1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

パセリの誕生日キャンプ 05

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10時過ぎ、キャンプ場を後にした。もう一泊できたらしようかという話もしていたが、今回は帰ることにする。そのかわり帰りはのんびりふらふらドライブをしながら…


とは言ってもナビが故障中だから地図頼り。この世に登場したころのひどかったカーナビを知っているからか、わたしはナビを信頼しているけど頼りきってはいない(笑)。最近ししたろはどっぷり頼っていて、実際ナビが故障してししたろさんは慌てていた。日本国中、道はつながっているんだから!と言っているししたろさんは、こういうときどこへ行ってしまうんだろう???(^^)
エンジンをかけて、どういうルートで行こうかと地図を眺めてみながら、試しにナビを操作してみたら…、なんとすんなり動くじゃないの! びっくり~。
喜んだししたろさん、さっそくナビを動かそうとしたとき、「いや最近頼りすぎだから」と地図にまた目を落とし、このルートを通ろうと指差したのは川沿いの細い道。ナビにも出ていない道だった。こんな道はゴルフじゃ無理だよというと、「大丈夫」と根拠のない自信でのたまう。これで何度泣かされたことか。

しかし、その道に入るところから迷うほどで、標識もないし、地図にも地名も集落もなく、もちろんナビにも出ていない道。迷ったまま進んでいくと、どんどん狭くなる。それでも道端のあちらこちらにふきのとうが出ていて、あっちで収穫、こっちで収穫。誰も来ないことをいいことに、「ふきのとうストリートだね~」なんて浮かれて、ふきのとう収穫三昧なんてことをしてしまうわたしたち。

分かれ道。ここは野生の勘で!と進むと、やっと当初通りたかった道に合流。が、その先どんどん大変なことに…。集落のある場所で畑仕事をしていたおじさんが「なんだ?」という顔をしているように見えたのはあながち間違いではなかった気がする。

進んでいくとそこは瓦礫が落ちている林道。車高が高くないゴルフはいつもういう道をどきどきしながら通る。危ないかな?と思ったときは石をどけるからと言っているのに、ごんっとぶつかって慌てるししたろ。それじゃ危険回避してないんだって。
誰も通らない、携帯も通じない、集落からはとっくに歩ける距離ではなくなっている、そんな場所で車が動かなくなったらいったいどうなるのか。慎重に慎重にしてほしい。

その先の瓦礫には、危険そうな石を取り去りながら進むことになった。わたしが降りて行くっていうのに、ししたろは降りて行って石を放る。いっぱいあるときはししたろとふたりで放る。この後やっとわたしひとり降りて行って石を放ることも許されるようになった。わたしが運転するよりは安心と思ったのかもね(笑)。

瓦礫がなくなると心底ほっとする。でも、轍がある。これは避けられないからししたろの腕次第。がたがたが終わると右に左に揺れる。パセ&ポプは落ち着いて寝てられないだろう。

しかし、道はひどくても景色は最高だった。画像ではそれが表現できてなくてがっかり。
綺麗な水が流れる川。雑木林。理想とする場所だった。こんなところで野営できたら最高だと思う場所が頻繁に現れる。
この道を通っている間に2台すれちがった。このまま走っていていいものか不安だったが、つながっているんだと安堵する。走っている距離感が狂っていた。ナビは一応現在地を示しているけれど、まわりに目印がまったくないし道もない。目的地まであとどれくらいなのか。どれくらいこの道が続くのか。

ししたろが「行き止まりだ」と言った。カーブした道の両側に材木が高く積まれていて、ユンボが作業している様子が見えた。材木場で終点のように見える位置関係だった。しかし、随分前に出ていた看板に「この先作業中のため徐行」と書かれていた。それが、この場所ではないかと話す。とりあえずししたろは車を降りて作業中の人に尋ねてみる。「この道はY山方面に抜けられるんでしょうか?」その人は作業の手を止めてこのまま行けば着くと教えてくれた。普通の乗用車でも行けるかという質問に「行けるでしょ、みんな通ってるし」と。「みんな」があやしいよ(笑)。あと7-8キロくらいあるとも教えてくれた。
とにかく、お礼を言ってまだまだ先の長いこの道を進む。
それでも、間違った道ではないことを知ってほっとした。


キャンプ地に最高だねと車を停めて、パセ&ポプも休憩。

林の中を流れていく水の音、地面にひらひらと落ちていく枯れ葉の音、梢で響かせている鳥の声。
パセ&ポプの笑い声も聞こえてきそうなほど。こんな場所でゆっくりできたらいいねぇ。
やはりキャンプしている場所らしく、ビールの空き缶やお菓子の袋などのゴミがあった。せっかくの綺麗な場所が台無し。

林道の終点である山頂近くなると道端には雪が残っていた。
林道は全長14キロメートルほどだったようだ。舗装された道に出たときが本当に本当にホッとした瞬間。
緊張から開放されたらお腹はすくし、眠気までも出てきた。

この後は高速に乗ってしまって帰ってしまおうかということになっていたのに、うとうとしていたらまだ下道をふらふらしていた(笑)。

桜があちこちに咲き乱れている新治村

高速にのって、S.A.でチリドッグを食べて、今回の旅は終了。
1泊2日だったけど、十分満足した旅だった♪

去年のパセリの誕生日はスターンズ進水式だったね、
来年はなにしようか、ねぇ、パセ&ポプ。


コメント

  1. グーカレンママ より:

    レポ拝見しましたぁ~。
    誕生日にキャンプを毎年してるんですね。
    グーは12月産まれなので軟弱なグーカレン家なのでお尻が重くてぇ~。
    そしてカレンがGWまっただ中なので行った事がありません(笑))
    残雪と桜が懐かしさすら感じました(笑))
    richaさんのお家では荷物のパッキングはししたろうさんのお役目ですか??

  2. グーカレンママ より:

    あっ!またやってしまいました。
    ししたろさんがししたろうさんになってます(>_<)
    ごめんなさいです。

  3. richa@pyon2 より:

    >>グーカレンママさん
    パセリには内緒ですけど(笑)、
    たまたま2年連続で出かけていて、出かける以外に記念するようなことをしていないパセリの誕生日だったので…こんなタイトル^_^;
    >残雪と桜が懐かしさすら感じました(笑))
    でしょ~?(^^)
    でも、次のGWキャンプレポはもっと桜と残雪が登場するんですよ~(笑)

    >パッキング
    車への積み込みはししたろがやってくれてます。積み込み前のパッキングはわたしかな。
    グーカレン家はどうですか~?

    「う」は、なぜかつけちゃう方多いみたいです(^^)

  4. グーカレンママ より:

    GWはもっと桜と残雪??
    楽しみにしてますっ=☆

    グーカレン家では積み込み前のパッキングも積み込みも私が前日しま~す。
    当日の朝、着替えや、食材などの積み込みはパパです。
    そして撤収の時も私が車に積み込みま~す。
    どうもパパはパズルが苦手らしいです(笑))

  5. richa@pyon2 より:

    >グーカレンママさん

    グーカレン家とうちはもしかして逆?(^^)
    積み込みは行きも帰りもとても大変な作業ですよね。わたしもその昔、少しは手伝ったこともあるので苦労はわかっているつもり(笑)。それをグーカレンママさんがしているなんて…尊敬です! 

    GWのレポ…そうでした、また忘れてました(爆)

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