1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

ミステリーゾーン!? 02

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探検・・・

湖に出られる場所がないか探検に出る。


対向車が来たらぎょっとする程の細い林道。この先は行き止まりらしいけど電柱が立ち電線はずっと奥まで続いている。
何本か川を渡った。どこも浅く川底は泥のよう。澄んでいるように見えるけど一歩入ったら濁るだろうな~(笑)

また橋が出てきた。何年にかけられた物か忘れたけれど、かなり年代物の橋だった。車を停めて川を覗いてみる。車の進行方向左側には以前使われていたらしい道が川沿いに走っている。右側はとのぞき込むと、道が陥没していた。

陥没している道
 
今は獣道になっているのかなぁ?

まだ探検は続く。
木陰に隠れるように巨大なパラボラアンテナが見えた。なにを受発信しているだろう。秘密基地みたい。
こんなとところをウロウロしていたら怪しい奴だと拉致されたりしないかしら。ちょっと不安になった(笑)。
見て見ぬ振りをして素早く遠ざかる。
(ここは衛星の研究?をしているらしくたくさんのパラボラアンテナがありました。)


車を進めていくと、川を隔てた向こう岸に建物があった。こちらの道からは車の通れない細い橋がかかっていて向こう側には階段が建物へと続いている。まさかここしか道がない訳じゃないよねと思っていたら珍しいものを発見。ロープが川を渡っている。荷物の運搬はこれでするらしい。なんだかすごく奥深いところに来たような気分。どんな人たちが向こう岸で暮らしているんだろう。

次に現れたのは、背丈より遙か高い大きな門構えで誰も暮らしていないようなお屋敷や隠れ家のような家屋。そして、こんなところになぜ!?という食事処も出現。ここはいったいどういう場所なんだろう。


不思議なエリアに入り込んだ私達は「この先、転回できるところはありません」という小さな立て看板を信じて戻ってきた。

過去の世界への入り口?


湖に降りられる道を見つけられず国道に戻り、また細い道を探す。
と、視界の端に小さく飛び込んできた不思議な光景。通り過ぎてから、確認のために戻る。


大きな鉄の門が道路を閉鎖していた。その門の向こうに、目に飛び込んできた景色があった。道路が湖に沈んでいる。
この道を入っていくと過去に戻れたりして(笑)



門にへばりついて柵の間からカメラを向けてみた(笑)。



すぐ側に橋が架かっていたのでそこからも見てみる。道路が分断されていた。水が多いときは水没しているのかなぁ。
あの道を毎日通っていた人たちもいるんだよね、きっと。
なんだかちょっと哀しい。

このダムは何のためのダムなんだろう。。。



橋の端に座って見つめているカエル。何を意味しているんだろう。遙か遠くを見つめているように見えたけど・・・。

この橋の脇にはリサイクル店があった。リサイクルなんて言葉がまったく似合わないようなお店。時代屋っていうのとも違うけど、少なくともカタカナじゃないかな(笑)
この店は継ぎ足ししながら店舗が大きくなったのか、入り口がたくさんある。
一歩踏み込むと所狭しとさまざまな物が無造作に重なり合っていて、今にも崩れそうなのに、均衡を保っている感じ。
工事現場で使われるような頑丈だけど不安な階段を上るとそこはまるで異次元の世界だった。タイムスリップしたような錯覚を起こしてしまう。あるいは映画や小説の世界に入り込んでしまったみたい。○○記念館とかで見るような物がその時代からのホコリとともにここにある感じ。写真を撮ったらぞっとするようなものが写ってしまうかもと躊躇しながらカメラを向けてみた。ぶれぶれの円の画像は水筒。これって戦争中に使っていた水筒じゃないのかなぁ。お釜にしても昔使っていた人がそこにいそうでちょっと怖かった。

お店の中をうろうろしていたら丁度お店の真ん中あたりで人の声が聞こえてきた。小さな提灯がのれんのようにかかっている部屋(!?)でおばさんたちが話をしているらしい。中からおばさんが声をかけてきた。「こっちきて、お茶でも飲んできなさいな」。車にパセ&ポプを残したまま、別世界に迷い込んでしまっては大変とお断りして、車に戻った。ほんとうに不思議な世界だった。

片倉湖近辺の不思議なエリア。そして湖底へと導く道と、タイムスリップするお店。この一帯はミステリーゾーンみたい。気を付けなきゃ、ふとした瞬間に向こう側の世界の人間になってしまいそう。

ミステリーゾーンを後にして、すぐ近くの亀山湖に寄ってみた。亀山湖畔にある稲ヶ先キャンプ場。道を折れて進んでいくとボートハウスが建っていた。その奥に公営駐車場。そして左側にキャンプ場入り口があった。
なんとその入り口に「ペット持ち込み禁止」と書いてある!! ネットでペットとキャンプを楽しんでいる様子は記憶違いだったのかな~。禁止の案内は新しいものではなさそうなので、最近禁止になったわけではない気がする。
キャンプ場の隣には釣り用ボートの桟橋があり、桟橋の脇には湖へのスロープがある。しかしこのスロープには鎖がかかっていた。なぜだろう!?
ししたろがボートハウスの人に聞いたところに寄ると「亀山湖でのカヌーは遠慮してもらっている」とのこと。カヤックの人がロールをしている姿を見た釣り師が沈をしたと救助に向かうことが何度かあったそうだ。そして慌てて来た釣り師に向かってカヤッカーたちは笑っていたらしい。なのでカヌー(カヤックじゃないんだけどなぁ~)は「遠慮」してということらしい。
帰ってきてから調べてみると、亀山湖でカヌーが歓迎されないor排除されているのは、釣り師とカヤッカーの問題だけじゃないみたい。いかにも日本らしい縦割り行政の責任なすりつけ合いなどの理由や湖の使用権などもありそう。
もう、ミステリーゾーンから抜けてきたと思ったけど、亀山湖もそうだったかも。そして行政の不可思議から言えば日本全国ミステリーゾーンかも・・・。

さあ、帰ろう。行きと同様、ナビには絶対指示できないルート(^_^)
ナビが示すのは東京湾側。私達は太平洋側を走るのだ~っ!!

あっ、海が見えた♪
海が見えるといつもなんで嬉しくなるんだろう。山が見えても嬉しくなるなぁ(^^ゞ
あれ、もしかしてわたしもミステリアス???


***


パセ~、ポプ~、おうちに帰ったらごはんだよぉ~♪

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