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秋田の湖で紅葉狩りカヌー 10

今日17時に、管理人さんは帰ると聞いていた。
きのこをあげるから取りに来てといわれていたので、17時前にししたろが管理棟に向かった。
わたしはごはんの支度。
ししたろを見送って数分後、入れ違いに管理人さんがサイトにやってきた。
管理棟に向かったししたろに会っていないとおっしゃる管理人さん。

本来ならすれ違いようがない一本道。

しばしぽかんときつねにつままれたようになってしまった私。
たぶん、管理人さんもきつねにつままれていたことだと思う。
ほんの一瞬、管理棟を出る管理人さんと管理棟に入るししたろがお互い死角になるところがあったのだろう。きっと、それしかない。


管理人さんがやってきた理由は「管理棟に泊まってほしい」というお願いのためだった。
今夜はわたしたちだけになるので管理棟に泊まらないか、と前に聞かれたとししたろが言っていた。しかし、せっかくのキャンプだし、パセ&ポプもいるし、自分たちだけでキャンプしていることは珍しくないなので断っていたのだ。
またわざわざ言いに来てくれた管理人さんは、パセ&ポプがいるしというと、「なんもなんも」とまったく問題ないと言う。そして「主人と相談してみます」と応えると、東京弁につられてしまったのか「スジンも大丈夫ってしゃべってたども心配だから」って(^^)。
なーんか、胸の奥まで笑顔になる。

管理棟にまた戻っていった管理人さんとししたろは、今度は無事出会えたようで、ししたろもわたしと相談すると言って帰ってきた。

管理人さんは普段宿泊者がいる場合は管理棟に泊まるらしい。しかし、今日はどうしても帰らなければならない。その理由は、ご友人が山で亡くなったお通夜に出るからだった。経験豊かでとても慎重なそのお友達が山での不慮の事故で命を落とされた。
そして、天気予報ではなにも言っていなかったが、湖の上を風が吹き始めていた。管理人さんは天気が崩れることも心配していたそうだ。きっとわたしたちだけを残していくことはいろいろな意味で心配だったのだと思う。

ししたろもこの風から今夜の天気は怪しいと予測していた。これまでも荒れた天気のときにキャンプはしているけれど、管理人さんの気持ちとお言葉に甘えることにした。管理棟に泊まるなんてことは滅多に出来ることじゃないし、泊まらせてもらおうということに決定。

決まれば、撤収にかかる。急がなくちゃ。
撤収するなんてこれっぽっちも考えていないから、荷物は全部広げている。しかも調理中。

17時15分 撤収開始。
作りかけていたパセ&ポプのごはんや
晩御飯の下準備などもすべて片付ける。
中身の入ったお鍋も
切りかけのお野菜も
キッチンツールも
ナイフも、
シュラフも
マットも
ピローも
フリースブランケットも
コットも
テーブルも
ストーブも、
シェル内に引いたロープも
そこにかけていたランタンも、
ラジオも
iPodも
本も。

17時30分 残るはシェルになった。ここまで片付けば余裕。写真撮影もする(笑)。
すでに暮れて暗くなっているから、写真はぼけぼけだけど^_^;

最後にシェル。
そしてルームも。
そして、もちろん忘れてはいけないカヌーもパドルも、
全部車に載せた。

17時40分 撤収完了。

17時45分 お水を捨てて、パセ&ポプも車に乗る。
もう暗い。ヘッドライトを頼りに忘れ物がないか点検して出発。




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