、おなかも十分だったので野菜はお持ち帰り。

温度はぐんぐん下がってきているというのに、おでん&おうどんでぽかぽに温まったわたしはおいしくビールをいただいた。

そうそう、ロッキーカップは持ってきていなかったけれど、なぜかわたし何かのときに使えるのでは?と非常用ザックにスノーピークのシェラカップをひとつ入れていた。このカップは持ち手が曲げられるので収納性が良いのでは?といくつも買ったのだけど、あまり使い勝手はよろしくなくてお蔵入りになっている。これはこういうときのために入れていたのよ!という感じで登場(笑)

まさか駐車場でこんな風に食事をしたりするようになるとは…親も思っていないだろう。わたしも思っていなかった(苦笑)。もう少し大きい車にすればわたしたちの旅もずいぶん変わるのに、ともう何年も車探しは続いている。探すと言うより待っているのだけど…。
どの車もわたしたちの理想には合わなくて、なかなか乗り換えられずにいる。
いくら荷物を少なくしても狭い車内はやっぱり狭い。わたしとパセ&ポプはいいけど、ししたろさんにはどうにも窮屈な狭さ。
この日の夜も足を伸ばせないから仰向けで膝を曲げて寝ていたら、その膝の下にパセリが潜り込んで寝てしまったらしい^_^;。そういえばわたしもずっと前に同じ格好をしていたら、パセリはわたしのおなかの上に座り込んで立てた膝にあごを置いて寝てしまった。
どうしてわたしたちが望んでいるような車が出ないのだろう。これまで何台も試乗してきている。しかし、荷物も入るし室内も広いけれど乗り心地考えられてないとか、荷物載るし室内も広いし乗り心地もそこそこというと、図体が大きくて、林道だけならず狭い日本でどうするの?というものだし…。荷物もそれなり室内の広さもそれなりだけど妙にゴージャスに作っているものとか、荷物も室内もそれなりだけど地上高がなくて林道行けないとか、ドアの閉まり音が軽い(ドアが軽い)とか、エンジン音が高いとか、インパネがぎんぎらとか(木目調はもっとイヤ)、いつもがっかりさせられた。どうしてこんなに気に入った車がないのだろう。アウトドアで使わないのならそれでもいくつかは候補を考えることはできるのだけれど…。

あぁ~。
狭い車内でもっと広い車~とししたろと真剣に悩んでしまった。

妥協するしかない。
でも、ねぇ。

あ、話がすっかり反れてしまった。

そういうわけで(どういうわけだろ?)、狭い車内で我々はキュウキュウしながら
夜を過ごしたわけです(苦笑)。

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