1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

九州・四国 ぐるっと4221.4kmの旅 13 (霧島~)

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霧島の朝霧島国民休養地の朝、5時に目が覚めて、車外のカーサイドリビング内で寝ている夫ししたろの様子をパセ&ポプと覗いてみた。
起き出してコットに腰掛けている。
しかし、車内の窓からじっと張り付いて見しているわたしたちに気付くようすもない。
あ…。
外に出て行ってしまった。
車内から送っていたパセ&ポプとわたしたちの視線は、カーサイド内でゆらゆらふらふら~。

昨晩、パセリは夫の場所を独り占めしてへそ天で寝ていた。ポプラはいつものとおりわたしにくっついて寝ていた。結局、わたしは夫不在の広々車内ベッドの恩恵にはあずかれなかった。
きっと楽々眠れたのは、パセリと夫。

わたしたちのサイトの目の前にある炊事場で、キャンピングカーの人が長い柄のブラシを持ってなにやらやっている。目をとめて見てみると、なんと洗車をしていた。
持参しているらしいホースを炊事場の水道につなぎ水をジャージャー流して、車体をくまなく洗っている。
キャンピングカーのマナー違反をする人の話は耳にしていたけれど、目の前で展開されている様子を理解するまで少し時間がかかった。他の人たちも立ち止まって見つめている。こんなことされたら、キャンピングカー乗りの人たちにもいい迷惑だろう。
そういえば、以前福島の道の駅で大きなトレーラーを引っ張っていた人は、朝起きるとその巨大なトレーラーの隅から隅まで綺麗に拭き掃除していた。もちろんどこからか水を引っ張ってきているわけではなく、雑巾とモップで作業していた。小さな車でもうちは窓くらいしか拭かないのに、尊敬のまなざしで眺めてしまったことを思いだす。尊敬しても、どうせすぐに林道で泥水はねあげるもん、とやらないけど…(^^ゞ

鶏のお刺身今朝のパセ&ポプごはんは、鶏のお刺身と牛すじを煮たもの、水菜、トマト、きゅうり、そして納豆。

昨日、鶏の刺身を知ったから、今日は気もそぞろで鶏の行方を追うパセ&ポプ。

朝ごはんとお弁当づくり九州本仕込みと書かれていたので購入したこの納豆。
「あまかたれ」というたれが付いていた。
納豆についているたれを使うことがあまりなかった我が家、普通のお醤油でも試してみた。
この納豆にはこの「あまかたれ」が、合う!
少し甘めの納豆、悪くない。
というより新発見。
炊いたご飯と五木で買った梅干で、お昼用におにぎりを作る。
五木で買ったよもぎパンでサンドイッチも作った。

あさごはんまだ続く、朝ごはん。

納豆を発泡スチロールのケースで混ぜるという行為、最近になってキャンプのときだけは許せるようになった。納豆に付属しているたれやからしを使うようになったのも最近。未だにとろみのたれが付いている納豆はまだ納豆と認められないし、万が一買ったとしても使わないと思う。
あれ、わたし、もしかして納豆にうるさかったの?
書いてて、納豆通かと自分で勘違いしそうになったわ(笑。

(ちなみに、納豆の器を洗うときは、スクレーパーがとても良い仕事をしてくれます。ほかにもいろいろ重宝するので、旅用のものを持ち歩いてます。)

パセ&ポプのあさごはん今度は、パセ&ポプの朝ごはんと食後の様子。

今朝も鶏の刺身を入れたごはんで、がつがつばくばく。

満足したパセ&ポプはコットでくうくう。

そんな姿を見て、わたしは9時に併設されている温泉に向かった。オープン時間と同時にもう入っている人たちがいた。地元のおばさんたちが4人。露天はぬるかったけれど、内湯はちょうど良い温度だった。
朝からさっぱりしてサイトに戻り、夫とタッチ交替。

続々増えるていくテント早朝から続々と車が入ってきて、次々に色とりどりのテントを立てられている。一気に競技場からキャンプ場らしくなる。昨日まではコールマン、ロゴスなどが優勢で、ほとんどいなかったスノーピークのテントも並び始めた。

わたしたちは11時頃からのんびりのんびり撤収開始。
いつもこんなのんびりでいいのだろうか…。と思ったとき、テントを張る場所を探しているファミリーがいたのでこの場所を譲ることになって、スピードアップする。

12時前、キャンプ場を後にした。

霧島神宮、霧島駅方面へ向かうまわりにはなにもない道路わきで、ザックを下ろしなにやらザックをいじっている女性がいた。
「ザックが壊れちゃったのかな?」心配性の夫が言う。
なにか必要なものがあって出しているんじゃない?と私が言ったところで気になったらとまらない夫。
「ちょっとUターンしてもいい?」
いいけれど、車は現在人員増加は不可能な状態ですよ~。言ったって聞いちゃいないけれど。
車をくるっと回して、女性のいた場所へと戻って行く。
女性はザックを背負って歩き始めていた。
夫が声を掛けると、「大丈夫です!」と明るい声。じゃ、と車を走らせようとしたところに「すみません、霧島神宮駅はこっちでいいんですか?」と聞かれた。
直線でも5kmはある。道路はくねくねと曲がっている下りが永遠と続く道。すでに一日でもっとも暑い時間になっている。どこから歩いているのかわからないけれど、気をつけてとエールを送って、わたしたちはするすると下り坂を走って行く。

「そうめん流し」という看板があちこちに見られる。九州では「流しそうめん」ではないようだ。どこでひっくり返ったのかな。元はどっちだったのだろう。

霧島市街地に入って見かけるお墓には、火山灰から守るためか屋根が付いているものが多い。お墓なのでカメラを向けるのは憚られたので写真はないが、立派なお墓も一般的なお墓も屋根がついていた。

桜島とヨモギパン垂水車の中で作ってきたサンドウィッチを食べる。よもぎの香りが効いて…って効きすぎで草もち食べているみたいだった。

ぐうすかパセ&ポプ13時過ぎ、道の駅たるみずに寄る。
錦江湾(鹿児島湾)越しに煙をあげている桜島を見ながら浸かることのできる足湯があり、数十人がジュースなどを持って入っていた。温泉も併設されているらしいのでP泊にもいいかもしれない。休憩、と芝生の上ではあるけれど、暑いのでパセ&ポプには辛そう。そそくさと出発する。

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