1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

きらきら上越&ゆらゆら小野川湖キャンプ プロローグ01

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予定では18日の夜に出発だった。
当初は北海道か紀伊半島が候補にあがっていた今回の連休だった。

北海道行きは、フェリーの問題で取りやめた。航行中、車に滞在していられるフェリーがありそれを利用する予定だった。しかし、フェリー会社の統廃合などで、そのフェリーはなくなってしまっていた。しかし今回はこのフェリーの変更によって止めたのは良かったと後になってわかる。

もうひとつ候補になっていたのは紀州和歌山。北海道に行けなくなって紀伊半島行きが濃厚になった。が直前になって、なぜか気乗りしなくなった。虫の知らせというものは本当にあると思う。今回も旅から帰ってきて、個人的なことから行かなくて良かったと思うことあった。

一週間前になってからばたばたとする我が家。相変わらず困ったものである。

しかし、今回は、予定出発日の3日前にパセリの様子がおかしくなった。(参考:パセリの長い夜)
それが発端で、連休前のわたしたちの頭の中はパセリのことでいっぱい、ほかの事が考えられないくらい埋められた。

どこに行くかなんて話題は、それきり一切なくなった。
悩んだり、泣いたり、病院に駆け込んだりして3日が経過した。

パセリはわがまま言っていただけ?
パセリだけが知っている。

病院でも心臓や背骨の悪化は診られなかった。痛みもあるとは思えない。

しかし、今回のことでわたしたちは覚悟をした。どんなに元気な子でもなにが起きてもおかしくない。パセリの場合は既往症があるわけだから、なにか起きるという確率はそれだけ高い。
痛くなったとき、わたしたちは病院に連れていくことしかできない。
旅に出ていても家にいてもそれは同じ。ただ病院までは時間がかかるかもしれないから、その間の痛み止め薬は病院でもらってきた。

パセリは元気だ。
ポプラも元気だ。

パセ&ポプ、明日から旅に出るよ。
なにがあってもパセ&ポプのことは守るからね。

変化するのは当たり前。
変化しないと思っていることが間違い。わかってはいるけれど…^^;

元気なときに出かけよう。
パセリはお散歩解禁になった翌日からキャンプに行っている。
お薬の準備はOK。心の準備は、いざというときやはり揺れるだろうけれど今回で少しばかりできた気がする。

行く先は決めていなかった。
しかし、夫はカヌーを車に載せた。
その前に、カヌーの下のキャリアにシェルを載せていた。
これが今回の旅のびっくりハプニングのひとつになる。

「あ、シェル載せちゃったよ。ルームってどうしたっけ?」
2階の道具部屋にも、1階の道具棚にもないということは、一緒に入っているんじゃないの?ということで納得したわたしたちだった。

カヌーを載せたなら、やっぱりカヌーを出せる場所に行きたいですね。

去年北東北を巡ったとき(北東北 放浪くるま旅 TOP )、ずっとカヌーは屋根の上だった。
ふらふらするのはカヌーを出しにくいし、パセリの様子を見るためにも今回は滞在キャンプにしよう。

景色の良いところと、湖。
そんな条件になった今回の旅。
「景色の良い」というのはいろんなことが考えられるわけで、
空にそびえる山の姿がある景色をイメージしていたのだけど、今年突然命名されたらしいシルバーウィークとやらであちこち混雑しているらしい。混んでいる場所でのキャンプは苦手なので、夫も必死で探してくれる。
荷物を選別、積み込む作業をしながら、場所探し。
結局、日本海と街を見下ろすキャンプ場と、人気が出てしまって混雑しているため数年ご無沙汰している懐かしい湖畔のキャンプ場に決定した。見上げる山はないけれど、景気は良さそうだ。目的地が決まっている旅も久しぶり。

20日の日曜日、午後からでも出かけようと思っていた。
が、渋滞情報は今日も激しい距離を示している。

明日にしよう。

そして21日の朝、わたしたちは出発することにした。

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