1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

手賀沼 東半周

この記事は約6分で読めます。

スタート今日は先日半周した残りの半周を歩くことに。
出発時間は前回とほぼ同じお昼頃。

スタートは鳥の博物館駐車場からになった。
第2駐車場にしようかと思ったが、博物館脇の駐車場が偶々一台空いていたので車を滑り込ませる。
頭上には広く高く青い空。
風はなし。

駐車場には、手賀沼カヌークラブらしき人たちの姿があった。となりの車の中にはPFD(ライフジャケット)が放り込まれている。
来年の蓮の時期こそ手賀沼にカヌーを出そう。

そうそう今回夫は一眼のカメラをクビラックというものを使って下げてみた。その名のとおり(笑)、首が楽らしい。わたしも試したけれどたしかに楽! (わたしの装着方法はザックに止める方法だけど) 首が辛い方はぜひお試しを。

手賀沼東側にある鳥の物館近辺はもう何度も歩いている場所。
暖かいこともあって、親水広場では12月だというのに声を上げながら大人も子どもも水と遊んでいた。

パセ&ポプとまっすぐに沼の周りを巡る遊歩道へと向かう。
親水広場にあるミニ手賀沼で、数年前にポプラは黄色い鯉に恋をした。それ以来ポプラは日本各地で鯉を探す。そのことを覚えていたようで、ミニ手賀沼にゆきたがったが、今日はポプラの恋に付き合っていられない。

歩こう。

みんな暑そうぽかぽかの小春日和で人出も猫出もいいようだ。
いつもの猫広場前には何匹も猫が居た。ベンチは猫たちのひなたぼっこの場所。

釣堀では池の周りにびっしりと釣り人が群がっている。

いつ来てもいる気がする白鳥も暑いらしく、翼をあげ、翼の下に風を通しているらしい。手賀沼に、白鳥の湖を踊るプリマドンナの姿が浮かぶ。

手賀沼北側には小さな池か沼がいくつかある。そのひとつがごぼこぼと音を立てていた。覗いてみると、底のほうから水が沸いているのか流れてきているのか、水面が盛り上がっていた。もしかしたらカッパがおぼれてる?

こちら北側は、遊歩道は自転車道と分かれていない。しかも細いので、後ろから急に近づいてくる自転車には注意が必要だ。
自転車や歩行者、走っている人とすれ違うときなどにあまり端に寄り過ぎると、アメリカセンダングサが群集しているところがあり、パセ&ポプにあっという間にくっついてしまうと大変。
しかし、整備された南側に比べてのどかな雰囲気なのはやはり北側かな。

東屋のベンチに座り、譜面台に載せた楽譜を見ながらピアニカを黙々と吹いている御仁がいた。
サビになると、「あ、この曲だったんだ!」とわかる。
曲が変わって362歩のマーチになった。調子のはずれたところも愛嬌。曲と曲の間に休憩も入れずずっと吹き続けていて、いつまでも後ろから追いかけてきていた。
東屋で休みたい、と思っている人にはかなり迷惑な方ではある。きっと家でも迷惑がられて練習できないのだろうけれど。

黒いコイがいっぱい手賀沼から派生した川を渡る。以前も橋の上から覗き込んでいたポプラ。
今回もガードレールの下から身を乗り出して覗き込む。
ここには黒い鯉しかいない。

エサのない猫?少しばかり手賀沼を離れる。
草むらの中に立て札があった。
「エサのない
猫です
どなたか
拾ってくれませんか
犬、猫を捨てないように」

ポプラも気になったのか立ち上がって覗き込んでいたが、エサのない猫の姿はなかった。

手賀沼の東端には我孫子高校の野球部グラウンドがある。先日西側を周ったときの我孫子高校の裏を通った。野球部の高校生は授業が終わると手賀沼を4分の1周してグラウンドに来るのだろうか。
夕焼けと沼。
夕日を浴びて走る野球部員たち。
マネージャーがタオルを持ってあとを追う。
青春ドラマだわ。(共学かどうかもわからないけれど…(笑)

