春になるとなぜか浮き足立って、じっとしていられなくなる。
虫も目覚めるくらいだし、鳥も動き回る。バイク乗りの人が増えるのもわかる。
花粉もいっぱい飛んでいる…くしゅん。
でも花粉になんてまけてられない。花粉に負けたら、この素晴らしい季節を感じられない。
と、春の初めは毎年思う。花粉症だから、後で痛い目にあって反省したりするけど。
気持ちいい天気だね～、とパセ&ポプのお散歩して、もう少し風を感じたかったわたしたち。たぶんパセ&ポプもだろうけど…(^^ゞ
近所をちょっと自転車で探検と出かけてみました。
普段滅多に自転車に乗らないわたし。
だいたい生きてきてこの方自転車ってあまり乗っていないかも。小学生のときは自転車のかごに乗るのが大好きだったマルチーズのエルを乗せて走っていたことあります。今考えると怖いけど^_^; 中高生のときは駅まで自転車に乗っていたときもたまにありました。でも、坂が多いから歩いたほうが楽だったし、ほとんど乗らなかったはずです。アメリカに滞在していたときの最初の１ヶ月くらいは自転車通学していたときもありました。でもそのくらいで自転車にはほとんど縁がありません。しかも遠出なんてしたことないんです。遠くても数年前にししたろと一度だけ隣駅まで行ったこと。それまでもそれからもそんなに走ったことありません。って、ししたろに話したら「ひょえーっ」て驚かれました。知らなかったのね???
で、近所探索に向かったわたしたちが最初に行ったのは、わたしにとっての過去最長距離の3分の2ほどの場所。車で走っているときにちらっと見えた木製のテーブルが気になっていたので、見に行ってみました。あいにく、お店は休業日。ががーん。とは言え、行く先が決まらなかったから適当に決めた目的地だったんですけどね。困ったのは、じゃあ次の目的地はどうするかということ。近くで買い物でもして帰るのではちょっともったいない天気。せっかく、滅多に乗らない自転車だから…。
「じゃ、柴又行こうか?」とのたまうししたろ。
ちょっと待って。いくらなんでも、ほとんど自転車に乗らないわたしを、長距離とは言わないけれど、ううん中距離とも言わないけれど、江戸川を越えるというのはちょっと無謀じゃないかと…というか、そんなに遠く行ってもうヤダってなっても自力で乗って帰ってこなくちゃならないのもっとヤダし…。
うーむ。
でも、せっかくの天気だし、こんなチャンスは「滅多にない」が3乗くらいかもしれないし、つまりかなりレアなチャンスってことで、これを逃したら、二度とないかもしれないわよね。でも、これで味を占めたら自転車に荷物載せてキャンプなんてこともできる可能性もでてくる?(パセ&ポプと行けないから行かないけど) なんてあれこれ妄想をめぐらして、結局は行くことに(笑)。
天気がいい日の午後。風が吹いています。被ってきた帽子は家を出てすぐに吹っ飛びました。帽子紛失防止コード(正式名称は知りません)を付けているとはいえ、頭から帽子がふわっと離れるとドキッとして思わず帽子を手で押さえることになり、危険です。こういうときの帽子は当たり前ですけど、危険防止のためにもぴったりした脱げにくいものじゃないといけませんね。というわけで、ししたろさんが被ってきたGO LITEのキャップを貸してくれたので、それまで被っていたFilsonのキャップと替えてみました。まったく違う～。やっぱり違う～。違うんですね、やっぱり。GoLiteはトレイルランニングなどにも最適なものを作っているメーカーだもの、考えられて作られているのねぇと当たり前のことに大きくうなづき納得しまいました。これで、ひとつの不安は解消。
国道6号線を走り出します。しかし、こわい～っ。
1メートルも離れていない横を大型トラックがびゅっと通り過ぎていきます。しかもがたがたとものすごい音を響かせて…。そして、排気ガス。
普段パセ&ポプのお散歩でも車の多い通りは避けています。パセ&ポプの背の高さだと、車の排気ガスをもろに吸ってしまう位置ですから。
それに車に乗っていても、街中ではいつも車の窓を閉じています。降りれば否が応でも吸わなくちゃいけないんですけど、せめて車内は汚い空気を遮断したいと思って…。だから、こういう音もにおいもすごく辛い。
近づかないで～と思いながら、歩道を漕ぎ漕ぎ。ギアをチェンジして漕ぎ漕ぎ。トンネルはもっと怖い、うるさい、汚いので、必死に漕ぎ漕ぎ漕ぎ。
橋も怖い。よく渋滞している場所なので、自転車や歩きで渡っている人を見かけては「大変そ～」と思っていたのですが、今日大変なのは「わたし」。普段乗りなれていないから、こわいこわい。しかも橋の端の工事中で、歩道は通常より狭く、作業中の人たちもいます。風も吹いているし…。えーん、こわいよ～と思いながら、前を軽快に走るししたろのあとを漕ぎながら携帯でかしゃと思ったら、工事中だからか、がたがただから工事しているのか、とにかく歩道は「あーっ」と声を出したらビブラートが不自然にかかるようながたがた道。携帯でかしゃっと撮ってもぶれぶれ間違いなし。
で、撮れた写真は左。ブレてはいなかったけど、なんとかフレーム内に入ったって感じ。ししたろさんなんて走りながら、振り返って写真を撮るなんてかなりの危険行為。で、撮ってくれたのは左上の写真。
タイミング良いのか悪いのか、車がほとんどいないのよね。びっくり。
携帯を取り出したのはいいけれど、走りながらポケットに入れるのも大変なほど狭くてがたがたなので、前のかごに放り込んでみました。そしたら、かごの中で携帯がばたばたがたがた踊るわ暴れるわの大騒ぎ。いったん降りて、とまって、しまえばいいとはわかっているのに停められなかったんです。いやぁん、これじゃ携帯が壊れちゃうかも～と思いながらも、走り続けやっと橋を渡り終えました。ほっ。
江戸川渡っちゃった～♪ 携帯も無事(^^)v
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