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2009年 キャンプ初め 02

2009年 キャンプ初め
端の方の木の下に自転車が立てかけてあり、すぐそばにソロテントが立っている。
それだけだった。
年越しキャンプはすでに撤収されたのか、それとも今年はいなかったのか。
これだけ静かなら、久しぶりだしここにしようと場所決めにかかる。
風が強い。
いつもの場所は川の上を走ってきた冷たい風が吹き込んでくる。
今日は川の景色よりも少し風除けを優先して、奥にシェルを張ることにしよう。
レンジャー90からシェルルームなどを下ろして、ししたろが叫んだ。

「あっ!」
その様子はなにかを忘れたらしい。
「フレーム?」と聞くと、
「違う。…ペグ。一本も持ってきていない」と。
「予備が入っているはずでしょ!?」と言い、予備のペグなどが入っているツールバッグを出すと…。
出てきたのはジュラペグが8本だった。
予備ってジュラペグだったの!? しかも8本って…。
帰ってから即クロモリペグを予備のメイン(笑)に足すことが決定された。
波乱なはじまり風が強い今日。

シェルを、ジュラペグ8本で立てる。
幸いにも風がいちばん弱いところを選ぶことが出来ていたので、ラッキーなはず。
でも、足りない分は石を使ったりして、補う。
ガイコードは、夫ししたろがいつもサイズいろいろ用意している。こんなときのため!? アクシデントを楽しむためにも必要最低限の用意・心構えはしなくちゃね~(^.^)
設営中、冷たい水滴が空から落ちてきた。気のせい?と思っていたら、気のせいどころか雨でもなく、みぞれだった。

まさか、雪にはならないと思うけれど…。

ルームルームは全面開きにして、今回から使用する冬キャンプ用に用意していた銀色のシートを敷き詰める。昨年ホームセンターに行ったとき、こたつの下に敷くような物として売られていた(はず。サーマレストのマットを敷き詰めてもやはりぺらぺらのテント生地では地面からの冷たさは遮れない。
一枚敷いてその上にサーマレストを敷き詰めてみることにしたのだった。雪の場合は銀シートの上にテントのインナーマットを敷いて、サーマレストを敷こうと思っている。
今回は、その銀シートを敷き詰め、次にZライトを敷き、その上にプロライトとW’sプロライトそしてサーマレストのドッグマットを4枚敷いた。隙間はフリースブランケットで埋める。そしてピローは本日8個。シュラフはモンベルとスノーピークの連結。シュラフの上にはウールブランケットを掛ける。
このドイツのウールブランケットは重さもちょうど良く、寝返り打ってもシュラフからずるずると落ちて行ったりしにくい。これがフリースだとすぐにシュラフからするすると離れてしまってシュラフの上に掛けておいた意味がなくなってしまう。
我が家ではシュラフカバーが使えない。というのもパセ&ポプがシュラフの中にいるばかりではなく、暑くなって出て行ったときシュラフの上で寝るこ とがある。冬は結露でシュラフの外側が湿ってしまうから、パセ&ポプにとっても不快だろうし、偶々出した自分たちの手がその結露に触れてしまうの も不快になる。たとえシュラフカバーが出来る状況であっても、パセ&ポプにとってシュラフカバーの上は居心地がいいとは思えず、今のところウール ブランケットはそのどちらもカバーしてくれる優れもので、我が家にはなくてはならないものになっている。

そして、今回はルームは開放し、テーブル(ロールアテーブルのロースタイル)を半分ルームに入れ、半分外に出した。これで和洋折衷、外内折衷にしてみた。

設営が終わってくつろいでいたとき、ふと見れば、いつもなら我が家が設営している辺りに一台の車が停まり、男性がその傍らで思案してながら携帯で連絡をとっている様子だった。
しばらくして、その男性がやってきた。
「どちらからですか?」わざわざやってきて尋ねることに首をかしげた。
「毎年仲間が集まってここでキャンプをしているのですが、これから集まってきてうるさくなると思います。うるさかったら叱ってください」それを言いに来てくれたらしい。

うちも犬がいますから、うるさくすることもあるかもしれません、と伝える。

もしかしたらわたしたちが設営した場所は毎年使っていたのだろうか。よくグループが使っている場所である。景色はあまり関係ない場所だから。

しばらくして、お仲間もやって来た。今夜は前泊組らしい。明日の晩はもっと集まるとか。

犬も来ていた。
しかも、パセリの大好きな大きな子。パセ&ポプに気付いたのかオフリードでこちらに突進してきた。あとから飼い主もあたふたと追いかけてくる(苦笑)。2度ほどそうやって我が家にやってきた。

サンポパセ&ポプの散歩に出る。
河原に鮭の骨が落ちていた。
ポプラが興味を持ったので、要注意、と。

ぬくぬく頼りにしている今回の道連れストーブで、自宅で作って シャトルシェフに入れてきたお雑煮用つゆを温める。
本日、ペグが少ないためひさしは出せず、しかしせっかくのストーブの温かい空気が逃げてしまうので上から少し壁を作る。これだけでも雲泥の差。

パセ&ポプもぬくぬくパセリが珍しくししたろの膝でくつろいでいる。
ポプラはシュラフに埋もれている。

17時を過ぎると、闇の世界への準備。

パセリ

暗がりの中に 突然赤いライトがいくつも見えた。
ソロテントで過ごしていた自転車が出発らしい。
いつも夜走るのだろうか、灯りが目立つように工夫されている気がした。

夕飯はお雑煮にお餅ではなくおうどんを入れたものにした。パセリはルームに入ってもっと深いくつろぎモードに。

今夜の過ごし方エキスパートオブジャパン風防で、ライトの反射板にしてくれた。読書タイムにとてもよい感じ。今夜は曽野綾子氏の「都会の幸福」。

お夜食は家で作ってきた牛筋煮込み。
日本酒をストーブの上で温めて、煮込みをつまんでいるししたろ。
わたしはいつ寝たのか、パセ&ポプが温めてくれていたシュラフにずるずると潜り込んでいた。



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