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関さんの森へてくてく 02

そこからは住宅街を抜けていった。
ほとんど活躍させずに寝かせているガーミンを今日は持ってきている。数年に一度くらいしか使っていないから使い方がまだよくわかっていない(笑。携帯のGPSの方がわかりやすかったりするからいけない。

住宅街は谷間にあり、家々の間を抜けて突き当たった場所は「ここが森のはじまり?」と思えるように木々が鬱蒼とした場所だった。
古くから住んでいる誰かのお宅の庭に入り込んでしまうのではないか、と思うような細い道を入っていく。

坂を上りきってぽっかりと開けた頂上にはどーんと大きなマンションが聳え立っている、いつも車で通り抜けていくところだった。
車で走っているときには見落としていた神社を発見。武蔵野線の線路上の橋を渡り神社へ入っていってみる。

徳川幕府の時代、柏から松戸、習志野などに馬の放牧をしていて、その時の馬の選別をしている様子を描いた絵がここ福昌寺に献納(幸谷観音野馬捕りの献額)されているらしい。どこにあるのか、いつも見られるものなのか、まったくわからなかったけれど…。

ふと、境内を見渡すと、真っ赤なトマトが祀られている!?
このあたりはトマトの名産地???


近づいてみたら、だるまだった。

いまどこPYoN2に投稿中

まだ、森にたどり着いていない。
大体、どこが森なのかってよくわかっていない。
見当をつけて歩いている。車なら間違っちゃった~ってまわることも苦じゃないけれど、徒歩というのはやっぱり苦! ガーミンや携帯のGPSで道を探しても、細い道はわかりにくい。(※地図を入れましょう(笑))
それでも、動物的勘はまだあるようで、森があるだろう場所へと少しずつ近づいて行った。

車の往来が激しい道路のすぐ脇に、森へ通じるだろう道を見つけた。
大きな古いお屋敷には大きな木の門があり、塀で囲まれた中を覗くことは出来ないようになっていた。しかし、抱えきれないほどの太さになっている木々は塀を高く越えてそびえているので、塀の中が森のようになっているように見える。もしかしたら、森へは簡単に入れないのかしら、という思いが浮かんだ。
調べてきたところに寄れば、誰でも自由に出入りできるようにしているはず。
それでも、そんな都合の良い森が現代のこんな場所にあると考えるほうが難しい気がする。

わたしたちが探しているのは「関さんの森」と言って、関さんという姉妹の方たちが消えていく松戸の森の一部を残したいということで所有していた土地を「森として残すこと」を条件に(財)埼玉県生態系保護協会に寄付された森。(参考: 関さんの森を育む会)
我が家のすぐ近くから、国道6号線を横切って、新松戸方面(マツキヨ本社前の通り)まで続く道路の計画があることを聞いている。その道はちょうどこの森をつぶして通ることになる。
森なんだからなんでも残せ、という気はない。現在だって過去だって、木を切って家を建てていたし、わたしが現在住んでいる場所だって山を切り開いて造られた宅地だと想像する。ただ、開発しすぎだと思っている。どんどん切り崩して、木々の姿はなくなっている。丸裸にしてから、公園を作っている。
人間がこの世を作っているんじゃないのに…。
保護なんていうもっともらしいお題目つけて、関係各者の懐を温めていたりするしね。
だから、こんな風に共存のために必要最低限のことをして、森を残すという選択をした関さん姉妹は素晴らしいと感謝するとともに尊敬する。うちにもあるらしい北海道とか岐阜の山なども手をつけないで残るようにしたい。

大きなお屋敷はその関さんのお屋敷。森はどこから入ればいいのかわからない。入れるのかもわからない。関さんのお屋敷沿いの道を歩いてゆくと、新しい住宅が立ち並ぶ一角へと入る。
森らしき場所と接している家々。きっと落ち葉などで大変だろう、と思う。我が家のとなりの実家にも小さな庭ながら山桜が大きく枝を伸ばし、梅の木やその他いろいろな樹木が所狭しと過ごしてくれている。その落ち葉などが隣家に迷惑をおかけしているだろうと心苦しくも思っている。だから、我が家とは比較にならないほどの木々からの落ち葉に、近所に住む方たちは恩恵より被害と感じてしまっていないか少々考えてしまった。

住宅の並びに区切りがついたところに小さな道があった。見過ごしてしまいそうなほどの小道。

小さな手作りらしき木の看板があった。
入ってゆくと、スズメバチ危険という看板もあり、少々怖気づくわたし。
落ち葉が何層にも重なった道はきれいに整備されている。木々の間から住宅が見えてしまうけれど、ここの木々たちが一帯のバランスをとってくれているのだろうとこの地に暮らす人たちを羨ましく思った。

ここまで7500歩あまり。
ガーミンの写真も、と思ったら、撮っている携帯がしっかり写ってる(笑。

木々の間から住宅街が見えるけれど、そこは空気の違う別世界になっていた。
少し前まではふくろうも棲んでいたらしい。

森を悠々と歩いているネコを見つけてパセ&ポプが地団駄踏んでいた。

森に別れを告げて、住宅街を抜け、6号線を渡って、市場前のセブンイレブンに寄って、コールマンアウトレットの脇の道へと入る。

突き当たりの急な階段は、向こう側が見えている階段で、やっぱりポプラは登れずに抱っこだった。
登りきると、さも自分で登ったかのようにすたすたと大股で歩く。

ここまで来るともう家が近い気がしてしまうのは不思議だった。
普段ここまで散歩に来たら、ずいぶん遠くまで来たなぁと思うのに。

パセリはまだまだ、というより準備運動完了、これからスタートというくらいの足取り。
ポプラは歩くのはちょっと飽きたかなぁというようにあちをふらふら、こっちでじーっ。
それでももう自分のテリトリ内に入ったと思うのか、少し緊張が解けたような感じもした。

4時間
9.5km
ししたろさんの歩数で約15000歩

パセ&ポプに万歩計つけたらどうなるのかしら(^^)

おしまい




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