1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

スターンズ3艇、房総の海へ 01

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昨年も、同じ時期に遊んだ房総の浜に出かけることにした。
前日が、外にでるとギラギラまぶしい暑さだったので、パセ&ポプが耐えられるか心配だったけれど、去年も同時期で午前中なら大丈夫だったし、もし暑ければわたしとパセ&ポプは涼しいところで待機する、ということで一緒に行くことにした。


そして、今回は、江戸川やカスケード穴倉店舗以外ではなかなかタイミングが合わず、ご一緒できなかったエドヤマさんも一緒に出艇できることになった!

前泊する?と考えたけれど、デリカD5の窓用網戸もまだないし、暑い車内で寝苦しいのは辛いし、まだルーフボックスを載せていないので、スターンズ2艇、パドル、PFDと入れてゆくと、ベッドを作るのはなかなか面倒なことになる。だったら家で2-3時間でも寝て、2時半起床、3時過ぎに出発しよう、ということに。

2時半起床って、眠った感じがしない(爆。
パセ&ポプもちらっと頭をあげて、また寝る体勢になってしまう。
荷物は90パーセント積み込んである。
あとはクーラーバッグとパセ&ポプとわたしたちくらい。

真っ暗な住宅街から静かに出発。
国道に出ると、車はばんばん走っているし、マンションは非常階段や廊下に電気が煌々とついていて、看板はカラフルに輝いている。
夜は怪しい動きをする車が未だにいる。ゆらゆらと左右に揺れていたり、のろーっと車線を変えたり。警察は、楽なシートベルトの検問なんかせずに、他の人の命を奪う可能性のある飲酒運転検挙に力注いで欲しい。シートベルトなんてほぼ本人の安全のためなんだから、そんなことを、わざわざ警官がぞろぞろ並んでする必要はないでしょ!?




「世の中間違っている!」と寝ぼけた頭の中でめらめらと燃え滾っていたら、ししたろさんが「後ろの窓すごいよ」と言う。
振り返ってみると、
わぉっ、真っ赤っかな空! 空が燃えている~っ!
わたしの頭の中から飛び火したのかしらっ!?

曙色の空は、後ろになったり左側になったりと位置が変わる。そして、ますます赤味が色濃く、広く染められていった。
6月の朝焼け夕焼けは鮮やからしい。
偶然にも目に出来た見事に赤く染まった朝焼け。
早起きしたご褒美なのかな。

まだつながっていない館山道。2週間後にはつながるはず。
終点でいったん降りて、切れたとかげのしっぽの先のような、つながっていない館山道に乗る。

高速を降りる頃には、すっかり朝が明けていた。
雲が多く、道行く人たちはみんな長袖を着て歩いている。
窓を開けて、手を出してみた。
空気がぴりっと冷たい。
意外なほど、涼しい。
これだったら車中泊も快適だったかもしれない。ちょっぴり損した気分になる(笑。

目的の浜に到着したのは5時だった。
これまで、車が駐まっていたことなんてほとんどない、浜の駐車場。驚いたことに今日は5台以上駐まっている。これから探検しに行こうとしている岩場には、過去に見かけたことのない釣り人たちの姿があちこちにあり、それぞれが岩場に立って竿を出している。
いったいどうしてしまったのだろう? この浜になにがあったのだろう?
年々変わっているけれど、防波岩に釣り人の姿は初めて見た。

ししたろさんがスターンズの用意をしている間、わたしが着替えをした。出て行くと、エドヤマさんが到着していた。
エドヤマさんは浜の近くで快適な車中泊をしたそうだ。

準備OK。
パセ&ポプも年季の入ったフロートコートを着る。
日本のお店ではほぼ扱っていなくて、まだカスケードループも始めていなかった一般人(?)だった頃、輸入元に交渉して品物を見て試着し、購入したフロートコート。犬にも確かなPFD(ほぼ=ライフジャケット)を、と訴えて、カスケードループで扱うスタート商品でもあったラフウエアのフロートコート。今では、並行輸入品を含めて、かなり日本でも浸透してくれたように思う。せっかく細かい部分まで安全を考えられているものなのに、飼い主の「楽」のために、危険な状態にして使っている人たちもいて、哀しくなることはあるけど、でも、なにも考えられていないPFDよりはきっと「いい」と思う。パセ&ポプも新しいものにした方がより安全なのかなぁ、とちょっと考える。実はパセ&ポプが使っているものは、現在流通しているのとは違う旧型のアメリカ製のもの。苦労して手に入れたので、なんとなく手放せず、未だに使っている。(7/2、ニューPFD購入しました(^^)v)

当の本犬たち、浜でうきゃうきゃじゃれているので、
「乗って~」と声をかけたら、パセ&ポプともに黄艇に飛び乗った。
「どっちか、赤に乗って」というと、ふたりとも赤艇に飛び移る。未だ日本語が完璧になっていないのか、どちらも気を利かしてくれたのか…。

やっと、パセリが赤艇、ポプラが黄艇におさまった。

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