1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

静かな秋里散策 01

この記事は約3分で読めます。

土曜日に出かける、という心積もりだった。多分、ふたりとも。
土曜日と言いながら、土曜日になっても出かける雰囲気にならなかった。
載せっぱなしにしているもの以外の、出かけるたび載せる細々としたものをちらりちらりと車に載せる。
あとから考えれば、「のんびり」というより「躊躇」に近い準備だった気もする。


行き先も決まっているような決まっていないような、そんなあやふやな状態。
昨晩、「山行き」を提案していたししたろさんに「ここはどう?」と里山歩きを逆提案したけれど、結局決まらないままわたしは寝てしまった。
朝起きてもまだ決まっていないし(笑、わたしなんて逆提案しながら地図もルートもない場所で。ししたろさんからは2万5千分の1の地図が欲しいとも言われたけれど、もうすでに正午。

これから買いに行っていたら少なくとも1時間はロスになる。
数年寝かせていて時々起こすガーミンもあるし、ネットで地図をダウンロードしてプリントして今回は間に合わせることにして我慢してもらった。

そんなことをしていると、電話が鳴った。
数ヶ月連絡が取れなくなっていた人からの連絡だった。
どれだけ心配したか…。
もし出かけてしまっていたらこの電話を受けることは出来なかったはず。
そしてまたずっと心配が続いたことだろう。

出発がなかなかできなかったのはこのためだったのか、とししたろさんと納得した。

しかし、まだ出かけない。
すでに夕方になっている。
車には車中泊するための準備は出来ていて、あとは乗り込めばいいだけなのに…。

ここまで遅くなったのなら、夕ごはんも食べて、お風呂も入って、それから出ようか、というスケジュールに変更した。

22時を過ぎて、クーラーバッグや明日の朝食・昼食などになりそうなものを入れて、
出発前にはいつものようにパセ&ポプの散歩をほんの少しして、
車に乗り込んで出発!のはずだった。

最後の最後の荷物を載せにししたろさんが車庫に出ると、
「雨降ってる~」
というウソのようなことを言う。

雨の予報なんてこれっぽっちもなかったのに。

しかし、道路はしっかり濡れていて、しかもまだばしばし雨が降っている。
慌ててウェザーニュースをチェックすると、「にわか雨に注意」と出ていた。

これから行く先がどんな天気になるのか不安な感じ。

とにかく、車に乗る前のパセ&ポプ散歩はできそうにない降りだった。
家でもトイレはできるパセ&ポプなので、「必須」ではないけれど、出来れば数時間車に乗る前には外を歩かせてあげたいと思っている。
そして、出かけた先でも、それがテント泊であれ車中泊であれ、寝る前にパセ&ポプと一度外に出て少し歩いてからということにしている。その方がパセ&ポプには我慢を強いることないし、わたしたちも夜中に起こされることはほぼなくなって、お互いに熟睡できるから。

なのに、松戸で雨が降っている。そう遠くまで行かないつもりだから天気もきっと変わらないはず。夜中に到着した先でも、雨で歩けないかもしれない。
雨なんて、連泊で出かけていれば、どうにかしてしまうことなのだけど、家にいると躊躇する要因のひとつになる。
そこまでして出かけるべきなのか?と。

特に、パセ&ポプ(犬)は我慢をしてしまう。
自分たちの都合ばかりに犬(パセ&ポプ)を振り回すことはしたくない。
だから…
今夜の車中泊はやめることに決定。

決定したのは、23時過ぎ。
今度は載せていたクーラーバッグやお弁当等を車から降ろして、
明日の朝出発に変更。
もちろん出発は、朝の天気とみんなの体調次第。

わたしが二階の寝室に行って寝たのは、24時半。
テレビでバラード特集をやっていたので、見入って、聴き入ってしまった。
でも、これで4時起床には間に合いそう。
90分周期で二回。
パセ&ポプも一緒に二階へ。

タイトルとURLをコピーしました