1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

福島 ふらふら車中泊 04

この記事は約5分で読めます。

3日目の雨、夜中聞いた音と同じ音が聞こえた。
やはり予報ははずれ、しっかり雨が降っていた。
といってもしとしと雨だったので、パセ&ポプもおトイレ散歩をする。

火を使わない朝食を車の中でとる。外で食べられないのはかなり残念。
でも撤収するものがなにもないので、このまますぐに移動が出来るのは恐ろしく快適。

今日はどこをどう通って帰ろうか考える。
わたしが寄ってみたいところは2箇所あった。いずれも観光地でもなんでもなくてP泊/キャンプ地候補の場所(笑。

800mほど降りて、南下する。


田んぼは稲刈りが済んで稲を天日に干しているところが多く見られた。
今日は雨の中、干している稲の世話をしている姿を見かけた。

候補地ひとつ目は湖の近く。でもカヌーが降ろせるようなところではないはず。カヌーが出せない湖畔というのは淋しいけれど、とりあえずはチェックしておきたかった(笑。
やはりナビの案内したルートでは行かなかった。目的地近くに小さな湖があると地図に出ていた。その湖沿いを通る道にこそこそ入って行く。湖は小さく、残念ながらここも舟を出せそうな場所もなかった。
候補地は予想通り湖を眼下にする位置にあった。サイトに車横付けすることはできないようだ。オートキャンプが出来るようなイメージだったけれど、やはり現地で自分の目で確かめないとずいぶん印象が違う。

しかし、写真はこの秋色あじさいだけしか撮っていなかったなんて(^^ゞ

次の候補地へ向かう。
もちろん、出来るだけ大きな通りは使わずにわき道を使う。

また山を登っていく。雨のせいなのか瑞々しい樹木が多く感じる。

「なんの生き物のフンだろう?」とししたろが道の真ん中に落ちているフンを指差した。
この山の山頂は牧場で、山を歩いて登ると牛や馬に遭遇することを思い出した。
「もしかしたら馬のものかも」でも、道路に出てきて山を下ったりするのだろうか?
山頂近くの駐車場に到着した。

馬がいた。
そして、駐車場と牧場の境い目はなかった。柵らしきものがある場所もあるけれど、人も馬も自由に行き来できるようになっていた。
ここは、落ち着いて過ごせる場所ではなさそう。
サファリパークのように、車の窓から馬たちが覗き込んできたら、きっとパセ&ポプもわたしたちも驚く。それだけじゃなくて、外でのんびりしたり、食事が出来ない。

気持ちいい青々した木々に囲まれた道をまた下った。
途中、何かを採っている人たちの姿が車窓から見えた。その人たちが出発した後になって見てみると、あけびだった。車に戻ると足元に大きなヒキガエル。ちょうどわたしが車から降りたとき足を置いた位置あたり。踏まなくて良かったよぉ~。

そういえば、今回車で走っているとき蛇が横断していたこともあったっけ。

少しずつ南に下り、段々と家に近づく。
出来る限り下道。
野営敵地を探していたりする。

山間の一軒宿という「入道の湯」の脇を通る。ひなびた宿を想像していたら、あっけらかんとした宿だった。

このあたりはまだ稲刈りがされていない。

以前訪れたことのある場所。
ずいぶん風景が変わっていた。
目線より低かった木々に見下ろされるほどになっている。
もう何年も前のことかと思ったら、一年半前のことだった。

矢祭で鮎を食べようと、矢祭駅近くに行ってみる。
雨だしお客さんもいないだろうから、開いてもいないかもと期待はしていなかった。
しかし、駅前の2-3軒の店は鮎を焼いていた。
天然ものと養殖もの。
値段は倍ほど違っていた。

せっかくだから天然ものをいただく。
ししたろさんはサトイモ串も食べるつもりらしい。

何度か利用させてもらったキャンプ地でランチにする。

せっかくの天然鮎は炙り過ぎだった。
しかーし、わたしの鮎は卵をたっぷり持っていた。
美味しいと表現した方がいいのだろうか?
ししゃもは卵のあるほうがいいけれど、鮎は卵を持っていなくていい。
ま、レアものとして喜んでいただいた…(^^ゞ

こういう塩焼きなどは、人がどんどん来るときの方がおいしいはず。
きっと鮎は朝からずっとあぶられていた。

あとはもう何度も通っている道で家に帰る。
少しでも初めての道を、とナビやツーリングマップルで探すけれど、もうなかなかない。

何度も脇を通っている駅に蒸気機関車が停まっていた。
これはあの場所にカメラ小僧ならぬおじ様方がたくさんいるはず、といつもの道を走ってゆくと、案の定重い機材を肩にかけ三脚を片手に線路近くに駆け寄る方々がいっぱい。
そしてその先の踏み切りに差し掛かると、遮断木が降りてきた。わたしたちは二台目に並んでいた。目の前を機関車が通るらしい。一番目に並んでいた車からわらわらと男性たちが零れ落ちてきた。慌てふためいている様子が見て取れる。よろけながらも良いポイントを探してカメラを構えている。すると、男性たちを降ろした車も動き出し、線路脇でUターン。わたしたちは一番前になってしまった。
撮らなきゃ!
なんとなくわたしたちも慌ててしまった。
この場所にいて撮らないのは、いけないことのように感じてしまう(笑。

携帯を構えた。    情けないけど、デジカメ忘れちゃったんだもの。
ししたろさんはカメラを構えた。

汽車が通り過ぎると、Uターンして待機していた車は男性たちを飲み込み、ドアを閉めると猛ダッシュで走っていった。次のポイントに向かうのだろう。かなり危険行為。

そのとき撮れた写真

そういえば、長瀞で、ししたろさんがカヌーだったため、わたしがパセリを乗せて(ポプラはまだ生まれてない)車で移動していたときも、やっぱり機関車が来て、そのときもやっぱり撮ったっけ^_^;

なんてことを思い出していたら、線路と並行して走っている道。
汽車が汽笛を鳴らした。
束の間、汽車と並走。

そして、もう下道じゃなくてもいいね、ということで高速へ。

高速乗っちゃうと、もう旅も終わりなのよねぇ~。


おまけで、パセリのすごい寝相公開して、おしまい。

住民票、(まだ)移せないけど、また福島は行くからね~ね~ね~♪ > Y子さん

コメント

  1. ドクちんママ より:

    レポみましたぁ♪車中泊だと気軽に移動できて設営や撤収の手間がなくて偵察キャンプ程度ならホントお気軽な手段で魅力的ですよね!我が家もいつかは・・・車中泊キャンプしたいなぁ。でも家族が年々増加。大型バスでなきゃ無理だぁ~。(笑)また素敵なレポ期待してま~す。早く来い来い福島にっ!(^^)

  2. richa@PYoN2 より:

    > ドクちんママ
    そーなのよぉ、車中泊は楽チンすぎるくらいなのぉ。
    でも、ゆっくりテント泊するための偵察だったりするのよね(笑。
    年々にぎやかになるドクちん家、我が家にとっても楽しみなので~す(^^)/

    あぁ 福島 いつか 福島ぁ~ 

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