1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

北海道旅 4日目 支笏湖から苫前へ

この記事は約5分で読めます。

起き出すと目の前に広がっているはずの支笏湖は真っ白だった。

紋別岳も恵庭岳もまったく見えない。ここ美笛キャンプ場に30年通っているという方もこんな霧に包まれて真っ白な湖はこれまで見たことがないそうだ。


何も見えないのでのんびりと朝食。
今日は北に向って移動するので少しずつ片付ける。


霧が少し晴れてきたのでカヌーを出した。

チェックアウトまであと二時間というのに、お気に入りになった流れ込みに向う。

支笏湖の水深は突然深くなるらしいが、水がきれいなのでそれが自分の目で確認出来る。


ずっとずっと遠い湖の底に木が横たわっている。神秘的というか恐怖を感じるくらい。


サイトに戻ろうとカヌーを向けると、隣のサイトにいた男の子の「あれに乗りた〜い」と言う声が聞こえて来た。
お父さんの「ダメだよ」という声も聞こえて来た。

カヌーを岸に近づけて声を掛けると、男の子は喜んでカヌーに乗った。

熊本からいらしているご家族だった。
お子さんとの旅になって車中泊からテント泊に変えて初めてのキャンプだったそう。

楽しい思い出になってくれたら嬉しいね。

さあ、のんびりしていられない! ポプラは車の中で待機してもらう。

まずは大物のカヌーを載せなくては! がんばってししたろさん!(笑)
チェックアウトまであと40分。

カヌーの前後をタイダウンしてしっかり固定しないないと危険なので手は抜けない。

実はここのキャンプ場、チェックアウトの時間を一分でも過ぎると延長料金を取られたと書かれていた。一分過ぎるならせめて一時間はのんびりしたいけれど、そうもいかない私達のスケジュール。なので慌てる(笑)。

ただいま10時41分。
チェックアウトは11時です。

シェルの中は空っぽだけれど、これからパラして畳む。テーブルやパドルもしまう。

20分経過。撤収完了、キャンプ場退出完了!!

チエックアウトの時間11時ギリギリでキャンプ場を出ることができた。
史上最速の撤収!?(笑)
あ、秋田のキャンプではカヌーからシェルから調理中の何から何まですべてを30分ほどで撤収したから史上二番かも。
まぁ秋田のときはきちんとしまわなくてもいい状態だったけれど、今日はこれから200kmくらいは走るはずだから、車内外の仕舞い方は完璧にしておかなければならないから時間もかかるのよね(苦笑)。

外気温は18度になった。

支笏湖をぐるっと回り札幌を通り抜け、北へ向う予定。

お昼過ぎた頃、ポプラのお散歩にと適当な公園に入ってみた。
公園の名前が石山緑地と書かれていて笑う。

私達が歩いたのは石山緑地の北側。
オレンジと黄色の小さな花が一面に咲いていてとても綺麗。

この公園の南側は札幌軟石の採石場跡をアートスペースにしているらしい。全く予備知識もなかったので素通り。でも、きっとポプラにとっては北側で静かにお散歩できてよかったかも♪
それにしても今回の北海道旅はとても花に恵まれた。ここがこの旅での綺麗なお花との出会いのはじまり。


札幌の街へと入る。

札幌の大通り公園では今回もフラワーフェスティバルをやっていた。パセリ☆と来た時も確かやっていた。

「見て来る?」今回もその時と同じ台詞を言う夫。
ここで時間を使うわけにはいかないし、花を買っても連れて走るわけにはいかない。時計台も大通りももう何度も訪れているので街はパスする。

ただ北海道大学近くに古書店に立ち寄る。ローソンで北海道限定というジンギスカンおにぎりがあると知り、購入。お味は…ポリ…σ(-”-;)

あとはひたすらオロロンラインを北へ向って走って行く。


留萌辺りで電光掲示板に「雷注意報 道内全域雨」と表示されて少々緊張した。この表示はこれからひと月の間北海道全域で見かけることになった。数日でこの表示を見かけると「狼少年」と呼ぶようになってしまう。

オロロンライン沿いにはキャンプ場がいくつもある。しかしどれもこれもペット不可。利用出来るところは7月からだという。できれば車で寝るにしてもキャンプ場がいい。可能な限り道の駅ではないところで泊まりたい。最近の車中泊ブームで道の駅泊は敬遠している。

厚田村が見えた。

タンパケ橋を渡り、タンパケトンネルに入る。

この先トンネルをいくつも抜けた。
場所は違うけれど昔あったトンネル崩落事故の記憶が甦り、ちょっと怖い。

 

留萌本線がはじまる増毛駅。

どうにも興味があるらしい夫はハンドルを「増毛駅」に向けた。寂れた雰囲気のある界隈。ここで夫は増毛駅の写真をFBに投稿したら、思いがけぬ反響に驚いた。

再び北へ走る。

留萌

道の駅「おびら鰊番屋」

苫前

ネット、キャンプ場ガイドとにらめっこしながら宿泊場所を探したが、やはりポプラと一緒に利用出来るキャンプ場もホテルなども見つけられなかった。

今回は諦めて道の駅で車中泊することにした。とても道の駅とは思えない宿泊施設のある「風W(ふうわっと)とままえ」という道の駅。残念だけどこの宿泊施設、ポプラと一緒の宿泊は出来ない。
すでにキャンピングカーから小さな車までが駐車場に駐まっていた。
風が強く小雨も混じり始めていたけれど、車から降りたら止んだ!!

とにもかくにもポプラの散歩。

眼下は苫前漁港だった。

ポプラにごはんをあげて、温泉があるので夫と交代で入りに行く。露天、ジャグジーなど小さなお風呂がいくつかある温泉だった。

北海道限定というビール

さっぱりしたあと、私達も食事。
この北海道限定と書かれているビール、なかなか美味しい(^o^)v
(この時、私達はまだ騙されていることに気付いていなかった。)

本日の走行距離 約250km

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