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宝篋山 常願寺コース 02

宝篋山へ今回も結局外環三郷から高速に乗ることになった。

高速は驚くほど順調で、あっという間に目的地に到着した。

田畑の間をてくてく今日のルートは穏やかなルートらしいが、パセ&ポプにとって危険な道だったら引き返すというのがわが家の鉄則。
小田休憩所に車を停める。11時頃でもわが家と同じように出発する人たちが何組かいた。熊鈴をつけている人たちもいる。熊、いるの!? それともイノシシにも効果あるの?
一応持って行こうかと常備してある場所を探したら、いつの間にか夫が降ろしてしまっていた。

えぇ〜っ??? やっぱり、なんか先行き怪しくない? なんて今更言ってももう遅い。

田んぼや畑の間ののどかな道を歩いて行く。
距離は長いけれど、危険な場所が少ないらしい常願寺コース。
雨が流れた道一昨日の雨で川になったらしい道。
きっと一気に水が流れたのだろう。
と、坂の上を見ると、落葉をたっぷりと押し込んだ袋をいくつも乗せて、電気三輪車を操るおじいさんが現れた。パセ&ポプを見て微笑みながら声をかけて、するすると下って行った。

なるほど、確かに夫が調べてくれていた通り穏やかな道のようだ。
脇には沢の小径なる別ルートもあるらしい。パセ&ポプと一緒だから通常のルートにしよう、と石がごろごろしていて少々足下が険しそうな小径ルートは避けることにした。
しかし、辺りが杉だらけになって暗くなると前方の道がどろどろで木道が続いているように見えた。
沢の小径そしてそこには「沢の小径は右」という標識が立っていた。
なぜかその木道らしい先の道の状態を偵察にも行かず、案内通りに沢の小径へと向かった私たち。
こんなにあっさりと誘導されてしまうとは情けない。
パセ&ポプにとってよかれと思って選んだこの道は、手強かった。パセ&ポプにすれば自分の背丈ほどある大岩を登ることになってしまった。沢の小径なんて、とてもかわいい道ではない(苦笑。

夫がパセリを抱いて上がったり、夫が先に上がって下から私がパセリを抱き上げて渡したりする。ポプラは最初自力で登っていたけれど、パセリが抱っこしてもらう様子を見て、「次はぽーたん!」と抱っこをせがむようになった。
大岩では果敢にチャレンジしてずるずると落ちて、やっぱり抱っこ!と頼んで来たりもした。
何度も沢を渡り、杉の枯れ葉をいくつも足につけて引きずりながらも、まったく疲れも見せず、パセ&ポプはがんがん登って行く。
登るのはいいが、この道を下っていくのは危険すぎる。
こんな大変な道だなんて、聞いていない。
ここまで来ては戻るにも戻れないではないか。

もくもくと登る夫のウソツキ。
こんなルートなんて聞いてないよ。ぷんぷん。

カメラをぶらぶらさせているとパセ&ポプを抱っこするにも危険なため、夫もわたしもカメラはザックにしまった。
故にパセ&ポプとの難所は画像がない。
(※人だけならとても楽しいルートだと思います。)

しかし、パセリもポプラもタフである。
まったく足はぶれないし、疲れた素振りも見せない。あちこち匂いが気になるらしく、くんくん匂いを嗅ぎ回ってもいる。イノシシの匂いでもするのかな。
20分ほどで杉林の中の暗い沢のルートが終わった。時間を見たから20分とわかったけれど、感覚としては1時間くらいの長丁場だった。
そして、メインルートへと合流する。明るく歩きやすい雑木林に入った。
もしかしたら、メインのルートは歩きやすかった?
分岐のところで、この先のメインルートは道がぐちゃぐちゃで木道、なんてことをなぜか思い込んでいた。
思い込みって、恐ろしい。こうして道迷いも起きるのだろう。
しかも、ここで少しメインルートの様子を探ってくればいいものを、早く登ってしまうことばかりが頭にあったらしい。

標識が現れた。
まだ四分の一ほどしか登って来ていない。
1時間かけて四分の一ということは、単純に計算してあと三時間弱かかるということ!?
山頂に到着するのが三時になってしまう。
聞いてない、聞いてない、聞いてない。
下りに三時間かかったら、もう暗くなってしまう。
どうする、どうする、どうするの?
楽しんで歩かないと息が上がるということを知った。
夫はわたしがバテていると思ったらしく気を使ってくれる。が、バテているのではない、ぷんぷんしていたのだ。

登って来た道は下りでは使いたくない。
先日途中まで登ったルートなら下りでも難なく行ける。
とにかく山頂まで行けば違うルートで下れる、登らなくては。
山頂で休んでいる時間はない。
お昼を食べる以外に、ゆっくり景色を眺めているなんて余裕はない。
そう考えている今が気持ちに余裕をなくしていた。

尖浅間山から宝篋山へ尖浅間山頂まで50mという分岐で、少しでも早く宝篋山へ行こうと尖浅間山頂へは行かずに歩いた。
夫も下りのルートはわたしと同じことを考えていた。
下山してから駐車場までは遠いけれど、そちらの方が安全だろう。
下山したところで、待っていれば夫だけが駐車場に行き車を回してくるとも言っていた。しかし、タクシーなどいないだろう。下山したときのパセ&ポプの様子で決めよう。
尖浅間山から宝篋山への尾根伝いの道は明るくからっとあっけらかんとした道だった。野鳥の広場と名付けられた開けた場所もある。高い木で覆われていないなだらかに下って登る小径からは、遠く眼下に霞ヶ浦が見えて来た。
パセ&ポプはあちこち顔を突っ込んで、種の運び屋さんになっている。

今とってもまたつくことは分かっているのだけど、顔が緑色なのは怖い。

前方に数台車が停まっていた。
えぇっ、ここは車で入ってこられるの!? と驚いたが整備のために入って来ている車だった。いやしかし、なんであれここには車で入ることが可能ということね。

山頂に到着した。3時間かかると思った場所から、1時間しか経っていない。拍子抜けした。

宝篋山山頂頂上付近は各ルートから登って来た人たちが沢山いた。
ラブ二頭とすれ違ったという人もいた。
頂上にはダルメシアンがいた。オフリードだったので、ちょっと身構えたが、私たちが到着してすぐ下山していった。
リードの問題は難しい。でも頂上には人もそれなりにいるしリードをしていることで危険とは思えない。

犬の姿を見かけたのはこのダルメシアンさんだけ。
もしかしたらパセ&ポプはイノシシではなく、ラブやダルメシアンの匂いを気にしていたのかな。

テーブルと椅子のセットが何カ所か設置されていたので、有り難く使わせていただく。
パセ&ポプにはチーズ巻きを作って来た。
目の前に筑波山を眺めながら、昼食にする。

宝篋山のルートガイドを見ると、常願寺コースの上りは2時間30分と書かれている。尖浅間山頂へ行かなかった分が30分かな。よかった4時間もかからなくて(笑。
下りの山口コース(1)は1時間20分。途中までは登って下りている道なので安心感もあるし、問題なく明るいうちに降りることが出来るだろう。あとは小田休憩所までの道のり。いったいどれくらいの距離があるのかがわからない。



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