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佐渡の旅 04

朝の風景本日は小佐渡一周。

のんびりと目覚め、窓の外の広がる海と田んぼの景色を眺めながら朝食。

貸別荘の近辺を少し散歩して、

10時過ぎに出発した。


出発地層調査w


今日は海にぶつかったら左折する。

昨日は右折をして出掛けた。

地層がよくわかる断崖があったのでスピードを緩めると、小さな案内板が立っていた。
枕状溶岩というらしい。
昨日、佐渡を半分巡って、岩が多かった。そして溶岩もあちこちにあった。
海底の火山が噴火してたとは…

溶岩潮が引いているのか、どこまでも浅いらしい海で人がなにかを採っていた。
少し海が深くなったようだ。今度は名物のタライで漁をしている。
観光ではなく、本当に生業として未だにタライで漁をしているとは思わなかった。
しかし、やはり今どきのタライはエンジンがついていたことには驚いた。

ごろごろ転がっていた岩はコンクリで固められていた。

ナビ迷走なぜだろう。ナビが海の中へずんずんと進む。

綺麗な屋根だね〜などと言いながら、写真を撮りつつ、その集落をぐるっと回り込んで坂を上って行く。
坂を上がりながら屋根を眺め、その向こうには海も広がった。
すごいね、ここの集落は…。
と、坂の途中、看板が出現。

 

 

 

美しい屋根の村その名もそのまんまの「美しい屋根の村」
そう、宿根木だった。
こんなにこじんまりしているとは想像していなかった。
坂を上りきるとそこには駐車場があり、小さなバスが一台止まっていた。

そんなに観光地らしくもないみたいだし、せっかくだからパセ&ポプの散歩がてら行ってみる?

宿根木を歩く集落へ行くには十王坂という坂を下るらしい。地元のおばあさんが歩いてあがってきた。
パセリにはカートを出して、ポプラは一応自力で歩く。
木陰の坂を下って行くと、そこには階段があった!
多少の階段だったらそのまんま行く。
だが、長かった。
夫がパセリを抱っこし、わたしがポプラのリードを持ち、空のカートを引っ張って降ろした。
途中から交替し、私がパセリを抱っこ、夫がポプラのリードを持ちカートを畳んでひょいと持ち上げて降ろした。

人と人がすれ違うのにも少し避ける程の細い小径と掘が家と家の間に通っている。
ポプラはこういう掘りが好きで、必ず覗き込む。
ポプラは黄色い鯉が大好きで、探しているのだ。
手賀沼で初恋、旅の先々で黄色い鯉を探すポプラ。
しかし、ここには鯉はいなかった。

宿根木でやはりここは観光地らしい。
観光客相手に商売をしているお宅が何軒かあった。が、日曜日だというのに閉まっているところばかりなのはなぜだろう?

ぐるっと路地を巡ると、人が何人もいて、車も止まっている場所があった。
さっき上った坂の下に駐車場があって、みんなそこに車を止めて見物していたのだ。
階段を降りる必要なんてなかった。
車に戻るため、私たちは階段か坂をのぼらなくてはならない。
夫が車をまわそうか、と言っていたが、みんなでさっき車で上って行った道を歩いて上がることにした。
昨日は二ツ亀の坂、今日は宿根木の坂。がんばろ〜。

千石船展示館車を出すとすぐ視界の端に飛び込んできたのが千石船展示館。
何が目に入ったかって、扉が少し開いている向こうに見えた巨大な木製の船の舳先。
駐車場ががらがらだったので、失礼して車を旋回させて、車内から写真をぱちり。
次に目に入ったのは、小さな山の麓の樹々の間から顔を出している大仏? 観音様?
近づいて行って見てしまった。

 

 

 

矢島・経島矢島・経島次も一応観光地。
矢島・経島

小さな小さな入り江があって、その片隅には小屋が造られていて、船が納まっている。
どこか伊根のミニチュア板のような雰囲気。
たらい舟にも乗ることが出来るようだけれど、誰も乗っていない。
昭和初期、農林大臣を二期つとめた政治家・実業家・中国古書画研究家だった山本悌二郎という人物の別荘が建っているらしい。

今でこそコンクリで頑丈に作られた橋がかかっているけれど、その当時この別荘を建てるのも、行くのも難儀なことだったのではないだろうか?
あるいは、昔はこんなに入り江が広くなくて地続きだったのかしら。
謎が深く残る場所だった。しかし、謎が多いことも含めて楽しい場所でもあった。

