1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

きらきら上越&ゆらゆら小野川湖キャンプ 08

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朝の湖畔覚悟していた4時過ぎ。
4時半頃に一台目がやってきた。
しずしずと…。
そして、ドアが静かに開き、静かに閉められた。
その後も次から次に続々と車はやってきたが、昨日とは違って静かにしようと努力してくれている様子がわかった。時折会話が通常モードになったけれど、覚悟していたせいばかりでなく、気を遣って行動してくれる人たちが多かったようで、人数の割にはとても静かなバス釣り大会の朝だった。

だっこでつよ~出発準備いっぱいいます

数年前、こういう大会と一緒になってつらい思いしたから、余計今日の静かさが有難かったのかもしれない。

出艇追ってくる少し紅葉

5時半頃に起き出して、サーモスにコーヒーを淹れ、パンを持ってカヌーに乗り込んだ。
6時頃大会が始まったらしく、後ろからひゅるひゅると数十台のボートが迫ってきた。どのボートもバッテリーで動いている。
小野川湖は7時まではエンジン禁止。
24時間禁止の湖でもいいと思うんですけどね。エンジンのボートが通ったあとは、湖面が茶色い泡で覆われてしばらく消えずに汚い湖面になってしまうし。すぐ近くの桧原湖には観光船もあるし、小野川湖は静かで綺麗な湖、という棲み分けできたらいいのに。

朝食朝靄の中、湖面にふわりと浮かんでコーヒーを飲み、パンをかじる。
見回すと、湖のあちこち点々と釣りのボートも浮かんでいる。

朝のカヌーは気持ちがいい夫は離れ小島に上陸すると言う。
わたしはパセ&ポプを乗せたまま、島を離れてするすると湖面へ。
空いたシートに腰掛けたり、立ち上がる危険なポプラ。
急旋回しなくてもカヌーからよくするっと落下するポプラだからはらはらする。シートから降りると今度はバウのガンネルに肘をかけ威張る。

4泊したのだからもっとカヌーで遊べばよかった。
いや、4泊じゃ全然足りないのだ。
ならば、1週間くらい滞在していれば満足できただろうか。
多分、きっと1週間じゃ足りないなんて言うのだろうな。

パセ&ポプ毎日木々の葉は変化していた。
赤、紫、黄。
濃くなっている。
昨日の景色は、今日はもう見ることができない。

数年前、小野川湖でパセ&ポプと過ごしたときとほぼ変わらないように見えるパセ&ポプ。
確実に変化はしているのだけど、まだ大きな変化として現れていないだけだとはわかっているけれど、見えないことはうれしいこと、かな。

朝のカヌーパセ&ポプ

今日も一緒にカヌーで漕ぎ出せたことに、心の中で手を合わせて感謝する。

相変わらず、バウを陣取って譲らないポプラ。
怒らず後ろから覗くパセリ。


撤収サイトに戻って、昨日のお鍋でお雑炊をつくり、パセ&ポプにもご飯を作って朝食にする。
のんびりと撤収をはじめる我が家のとなりでは、ファミリーがすでにほぼ撤収を完了していた。きっと今日もこのあといろんなイベントを予定しているのだろうなぁ。

朝は浜に降りられなかったのでパセ&ポプの散歩に、と撤収後蓮華沼へ行くことにしたが、今日こそパンを買うぞということで先にささき亭に向かうことにした。
今日は、オープンしていた。
スリッパで人数コントロールをしているらしく靴を脱いで店に入る。開店当初から制限が必要と考えて作っていたのだろうか。

パンの種類が想像以上に少なくて別な意味で驚いた。ツォップをはじめ種類が多いところばかりを見慣れているからだろうか。
以前友達が買って来てくれたパンはひとつも見当たらなかった。

4・5種類購入してひとつは温めてもらうことにした。
先に車に戻っていると後から戻ってきた夫が「あれ?」と首を傾げながら車に近寄ってきた。
左後ろのタイヤの空気が少ないようだ。
パンク砂利で斜めになっている駐車場だったので、とりあえず駐車場から車を出し、平らな場所へと移動した。
走っているときサイドミラーで見ていてもやはりおかしい。
迷惑にならない場所に車を停めて再度確認。
夫がタイヤの溝に埋まっているネジを発見した。間違いなくパンクだった。
JAFに電話する。
1時間で到着すると言われ、近くの三菱ディーラーも探してもらうことにした。
夫は荷物を降ろしだし、スペアタイヤを下ろした。
1時間も待っていられない、とタイヤ交換を始めてしまった。まぁ、ここは高速道路でもないし、車の通りも少ないし、運良く左側だから作業していても危険は少ないだろう。
もう一度JAFに電話して自分でタイヤ交換しているので来なくていい旨を伝えると、「会員様なのに申し訳ない」と繰り返す。確かに車に乗るようになってからずっと会員で、1度バッテリーで来てもらったことがあるだけだから、とても良い顧客だと思う(笑。しかもうちの実家全員、家族会員ではなくそれぞれが入っているし(苦笑。
三菱のディーラーに連絡して近くのディーラーを教えて欲しいと言ったら、ガソリンスタンドで大丈夫ですよ、と調べてくれなかったので、JAFの人に再度近くの三菱ディーラーを調べてもらった。
郡山か会津若松しかないそうだ。地方だとそんなもんなのかしらね。

タイヤ交換をしている間、パセ&ポプと蓮華沼に行けなかった分のお散歩をするつもりが15分ほどでタイヤ交換も終わってしまい、スペアタイヤになったデリカD5で会津若松に向かって出発した。

予定外のドライブは、買ったばかりのパンを頬張りながら。
パンク修理1時間ほどでディーラーに到着。連絡をしていたからか出迎えてくれ、すぐに作業に入ってくれた。
ここでも蓮華沼の代わりに、と散歩に出た。交通量の多い道路脇にある店だったので、小道を探したけれど、とても散歩の気分になれるような道が見つけられず、10分ほどで戻ってしまった。

暖房が入っているのかと思えるほどの暑い店内で冷たいアイスコーヒーをいただく。D5の新しいオプションカタログなどを見ていると作業完了。外に出ると涼しくて気持ちいい。
終わりましたと伝えに来てくれた作業の人に向かって吠えたポプラ。一緒に見送ってくれた営業の人に「赤い服着ているから吠えられちゃうのかなぁ」と話していた。

中央分離帯のある道に建っていた会津三菱を出て、数十メートル先の交差点で左折しUターンしようとすると、そこにも三菱があった。
福島三菱。
こんな近くになぜ2軒もあるのだろう。
どちらか、猪苗代に移動しませんか?(苦笑)

帰路最寄の高速ICから高速へと入った。

もう旅は終わる。
もちろん、家に着くまで気は抜けないけれど、「旅」は終わる気がする。
夫の頭痛は消えず、家まで持ち帰りそうだ。
でも、なにも訴えてくれないパセ&ポプではなく、言葉も通じる夫だから良かった、と言ってもいいかな。
しかし、帰宅してからも夫の頭痛は続き、言葉が通じても主張のある人の場合は思うまま病院に連れて行けるわけでもないから、「良かった」とは言えないことがわかった(苦笑。

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