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九州・四国 ぐるっと4221.4kmの旅 11 (あさぎり町~高千穂高原)

球磨川あさぎり町(ちょう)に入った。
8時40分、球磨川を渡る。

人吉盆地はこの球磨川が原因で、霧の発生する頻度が日本で1、2位を争うほどらしい。そして、あさぎり町のある球磨盆地もやはり朝霧の発生が多いことから、平成 の大合併で出来た町を「あさぎり」と命名したらしい。どうして「あさぎり」ってひらがなにしてしまったのだろう。漢字にすればいいのに…。まあ、わたしも 仕事で使う名前はひらがなだったりするから、あまり強くは言えないかな。いや、地名はやっぱり漢字がいい。その意味やルーツをぱっと示せるのは漢字だもの。

おかどめ幸福駅おかどめ幸福駅に寄ってみた。
となりに建っている岡留熊野座神社の通称が幸福神社ということで、命名されたそうだ。確かに、鳥居には「幸福神社」と書かれている。でも、なんで通称が書かれているのかしら???
駅の隣にある町営の売店があり、レンタサイクルも用意されていた。自転車のことを聞くと、売店のおばさんは車で廻ったほうが良いよ、って。
神社では催しがあるのか、練習らしい和楽器の音が森の中から聞こえてきた。

たまたま来た電車。ホームに停まったところをうつしたら、電車がホームから外れている。いちばん前のドアから降りると危険なことになる。
あれ、でも写真に写っている電車の脇に「後乗前降」って書いてある。誰も乗り降りした様子はなかったけれど、どういうことなんだろう???

道の駅錦道の駅錦の前を通過。
近くに温泉センターもあり駐車スペースも広い感じがした。

大畑駅大畑駅大畑駅

ツーリングマップルに載っていた大畑駅(おこばえき)にも行って見る。ループ線の中にスイッチバックのある駅というのはほかにはないそうで、難読駅としても有名らしい。

駅訪問が立て続けにあると、なんだか鉄ちゃんみたいね(*_*;

ここは訪れる人も多いらしく駅舎にはたくさんの名刺が貼り付けられていた。
なぜこんな場所に駅があるのだろうと不思議なくらい、近くには民家もなにもない。

それもそのはず(?)、開業当初は走っていた蒸気機関車のために、信号所と給水所として設けられた駅らしい。
無人駅で、ホームへは誰でも自由に出入出来る。
写真など撮りながら、鳥の声を聞いていると木々の向こうから電車の音が聞こえたような気がした。空耳かと笑ったら、木々の間に電車の姿が見えた。
いったん姿を見せた電車はスイッチバックで奥へ行ってしまい、姿を消した。
あれ、幻だった?と思うくらい姿を消してから出てこない。
しばらくしてホームへと滑り込んできた電車には、想像以上の人たちが乗っていた。地元の人という雰囲気の人ではなく、観光で乗っているような人たちばかり。 ホームには車やバイクでこの電車の時刻に合わせて駆けつけた人たちが数人増えていた。
わたしたちが到着した時にホームに座りこんで携帯で話をしていたおじいさんがひとり、電車に乗り込んだ。
降りる人はいなかった。
電車がホームを出てゆくと集まっていた人たちもすぐに散って行く。
パセ&ポプに「かわいい」と手を差し出してしばしパセ&ポプをなでてくれた女性がいた。かわいがってくれるのは嬉しいけど、その傍らにいる飼い主は無視されていた。わたしは透明人間になっているのかしらと手のひらの表裏をひらひらさ せて確認したくなったほど(苦笑。

人吉ループ橋人吉ループ橋をぐるぐると降りてゆく。

全長1808mの加久藤トンネル。トンネル内で宮崎県に入った。わたしたちの通ったのは国道221号線の加久藤トンネル。九州自動車道人吉ICとえ びのICの間にも同名のトンネルがあるそうだ。高速のそれが開通して、青森から鹿児島まで高速道路が完成し日本列島を縦貫したらしい。今のETC特別割引 なら3000円くらいでこられるのかな。

