1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

サマーキャンプ!? 05

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妹はルームで昼寝を始めた。ふかふかのSPおふとんは暑いので、バイアブランケットを敷いて、さらっとさせる。
パセ&ポプも一緒にお昼寝する、と入っていった。パセ&ポプはルームが大好き(^^)v。パセ&ポプのために考案したものだから、とても嬉しい。

それにしてもちょっと足を曲げたそのとき、パセリはその足元にコロン。妹は寝苦しそうだった(笑。


ししたろさんはコットでお昼寝。
暑くてもなにかかけないと風邪をひく。こういうときはバイアブランケットや、このコクーンのトラベルシーツフランネルが重宝する。
ししたろさんにトラベルシーツをかけて本を読んでいると、ししたろさんの胸辺りになにかが飛び乗った様子が視界の片隅に写った。
近づいていくと、今度はぴょんっと手に飛び移った。
バッタだった。

わたしたちのサイトにも雨が降り始めた。
コットをシェル内に入れたり、シェルを閉じたり、バタバタと雨仕様に変更する。


30分後、シェル内に現れたバッタ。
ルームの上をぴょんぴょん跳ねたり歩いたりと、雨宿りなのか、冒険している。

なにかの拍子にルームの中に入ってしまった。
妹が捕まえる、と素手で格闘。わが妹ながらすごい。わたしはできません(^^ゞ

しかし、その手がバッタを掴んだ!かと思うと、「あぁ、痛っ」とバッタを放した妹。
自分の指を見て「ええっ?」と驚いていた。
覗き込むと血のような液体が指に溢れている。
「血じゃないと思うんだけど、でも痛い」
血にしてはずいぶん時間の経ったような色。
水で洗い流すと、噛まれた痕があるけれど、溢れるほどの血が出るほどでもない。バッタがなにかの液体を出したのだと思う。
帰ってきてから調べたら、赤褐色の液体を出すそうだ。

ツユムシ

毒ではないようだけど、やはり素手で虫を掴むのは怖い。

雨は降ったり止んだり。つまり、シェルのドアを上げたり下げたり…。
ラジオの天気予報がうまく入らない。
たまたま入った気象通報を聞いて、これを書けばわかる*はず*なんだけどねぇ、と思う。この前練習したんだもの(笑。

なんとかチューニングが合うと、それは関東地方の局で、神奈川の天気を伝えていたりする。
携帯で朝チェックした天気予報は、すでにはずれているし。
メールで入ってくる長野北部の天気は昨日雷注意報があったくらい。長野全体では大雨警報などもずいぶん出ていたけれど、すべて昨日の内に解除されていた。
今日、予報では曇りだった。山の天気なのだろうか?

そんなことはお構いなしで、涼しい山の空気にすうすう眠るパセ&ポプ。

夜になると、ラジオからはわたしには理解できない意味不明の言葉がいっぱい聞こえてきた。短波ラジオを聴いているみたいだった。

シェルを叩く音が激しくなった。
こんなにうるさいと眠れない、と言っていると雨雲は去っていった。
結構聞き分けはいいらしい(笑。

妹がシャワーを浴びに行った帰り、こしひかり越後ビールを管理棟で買ってきてくれた。お米の味がする不思議なビール。

どこからか花火の音がする。
パセリが怖がってしまうかと心配したけれど、全く無関心。
わたしたちのサイトの下の方から「わぁ」とか「おぉ」という声が聞こえてくる。ここ、人影は見えないけれど声は聞こえてくるのよね。
上がっている花火が見えているらしい。
わたしたちも出てみる。
残念ながら林の間にちらちらと見えるくらいだった。
それにしても金曜の夜に花火大会なのね。
打ち上げ本数は少なそうだったから、大湯温泉花火大会なのかなぁ。地理的に見えるのかどうかも定かじゃないけれど…。

そういえば、予定していたキャンプ場の管理人さんは、お祭りがあるから電気を付けに来たり料金徴収に来られないのだといっていた。
この時期は夏祭りの時期なのだろうか。

夜はおでんとツナペースト&野菜サラダ。

ししたろがコットで、妹とパセ&ポプがルームで夢の中に入っていったあと、わたしはひとりヘッドライトで本を読む。
雨音も静かでしみてくる。(シェルの幕体にしみこむのは避けたいけど…^_^;)
心地よい雨の夜。

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