■ キャンプ2日目 ダウンリバー1日目
5月3日早朝、夜中到着を避けて近場で待機していた面々が到着。
9時に集合、みんなで車に乗って平木大橋に向かう。とにかく長い隊列で途中で後ろの車を待ったときこの車列を眺めたら壮観だった。
平木大橋の河原についてカヌーを降ろし、ドライバー男性陣は車をキャンプ場に再度置きに向かう。この時間を利用して女性陣は乙姫ゆんちゃんの講習会。パドルの動かし方を実際に川の中で試す方法は陸でやるより数段わかりやすい。なにしろスクールで利根川をちょっとだけ下った経験しかない私はダウンリバー初心者。初めて気合いが入った感じf^.^;)。
男性陣が戻ってくると早速スタート!!
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とにかくベテラン陣のコースを辿っていく。景色を見ている余裕はない。私の背後にいるパセ&ポプの様子もわからない。ただひたすら前方を行くおばPさん、乙だんさん、ゆんちゃんを追う。それでも、ひとつカーブをこなし、ひとつ瀬を進み、楽しさと余裕が出てきた。
どの位進んだのだろうか、カープの途中、「パセリっ!!!」とししたろが叫ぶ声が耳に飛び込んできた。はっと振り返ると私の右後ろでフネの外にパセリが落ちている。手を伸ばしてパセリのライフジャケットをつかもうとすると、すうっと遠ざかった。慌ててライフジャケットに付けていたフローティングロープを引っ張る。パセリを近づけて持ち上げようとしたら重い!!
もう一度! 9キロ近いパセリは水に濡れて10キロを超えていただろう。左手にパドルを持ち右手でぐっと引っ張り上げた。後ろでブルブルっと水を切るパセリの気配を感じて前方を見る。おおっと曲がらなければ!!
多分1分もないくらいの出来事だったと思う。お米の袋も重いと普段言っている私が片手でパセリを持ち上げたこと、瞬時に行動を起こせたことはほんの少しだけ自信が持てた。でも、パセリを引き上げることだけしか頭になかったというのはまだまだなのよね。スターンのししたろがいなかったら全滅していたかもしれない。
でもパセリは初めての落水をしてからすぐに、パセリは私の前の浮力体に乗り、仁王立ちしていた。全身びしょぬれでフネの前方に立ち、前を見据えているパセリの姿はかっちょいい♪
危険と思える場所に立っていたわけだけれど、必死に漕がなければいけない場所だったのでパセリを降ろすより漕ぐことが先決だった。一息ついてパセリを後ろに移動させたけど、パセリはしつかり成長しているんだなぁといただいた画像を見て感動してしまった。
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