バイヤブランケット1枚では少し寒いが、フリースでは暑いという微妙な夜だった。5時半、朝から虫の大合唱が聞こえる中に、起き出した。
朝の散歩はキャンプ場の上方へ登って行ってみよう。さすが高度が上がると景色も違う。
キャンプしている人たちも、段々になっているプライベートサイトのようなスペースで、居心地も良さそうだった。
朝ごはんは昨晩の残りのお鍋にきしめんを入れた。
パセ&ポプは、キャベツ、えりんぎ、水菜、トマト、海苔、鯖水煮でごはんに。
「すみません」と訪ねてきた人がいた。
カーサイドリビングに興味があったようだ。
昨日から目をつけてくれていたらしい(笑。
中に入っていただきご説明申し上げた。まるで住宅展示場の営業マン^m^
「いいですね~、これ!」を連発して帰って行った。ほんとにいいですよ、これ♪
わたしは今回の過ごし方の希望「読書三昧」タイムに。
夫はパセ&ポプを連れてまた散策に出かけて行った。
駐車場に車を駐めて、山へ向かう人たちの姿がある。
夫は散策から帰ってくると、山に登ってくると用意を始めた。
常備しているゴーライトのjamを出し、レインウエア、ファーストエイド、エマージェンシーシートと水やナッツなどをザックに詰め、出かけて行った。
わたしはパセ&ポプの傍らで、読書の続き。
しかし、ひとりだとパセ&ポプを置いてトイレに行くのも心配になる。
ソロで犬連れキャンプに行っている人たちはどうしているのだろう。
とりあえずパセ&ポプを車に乗せ、ロックしてサイトを離れた。
ソロじゃなくても犬たちをテントに置いてカヌーや山、お風呂に行ってしまうレポを目にすることがある。シェル内でノーリードにして寝てしまうという人たちも少なからず何組か目にしている。よほど自信があるのだろう。シェルの裾からノーリードの犬が出入りしていることを告げても笑っていられる自信。わたしにはとても持てない。心配性なのだろうか。とても怖くてできない行為だ。
夫は順調に山頂へとたどり着いたらしい。
携帯がつながるというのは情緒がないけれど、安心を得ることが出来る。
遅いお昼の用意をはじめた。
冷蔵庫残っていたものを持ってきたベーコンの塊とにらときしめんで、焼きうどんならぬ焼ききしめんを作ることにした。
そのころ、夫は滑落していた。
そして、山葡萄を見つけ小躍りしていたようだ。
負傷にもめげずにこやかに帰還した夫。
遠くから気づいて、大歓迎するパセ&ポプ。
シャワーを浴びてすっきりした夫は、シャワーと同時に小物の洗濯までしてきていた。
生暖かくなってしまったビールしかなくなっていたので、よく冷えたビールを購入しに売店に向かう。氷も買いたかったが販売してなくて、カキ氷用の氷をくれるというのでひとついただいた。お金を受け取ってくれたらいくつか欲しかったけれど、サービスと言われると複数欲しいとは言えない。20cm四方、厚さ2cmほどの板氷、がんばっておくれ。
夜は、サラスパでズッキーニ・ナポリタンと湯葉のお刺身。
パセ&ポプは冷凍ごはんにチーズ。
登山で疲れた夫は、夜景を撮影したあと、21時30分頃車に入って行った。
わたしも1時間ほどして車へ。
夜中24時、一度パセ&ポプのトイレに起きた。
同時に暑いからひとりでも少ない方が快適だろうと、夫はコットへ移動して行った。
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