1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

放浪の春 07

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6時頃、ごそごそと起き出す。川の激しい音で周りの音はやっぱり聞こえない。

HEX3の無理矢理前室にいると、パセ&ポプが「ひざのうえ~」といっぺんにやってくきた。なにを甘えてるのかなぁ???

ごはん食べる前にお散歩行こう。

朝、川向こうの広場にパセ&ポプと散歩に出かけた。可憐な花がたくさん咲いている素敵な場所。
パセ&ポプは走り回った。パセ&ポプの笑顔が炸裂した。

つい最近まで雪で覆われていたという様子が見える。幾重も重なった枯れ葉がこれから青々と成長する草木をずっと守ってきた。雪の下、枯葉の下でぬくぬくと暖かく過ごした草や花も今、春の到来でたくましく成長しはじめていた。守ってくれていた枯れ葉に感謝するどころか、真ん中を突き破って、花を咲かせようとしているものもいる。これが生きるってことなんだよね。守ってくれたものをも踏み台にして大きくなる。植物界は、先に生きたものが次の世代の栄養にもなるし、踏み台にもなる。人間も似たようなもの。でも人の場合、人の好意・厚意を無にして泥足で踏みつけるような行為をする人もいるのよねぇ…。

十分走り回り、遊んで、サイトに戻る。
朝ごはんをつくり、しばしのんびりモード。
相変わらず川の音は激しく響いているけれど、静かなサイト。

パセ&ポプは木の葉隠れにチャレンジしていた。


そして、今日をどうするか家族会議を開く。
パセ&ポプは定住を希望した。昨日の夕方も朝も走り回れたからだろう。
木の葉隠れの術を完成させたいのかもしれない。
ししたろもわたしもパセ&ポプの笑顔を見ることが一番の幸せである。
移動してあの笑顔をしてもらえる環境を得られるかどうか。
こんな場所はなかなかない。
日頃の罪滅ぼしもあるし、わたしたちにとってものんびりするという目的は達成できそうだしと、定住することに決定した。

そうなれば根っこをはやす。
近くのお風呂を探してすっきりして、買出しもしてきたい。
暖かくなると目の前をちらちらする虫の対策もしなくては!
というわけで、HEX3には退場いただき、久々のリビングシェルに登場いただくことにした。

これなら虫もだいぶ気にならない。夜だって寒くたって広いスペースで過ごせる。地味キャンから大名キャンプに変わった。

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