1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

中国、近畿、四国もちらっと放浪旅 01 出発

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何を持っていこうか?
今年になってはじめて半袖を着るほど暑くなった出発当日だった。

常時車に載せていた冬用モンベルのシュラフは、降ろすことにした。これまでもGWあたりの旅は夏用のシュラフに変えていたことに気付いたのだ。代わりに載せるのは夏用のスノーピーク・オフトン。載せる前に布団乾燥機でふっくらさせる。

パセリの薬、パセ&ポプのサプリメントも入れたことを何度も確認する。
シャンプー、リンスなどの補充や、ジェントス大・小ほおずきの電池確認、一眼・コンパクトデジタルカメラとその充電池、iPodのケーブルやコンセント、今回はノートPCは持って行かずポメラで…、と確認しつつ積み込んでいく。

それから、今回訪れるだろう地域、中国地方の道の駅とキャンプ場のリストと動物病院のリストもプリントアウトして車に入れる。

今回もはっきりと行く先は決まっていなかった。
唯一ここだけは行きたい、とわたしがお願いしたのは「大山」でのキャンプ。

一昨年のGW、中国地方を巡る予定だったのが九州へ入り、追われるように日本海沿いを走り抜けて帰ってきた。

昨年のGWは、九州をまわるだけの予定が、四国へと渡った。
予定のない旅、予定を無視する旅は、今更始まったことではないけれど、GWの旅は奔放過ぎる(笑。

今年は、いったいどうなることやら。

小川のカーサイドは入れた。
オートキャンプできなかったときのことを考えて、テントも入れておかなくてはならない。
–どれにする?
–どれでもいいよ
夫が今回使えそうなテントを持ち出してきて並べた。
–まだ一度も使ったことのないシェラのスターなんとやらとかは?
–広すぎるでしょ。畳んでも大きいし…。
–できればタープ要らずですむ前室が広いタイプで、室内は広すぎず、収納はコンパクトなものがいいなぁ。
自分で言いながらそんなのナイ、と思い続けて言う。
–ほら、ランブリのデラックスとか、シェルのSとか。
どちらも持っていないし、コンパクトではないわね。

ということで、積んでいくテントはモノポールのHEXになった。

観葉植物を室内でも日のあたる場所に置いたり、庭に出したり、母の水槽に仲間を買って入れたり…。

結局、出発したのは薄っすらと暮れかかった18時半になった。
少し肌寒くもなっていた。
昼間暑くて、着るものの入れ替えをしたけれど、寒いかもしれない?

ダウンジャケットも入れておこう。
夕方になって着たスウェットも着たまま、車に乗り込むことにした。

この時期、放浪する場合は特に着るものの選択に悩んでしまう。

出発してすぐに夫がぽそっと言った。
–シェルを入れてくればよかったかな。
今更どうする。戻るなら今。だけど、今回は10日と短いし、シェルなしでなんとかしようよ。

出発横風が強い。走行注意の表示が出ていた。
三郷から高速に乗る。
新座料金所が近づいてきたとき、カードが確認できないと言われた。いじってもいないのにやはりそういうことは起きるのだ。これまでも一度あったし、他の車でもバーが開かずに立ち往生していたのを見かけたことがある。
料金所前でカード確認のアナウンスをするようになっているのは、こういうことがよくあるからなのだろう。
しかし、アナウンスだけではなく、入れなおすための停車スペースも作って欲しい。運転しながら手探りでカードを入れなおすのは危険だ。

道中、作って来たお弁当をつまむ。

明るい月真っ暗な闇にぽっかりと光る満月。山の姿を映し出している。

10時30分に妙高SAに到着。ここで今夜は車中泊することになった。
気温は4度。
ダウンジャケットを着こんで外に出る。最後の最後にやっぱり持って行こう、と放り込んできて助かった。
車の窓が曇っている。
ほおずきほおずきを点けると車内はほんのりと明るく良い雰囲気になった。
(このほおずき、車中泊でもキャンプでも暖かい雰囲気を作り出してくれてなかなか活躍してくれた。)

* * *

4月29日のルート本日のルート
千葉県松戸市~新潟県妙高市
走行距離 約300km


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