1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

筑波山登山03

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話が頂上になったので、一気に頂上へ行ってしまいましょ(笑)。
おそらくケーブルカーで登っただろう人たちが気軽な格好で登山道を帰るらしく降りてきた。本当にその格好で降りるんですか~?と心配になるほど。実際、筑波エクスプレスが通ってから筑波山を訪れる人が増え、ハイヒールなど街の格好のまま登山道に入ってしまい救助要請も多くなっているらしい。

2005年11月の遭難迷い人倍増-筑波山 常陽新聞
紅葉狩りシーズンの11月、つくば市の筑波山での遭難や迷い人は6件と、昨年の3件の倍に増えていたことが13日までに、つくば北署の調べで分かった。つくばエクスプレス(TX)の開業に伴い、筑波山方面の登山客や観光客が大幅に増え、けもの道などに迷い込む人が増えたためという。同署はこうした状況を憂慮し、筑波山対策警備隊(隊長・中根宣行地域課長)を創設、早期対応が図れるよう対策に乗り出した。

昨年の筑波山での遭難や迷い人は8件。このうち、紅葉シーズンの11月は3件だった。今年は7件だが、このうち6件は11月中に発生した。

筑波山はケーブルカーやロープウエーがあり、気軽に登れる山という印象が強い。このため、不用意な登山による事故や行方不明が多い。しかし、秋や冬は日暮れが早いこともあって、午後遅く登ると、けもの道などに迷い込んだり、転落するケースが少なくない。

こうした状況を踏まえ、つくば北署は筑波山対策警備隊を創設、今月から運用を開始した。

各課の若手や筑波山駐在所の署員を加え、隊員は11人。捜索に入ると、山中を何度も往復することが必要になるため、体力のある若手署員を中心に編成した。行方不明者の捜索などに既に2回出動した。

まぁ、倍増と言ったって、3件から6件で、この比較ってどうなの?と思うんですけど…。去年までの過去何十年も3件以下だったのであれば倍増という表現も許容できるかなぁ(苦笑)。

話が前後してしまうけれど、最後の急な階段を重くなった足で登りきり、ケーブルカー終点の広場に到着。


楽々笑顔でケーブルカーから吐き出される人たちと、自分の足で登ってきた人たち。対照的な人たちが入り混じるのが、男体山と女体山山頂の間にある平らな御幸ヶ原。遠く雪に覆われた鶏頂山(らしい)も望める。

霞ヶ浦などが見えるベンチで持ってきたおにぎりなどを頬張りながら、小学生のときの筑波山っていったいどこだったのかしらん?と不思議になることしきり。つつじヶ丘から女体山のコースなのかもしれない。

遅めのお昼を食べて、男体山頂上へ。祠があってその横ではお守りを売っている。この場所に来た覚えは…まったくなし(笑)。


ではまた…と、御幸ヶ原に降りて行き、少々寂れているおみやげやさんの前を何軒か通り過ぎ、女体山へ向かう。写真はガマの石

かたくりの季節には遊歩道も通ることができるらしい。歩きやすいブナの森を抜けて女体山山頂に向かう。女体山という名がつけられたのはこういう穏やかさからなのかしらなんて思う。が、最後の最後、山頂へは険しかった。抱えられないほどの大きさの石がごろごろと多くとても滑りやすい。でも、ブーツやヒールでも登っている人もいて、見ているわたしがハラハラドキドキ。足を滑らせたら絶対落ちる~というところにも、笑いながら行っているんだもの。
山頂は人も多くて身の置き場に困るほど狭かった。
女体山山頂に着いても、以前来た記憶は蘇らなかい(爆)。
いったいどこに行ったのかな。がまの油とか弁慶の七戻りとか、カエルのおみやげを買った記憶はあるのでやっぱりつつじヶ丘コースなのかなぁ。

女体山頂上で。

ししたろの向こう側にはなにもない。
わたしには出来ない芸当。

言われてしぶしぶ。
意外とびびり~なわたし。
後ろ振り向けない…^^;特定閉所恐怖症だけじゃなくて、特定高所恐怖症かも~。


帰りはつつじヶ丘から下っていって、筑波神社へ戻るコースを予定していた。
でも、上り始めたのがお昼過ぎというのんびりスタートだったため、女体山から降りてきたときはすでに15時を過ぎてしまったいた。同じ登山道を戻るにしても木に囲まれたくらい道のため、日が落ちたら真っ暗になる。ヘッドランプ頼りに降りるのも危険すぎる。つつじヶ丘コースは遠回りなので、つつじヶ丘から神社までが問題。
というわけで、こんなときはお気軽筑波山。ケーブルカーで一気に神社へ降りることにした。
でも、これは本当に正解。

ケーブルカーから登山道を見ても暗い暗い。
ケーブルカーを降りて、鳥居をくぐるころにはすっかり日は傾いていた。
あまりに気楽に降りてこられたので登るときの辛さが哀しいほど(苦笑)。
今度はつつじヶ丘コースも歩いてみたいな~。
できればパセ&ポプとのんびり行ける、できれば有名じゃない山というか丘でもいいからそんなところを探したい。
日帰りでランチと飲み物しか減っていないザックの重さはほとんど変わらなかったけれど、期待とか希望とかをいっぱい詰め込んできた気がする。
これまでどおり、急がずのんびりわたしたちのペースで、ひとつずつ楽しんで行きたい。そんなこともまた強く思った一日だった。

P.S. 筑波キャンプ場への道もちょっと探検したかったんだけど、藪漕ぎ必至な感じだった。一応なんとか人が通れるくらいには手を入れてある様子だったけど、パセ&ポプとだとちょっと…という感じ^^;

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