1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

思いがけず雪中キャンプ@湖畔 01

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空模様がちょっと気になりますあれ? 行楽日和という予報ではなかったかしら?

今にも降りそうな雲に覆われている関東地方の空。

パセ&ポプ、くぅくぅパセ&ポプはピローに抱かれてくぅくぅと夢の中。
ポプラが右後ろ足をケンケンするようになって、安静にしなくてはならない今、ドライブはいちばんいい状態のように思って出てきた。2列目を倒したフラットでシュラフやブランケットでふわふわのリアシートでくつろいでいるパセ&ポプを見ると、ほっとする。

ゆけむり号旅の道連れは「湯けむり号」。少なくとも5台は見かけたけれど、ほぼ満員で走っているバス。
気になって調べて見たら、驚きの価格。
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と、びっくりはしたけれど、利用することはないかな^_^;

それより空模様が気になる。
明日は雨だって聞いているけれど、もう降りそうよ。これから快復するの?

土日だけオープンさせているお店にお邪魔した。 いつかカスケードループでも作りたいと思っている空間。うらやましいほど素晴らしかった。 居心地が良過ぎて長居してしまう。 欲しいものはオーナーが個人的にとっておいてあるものばかりだったらしく^_^; わたしはTシャツのみいただいてきた(苦笑。

野営地探し野営地探し0812131405r0013851.jpg

オーナーがこっそり(?)教えてくれた野営地に行ってみたけれど、残念ながら入れない状態になっていた。 もう一箇所の川原は熊が出るという話があるということなので敢えて聞かず(笑。

いつもの場所へいつものように野営地を探しながら、何度も行っている湖畔へ行くことにした。 もし誰かがすでに野営していたら、また探さなくてはならないけれど空いていたら決めよう、と。 午後2時過ぎにに近辺に到着。
しかし、明るい日中なので誰かがいても灯りなどでいるかどうか判断が難しい。 とにかく藪へと入っていく。 藪に隠れているその場所を進んで行くと、誰もいなかった! 今日の宿泊場所は決定した。

もう暗いですカーサイドタープを設営し、キャンプタイムのコット、テーブルと出す。
が、なんということでしょう。 テーブルの足がありません\(◎o◎)/
もうひとつ同じテーブルがあるのでもしかしてそっちに入ってる???
そういえばなぜかテーブルの足だけの姿を家のどこかで見かけたような…。

ともあれ、ないものはない(笑。 車中泊や簡単野営のときのように、常時載せてあるミニテーブル2脚、バハで済ますことにする。 並べてみて、あっと思い出した。以前、コールマンのテーブルをミニテーブルに載せて使ったことがある。ロールアテーブルのトップだけをミニテーブルに載せれば大きくなる!と気付いたけれど、今回はそこまで必要ないかと止めた。またレンジャー90に入れてしまったから出してもらうのが悪いと思ったのが一番の理由だけど^_^;

16時半には設営完了。

和風ハンバーグ夕餉ですすでに暗くなった17時には晩餐開始。 道の駅などで泊まることを考えて火を通さずに食べられるものを途中のスーパーで買ってきている。
ハンバーグはフライパンで温めた。

今夜のともだち そして、読書タイム。

20時頃、車が対岸にやってきた。
声がする。 ドアが閉まって、こちらに向かってきた。
途中、こちらの明かりに気付いたのか、車が停まる。 しばらくして、林道に走り去って行く音が聞こえた。
今晩は走り屋さんの音は聞こえない。

天気予報で、関東地方の明日は雨か雪と言う。 「雪っ?」 一同驚く。と言ってもししたろとわたしだけ。パセ&ポプは驚かない。度胸があるのかしら?

今回は車中泊の用意しかしてこなかった。

もしかして泊まれるところがあればカーサイドでも出す?と言う程度の準備だった。
わたしの冬の必需品ソレルも持ってきていない。足先がじんじん冷たくなってきた。
今度のキャンプでは古いドイツのストーブも持って行こうと話していたけれど、もちろん今回は持ってきていない。
それだけでなく暖房器具になるようなものはひとつもない。
常時車に入れているネックウォーマー、厚手の靴下、タイツ、ズボン(オーバーパンツにもなった)、グローブ、帽子など、着込む。
小さなフリースのブランケットをスカートのように巻くとこれも暖かい。最近はモンベルなどでも売っているけれど、あれはかなり効果あると思う。
欲しいと思いつつ、好きなメーカーで出してくれるのを待っているので、それまでは手持ちのフリースで代用(^.^)。

パセ&ポプはとっくに車の中。 シュラフでぬくぬくしている。
わたしたちもシュラフに潜り込むことにした。 すでに温度はマイナス3度。

マイナスの気温でD5に寝るのは初めての経験。
装備は相変わらず、モンベルのシュラフ×2とスノーピークのシュラフ×1の合体にウールブランケット×1、フリースブランケットL×2、小×2、サーマレストピローL×4、M×1。
これだけあると、ポプラが居心地いいようにブランケットをほりほりして自分のベッドを作っても別のブランケットを引っ張ることができるし、パセリがシュラフの上にどっかと寝てしまって寒くなっても他のブランケットを掛けることができる。
これまでの経験上、テントでも車内でも冬はこれくらい必要になる。 しかしこれだけ万全を期したつもりでいたけれど夜冷たいと思ったのは、シュラフと車の柱部分が直接付いた時。
フリースを間に詰め込んで暖かくなった。今度はZライトを詰めて置こう。
それから、足元に置いているキューブ。冷たく感じた。
モンベルのシュラフ旧#0もそろそろ#2とかそれくらいになってるのかしら? ストレッチは画期的と思っていたけれど、伸ばしてしまうと薄くなって寒くなるし…。この前ウエスタンマウンテニアリング ヴァーサライトを試してしまったから、その差を知ってしまったというのもあるかもしれない。知らなければ幸せ、ということが世の中にはたくさんあるから(苦笑。

それでも汗をかくくらい暑いときもあった。 パセリは早々とシュラフから出て行った。ポプラは今回半分だけシュラフに入るという体勢が多かった気がする。

23時頃。 わたしはうつらうつらしていたのだと思う。 もちろん常夜灯以外のライトも消して寝ている状態。

車の音が聞こえてきた。じりじりと近づいてくる。

パセ&ポプをはさんだ隣で寝ている夫ししたろをつつく。 何度目かで目を覚ましてくれた。

誰かが近づいてくる。 段々、段々、と…。

ししたろが起き出して、車から降り、様子を見に行った。 もちろん誰の場所でもないから、誰かが入ってきたって咎めることはできない。 ただ、この時間に動いている人が怖かった。 熊より人が怖いことがある。

じっと耳を凝らしていると、車の音は遠ざかって行き、聞こえなくなった。

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