小木小木の町に入った。
タイムスリップしたかのような商店が続く。
焼いて干してあるトビウオ

どこがいいのかわからず、飛び込んでみた店で、カマスを購入する。
その店主の外山にある実家では美味しいお米を作っているそうで、頼めば送ってくれると教えてくれた。
農協のお米はブレンドしてるから美味しくないよ、とも。
実はずっとガイガーを載せて走っている。
これまで各地で計ってきたけれど、佐渡も残念ながら低くはなかった。
鳴らない所もあったけれど、ピーピーうるさく鳴る場所もあったのだ。
絶対的な数値はわからない。ただ、これまで自分たちが計っていた中での相対的な感覚で…。

小木のスーパーで昼を購入する。
昨日食べ損ねたのでなんでもいいから買うw

小木から赤泊へ小木を抜け赤泊へと向かう。

途中、海の見えるスペースでごはんにしようと思ったら、前を走っていた車までそこに停めたので遠慮して出ると、その車まで出た。

時々現れる集落。
山が海にとても近いので山と海にべったりと並んでいる家々。
海にはずっとテトラが埋められている。

岸から離れたところにぽつんと飛び出た岩。その上には祠が建っていて、その脇には祠のサイズに丁度あう木が生えていた。

おひるその小さな海に飛び出た岩を眺めながら、お昼にする。

旅先ではパセ&ポプにとっても楽しい昼食の時間。
普段は食べられないお昼の食事。行った先での珍しいものを楽しみにしているパセ&ポプ。
そんなパセ&ポプと食べられるものを選ぶのも旅の楽しみと思うわたしたち。
なんでもいいから、といいつつ、基準はパセ&ポプが食べられるものを優先してしまう。超を超えるおばか(笑)
ま、それが私たちの幸せ♡

姫崎灯台へテトラで守られている海岸線をひた走り、小さな港町を抜け、いくつものトンネルをくぐり、土砂崩れで流れているがれきに驚き、新潟から佐渡島へ来るときのフェリーから見て心魅かれた、灯りを放っていた姫埼灯台へと出た。

 

 

 

 

姫崎灯台鉄で造られている日本では最古のもので明治28年に佐渡はじめての灯台として点灯したそうだ。
世界の歴史的に重要な灯台百選のひとつだという。

この灯台脇にはキャンプ場もある。
車にパセ&ポプを置いて、視察。
自転車で新潟やってきて撤収している最中の人がいた。管理していたホテルが終わってしまってからこのキャンプ場は荒れてしまったとおっしゃっていた。
キャンプ場から、冬期以外は下れるという急な階段を降りて行く。
遊歩道があったようだが、コンクリで造られた舗道は所々朽ちてなくなっていた。

回り道能舞台東海岸を通り、両津かに加茂湖を右に見て350号線に入り、脇道へ。
真野ではゴールドパーク方面へ。
通行止めになっていてナビにも道のない道へと進んで行かされると…。
集落を抜けるところに、古い朽ちかけている能舞台。
私が能舞台!というと思わず車を停めた夫。
まさしく鎮守の森。
集落を守るために、集落の住民が守っている神社だった。

天使のはしご回り道をさせられたおかげでとてもいい場所を通してもらった。
そして今日の曇り空は光を目に見えて示してくれた。

もう慣れた束の間のわが家への道今日もまたマツヤで買い物をし、日が落ちる前に戻ることにしている。
海を見ながらジャグジータイムの予定。

もう何度か通っているこの道にはとても気になる建物があった。
海に向かって秘密めいたように佇む、マーライオンのようなシーサーのような像を両脇に置いて閉め切っている門がある。

毎日のようにその前を通ったけれど、結局企業の寮なのか、個人宅なのか別荘なのか、はたまた怪しい団体のものなのか(違っていたら失礼)今もわからないまま。

 

仮のわが家に到着し、夫ししたろはジャグジーへ。

しかしジャグジーは他の人たちとも共有で、少し利用しにくい。
他の人たちはいなかったけれど…
夫は少しだけ入って気持ちいいけどもういいやと出てきた。
気持ちいいよ、と私も薦められたけれどやめた。

夜はシャンパンで楽しむ。
明日はもう佐渡を出る。

佐渡に行こう、と決めてからあまりにも早い。もう少し前に決めていろいろ調べていれば、佐渡とのおつきあいももっと長く感じたのだろうけれど、あまりにも呆気なく最終日になってしまう。

が、調べてこなくても佐渡はいい。
なにもないという素晴らしい場所は、なかなかない。わたしたちはみんなその良さを満喫させてもらっている。

シャンパンに酔ったかもしれない。
佐渡に酔っているのかもしれない。

また、あした。



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