対岸の南側へ橋を渡ると、手賀沼フィッシングセンターがある。そこは釣堀だと思っていたら、BBQや食事もできるらしい。車が何台も駐まっていた。

おひる南側に渡った場所も、これまで何度も来ている場所。
空いている東屋を見つけて、お弁当を広げることにした。今回は家にあるもので作ってきたおにぎりや玉子焼きやブロッコリーとカリフラワーのチーズ焼きなど。

北東側に富士山らしき姿が見えた。
緩やかな丘にへばりつくように広がる住宅。その背後にそびえている。
良く見れば雲だった。

小さなグループ、大きなグループで集まっている自転車の人たちがあちこちにいる。
ゼッケンをつけている人たちも集まってきた。大会でも開かれているのだろうか。いつまでもその列は続いていた。そして、何度も私たちを追い越していった。

今日はとても気持ち良さそうだ。

これまで歩いてきた対岸は、歩いている人や走っている人たちの姿は見えない。
ピアニカの音がかすかに聞こえてきた。

これからは鳥の博物館が段々近くに見えてくるはず。

抱っこ後ろから、ストックを付き、短いスキー板にローラーがついているようなもので、グガーグガーと音をさせて滑りながら近づいてきた人がいた。
その音に振り返るが早いか慌ててわたしの影に隠れ、すれ違いざま抱っこをせがんだのはポプラ。
ポプラの苦手な音。カートやスーツケースを引きずる音など、腰を落としてしまうほど最悪らしい。

気を取り直してまた歩き始めると、今度は歩くのが面倒になったらしく抱っこをせがむ。
パセリはまだまだ元気に歩くのに。

道の駅周辺で道の駅にたどり着いた。前回はここから歩き出した。

さすがに今日は人が多い。
小さなルート表示が立っていた。
さっき列を成して走っていった自転車の人たちの大会だろうか。

わたしたちは道の駅を抜けて手賀沼大橋を渡って対岸に戻る。前回とは逆方向。
パセ&ポプを見かけてうちにもシュナがいるんですよ、と声をかけてくれた人たちが2人もいた。
道の駅でソフトクリームでも買おうと入ったが、並んでいたのでかわずに出た。パセ&ポプにもおやつ、と思ったけれど残念。夫とパセ&ポプは誰かと話していた。またシュナを待たせているいう人たちだった。
さぁ、橋を渡って戻ろう。

橋の上からへんなハクチョウたちかおなし白鳥

橋の下には白鳥がいた。
足の裏が蒸れたのか、片足を水中から出して干している白鳥もいる。
ポプラは親白鳥を見つけた、と思ったのか白鳥の足こぎボートを上からじっと眺めていた。
違うよ、と伝えて引っ張って歩く。
今度は白いラグビーボールのようなものが浮かんでいた。
泥の中に顔を突っ込んでいる白鳥だった。
パセリは耳を後ろにして驚き、ポプラはさっきの親白鳥より興味津々の驚いた様子でじっと見つめていた。

finish橋を渡り鳥の博物館の第二駐車場脇を通り、親水広場へ。駐車場ととなりの畑の間にはこんもり盛られた道がある。午後になるともう傾いてしまう冬の日差し、畑にわたしたちの影をうつっていた。
鳥の博物館脇に「finish」と書かれた看板が立っていた。まるでわたしたちのためのよう(笑。きっとなにかイベントがあったのだろうけど、なんだったのだろう? 手賀沼はイベントが多いようだ。

今日もだいたい10km。
夫のつけた万歩計は15000歩を超えていた。
パセ&ポプだったらいったい何歩になるのだろう。
よく歩きました。
車に乗ると、ひっくり返ってくつろぐパセリ。疲れた足は上にあげたほうが心地よいと知っているようだ。
ポプラはまたパセリに居場所を占領されて少々困っている様子。

冬は近場でも安心して歩くことが出来るからとても嬉しいね。
また、行こう♪

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