6時頃カーテンの隙間から外の様子を伺うとハイエースの姿がなかった。エンジンをかけていたのは出発の準備だったのか。それにしても早い出発だ。
我が家は遅すぎるけれど。
パセ&ポプに作って持ってきていたごはんをあげ、トイレタイムにパセ&ポプと足湯の施設と道の駅の周りを散策する。
寒いかな、と赤いセーターを着せた。
施設の前にも道の駅の入り口にも大きな赤べこがいた。
9時45分出発。
できるだけメインの通りや一度通った道を避けて走りたいけれど、まだまだ冬季通行止めの道が多い。
同じ道を通ることになってしまう。
只見川と只見線の間の道は行ける?と入っていくとやはり行止まりだった。ここは季節で通行止めにしているわけではないようだけど…。
沼沢湖へと向かい、集落を抜けて、また只見川沿いへ降りていく。
予備に持ってきているパセ&ポプの冷凍ごはんが溶け出していたので、天然の雪で冷やすことにした。
雪を頂いた跡、なんの跡だろうと悩ませちゃうかしら。
金山町から只見町へ。
直角カーブがわたしたちにとっての目印。
今日もしっかり直角を曲がる。
毎回といっていいいくらい立ち寄る只見駅。前回は工事中だった。
駅舎内に入ると、なんと売店が出来ていて、駅員以外に常駐している女性がいた。女性は日曜日だけ勤務しているらしいのだが来るたび、販売物が増えていてびっくりしているのだと言う。
パセ&ポプは只見駅周辺をししたろと散歩してきた。わたしは車内で、集めた資料を整理。
見上げた空が、とても不思議なことになっていた。
写真でわかるかなぁ。
冬伊南川沿いを通り沼田街道へ。冬季の桧枝岐を見てから帰路に着こう、できればおいしい蕎麦も食べたい、と桧枝岐を目指す。
道路脇に数台車が駐められていることが何度かあった。川沿いの場合は「釣り?」とも思うのだがこの辺りは4月から解禁のはず。山菜にも少しばかり早いと思うので首をかしげたまま車は走ってゆく。
通行止めの場所までたどり着くと、そこはスノーモービルの天国のようだった。
Uターンして、お蕎麦屋さんを探す。
しかし、オープンしているらしい数軒も人気がなく、入るのに勇気がいる。
スキー場前にあったホテルのような「水芭蕉」という建物に入ることにした。
入って見てびっくり。想像とはまったく違ってスキー場のレストランのようだった。
わたしはもりそばを、ししたろはお薦めと書かれていた豚のしょうが焼き定食にする。
若めの人たち3人が厨房にいて、わたしたちの食事を作っている。わたしたちと入れ違いに年配の男性が2人出て行った。わたしたちが入る前のその男性2人。そして今はわたしたちだけが客。客より厨房にいる人の方が多い。
出てきたお蕎麦は解凍したのかと思うほど冷たかった。水がそれだけ冷たいのだろう。
即行で食事をし、車で待つパセ&ポプの元へ。パセ&ポプも積雪調査をする。
数台駐まっていた車に持ち主たちが戻ってきたところに通りかかった。
皆、スキーを担いでいる。
なるほど、山スキーだったのだ。ずっとかしげていた首がまっすぐになった。
いったい何時から山に入って行ったのだろう。14時近くには戻ってきているのだから、きっとまだ暗いうちから動いていたのだろう。もしかしたらあるハイエースもそうだったのだろうかと思う。
いつもこの交差点で「宇都宮」の文字を見ると、あぁ旅も終わりに近づいたと思う。
夫がバイクツーリングで立ち寄ったという男鹿高原駅へ立ち寄る。
「浅草」←→「会津」という案内標識に驚く。浅草から直通でこられるらしい。電車で訪れるのもいいかも。でも、ここで降りたらどうすればいいのだろう??? やっぱり自転車担ぎますか…。人家もなく、熊の出没の方が多そうだから、それもちょっとねぇ。
高速にのれば旅もおしまい。
もちろん家に着くまで気は抜けないけれど…。
保冷用に入れた雪がまだ雪だったので、雪だるまを作った。
「冬ソナの真似?」と言われたけれど、冬のソナタの1シーンも見ていないわたしたちにはなんのことやらわからなかった^_^;。
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