加久藤トンネルトンネルを抜けると今度はえびのループ橋が出てきた。
トンネルをはさんで両側がループになっている。ループの途中で雲海トンネルに入った。

えびの駅をちらっと見て、まずはガソリンを補給。
出光を探して町を外れて行ったのに、まいどカードは使えないと言われた。カードとしては使えるけれど値引きはないそうだ。以前も請求を見て「値引きされて いない?」と不思議に思ったことがあったけれど、そういうことだったのか。カードとしてだけ使われてしまえばわからなかったけれど、教えてくれたので、まいどカードではなくポイントを貯めているカードで給油してもらう。
マキノストアーまたえびのの町に戻ってマキノストアーに入り、買出しをする。
特別大きなスーパーでもなかったけれど、 気合が入ってしまったお店。
生肉コーナーで「おつまみに最適」と書かれた鶏の砂肝、ささ身、胸、タタキなどがスライスされたパックがあり、激しく興味を持ったわたしたち。どうやって 食べるのかと店員さんに聞くとそのまま生で食べてください、とのこと。これはパセ&ポプたちにもぴったりだわ、と2パック購入。棚をくまなく見て まわり、地元の野菜だけではなく、地元でしか売っていないめんつゆやポン酢、酢味噌なども、住むつもり?というくらいどんどん籠に入れる。
外は暑い。エンジンをかたけままでエアコンをつけている車に走って戻る。

「パセ&ポプ~、おいしーもんかってきたよ~♪」

不動池12時過ぎ、宮崎道をくぐり、どんどん標高を上げてゆく。山桜の花がだんだんと多くなる。

道の脇に人だかりがあったので車を停めてみた。不動池が見えるらしい。物静かでこんこんと眠っているような池だった。
道路を挟んだ向かい側は瓦礫の山で登って行く人たちも多くいた。

えびの高原は有料駐車場ばかりで、休日ではないのに観光バスや車も多い。
あたりはまた610ハップをこぼしたような硫黄臭で充満している。転がっている岩が黄色い。
高千穂高原キャンプ場への到着を少し遅らせて、高千穂高原を通るルートを行くことにした。山にはしゃくなげも多く生えているようだ。

それにしても一昨日からいったいいくつの高原を通っているのだろう。
瀬の本高原、久住高原、九重高原、飯田高原、草千里ヶ浜、清和高原、井無田高原、えびの高原、高千穂高原…
高原がありすぎて、どこからどこまでがどの高原か混乱している。なにかこの混乱を解きほぐしてくれるものはないものか。

高千穂河原ビジターセンター13時、高千穂河原ビジターセンターが現れた。行ってみようと入って行くと、ここも有料駐車場。高原の件もあったので、410円を払って入ってみる。
学生の遠足かなにかか、観光バスがずらっと並び、トレーニングウエア姿の学生が右往左往して辺りを埋め尽くしている。ビジターセンターはよくあるボタンを押すとここが現在地とか、ここが霧島神宮とかライトで教えてくれる模型があったり、棲んでいる鳥や生き物の紹介がされていた。模型をみると、霧島連山がフジツ ボのように見えた。
売店は小さなお店が2件くらいで、本当に軽い食事ができるようなところだけだった。
登山口としては立派すぎるほど立派できれいな施設。
パセ&ポプが散歩できるような温度でもなく、雰囲気でもなかったのですぐに退散した。

霧島霧島神宮の前を素通りする。
今日は洗濯日ということもあり、早めにキャンプ場に到着したいため、参拝はなし。霧島は大好きな作家梨木香歩氏の九州のお宅があるのでは?と想像しているところで、その空気を感じたくてこの場所は今回の旅から外せなかった。

絶景!が見えそうな道の駅霧島、丸尾の滝を眺め、キャンプ場へと車を進める。



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