1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

浜辺で野営@南房総 ~スターンズ、海に出る~ 04

この記事は約6分で読めます。



ししたろはスターンズに空気を入れて、海に出た。

ポプラが一緒に行く~っと怒る怒る(笑)。


海に出た途端、波の直撃を受けていたししたろ。
水舟になったかと思ったけれど、そうでもなかったらしい。スプレーカバーが結構効いているようだ。

あっちの波、こっちの波をつかまえて、ししたろがうひょうひょ喜んでいる様子が浜からも見て取れる。
パセ&ポプと行くならもっと穏やかなところじゃないとね。

昔からししたろが行っていた海岸がある。わたしもパセリと何回か訪れている海岸。
久しぶりに訪れたらすっかり綺麗に整えられてしまっていたけれど、パセ&ポプとスターンズに乗るには快適そうだった。初めてパセリとゴムボートで探検したのもその海岸だから、ポプラにも体験させてあげたい。
今日パセリの体調が回復したら、翌日の朝移動してそこへ行こうと思っていた。

南房総はししたろが子供の頃から通っていたそうだ。わたしからすれば、南房総はししたろの庭(笑)。パセリを迎えて釣りからも遠ざかったから5年以上経って訪れたけれど、まだまだししたろにとっては庭のよう。人には教えられないスポットがたくさんあった。人には教えられないというのは、もちろん秘密スポットもあるし、地図にも出ていないから伝えることが難しいということもある。
今回の旅で、人には教えられないスポットがまた増えた。海がますます楽しみなわたし(^.^)

そうそう、スターンズに乗り込んでいるししたろのことをすっかり忘れていた。



満面の笑顔で一度浜に戻ってきたししたろ。「いやぁ、たのしいっ」を連発している。ただ見ているわたしがくやしいほど笑顔。
もう一度行ってくると、ししたろはスターンズを連れて海へ入っていった。海に出てから飛び乗ることも出来るのね。たぶん、わたしには出来ないけど(^^ゞ



スターンズと戻ってきたししたろとパセ&ポプと磯で遊んでみる。
ポプラはひょいひょいどこへでも行ってしまう。
パセリもはじめての海のときそうだった。そして、海にいるししたろの元へ岩の上を走って行き、ダイブしてしまったのだ。このことをご存知の方はかなりのパセリ通(笑)。
それ以来(?)、あまり自ら水に入ることはしないパセリ。
そして、いつまでも遊んでいるししたろは、パセ&ポプにおいてかれた(笑)



昨夜の寝不足を少しでも解消と、タープの下でみんなで昼寝(まだ午前中だけど)。

温度は上がっているようだけど、風がひんやり冷たくて、そのまま寝ると風邪をひいてしまいそうなくらい。

パセリの様子が良くなればこのままここでのんびり過ごす予定だった。
しかし、置いておいたお水を飲んで、しばらくすると戻したパセリ。
その前に食べちゃ行けないと注意していたのに葉っぱを口にしていたから、そのせいかもしれないけれど、戻したものはお水だった。

お水を飲んでも戻すということは、このまま様子を見ているのが心配になった。自分たちで決めていた様子を見るタイムリミットの12時でもあった。
かかりつけの病院に電話すると、診てみなければわからないが(当たり前だけど)胃腸炎ということも考えられるし診てもらったほうがいいと言う。
メモってきた病院の中から、一軒を選び電話すると休診だった。でも電話には出てくれて「申し訳ない」と息子さんのやっている病院を紹介してくれた。
電話をして症状を話すと、午後3時からが午後の診療時間なので予約の人の合間をみて診てくれるとのこと。緊急性はないという判断だと信じ、撤収をはじめた。
30分ほどで撤収完了。13時。病院まで一時間もあれば余裕で着く距離。早すぎる…(苦笑)。

でもとにかく病院のそばに行っていれば、なにか急変したときは対処してもらえるだろう。

早目に病院に着いて午後の部一番で病院に入った。
診てもらえたのは15時45分頃。
痛がることもないし、胃腸炎ではないとのこと。
救急を要するものでもなく、食べていないから脱水症状になりかけていると点滴を打ってもらうことにした。

もちろんのことだけど、病院での様子の写真はない。
診てもらってとっても安心したけど、やっぱり写真撮る余裕なんてなかったみたい^_^;

病院へはポプラも一緒に入ったんだけれど、ポプラったら「おおげさでちた~」と最初凹んでいた。このことをご存知の方はポプラ通!?(笑)。
パセリも「大丈夫です~」と診療台から抱っこを迫るし…(-_-;)

もう一泊する予定ではあったので今後の注意を聞くと、要約すれば、食べていないから体力がすぐなくなるので無理はさせないようにということだった。
とにかく水もごはんも翌日の朝までは一切あげない絶食で、嘔吐がなければ翌朝少しだけごはんあげて様子を見て、嘔吐があればまた点滴した方がいいとのこと。万が一(今度の万が一はもっと怖い)、潰瘍だった場合はそうやって様子を見て行くらしい。

今回、館山のマーレ動物病院にお世話になりました。
丁寧な説明と、こちらからの質問にもきちんと応えてくださり、信頼できる雰囲気の病院と先生で、安心することができました。
また南房総には出かける予定ですが、出来ればお世話にはならずに過ごしたいので、「またよろしく」とは書けませんが(笑)、南房総で過ごすことのひとつの安心ができました。ありがとうございました。

病院を出るともう5時近く。
近くでのんびり休めるような場所が見つかればそこで、なければ家に近づきつつ数箇所まわり、それでもなむければゆっくりでも家に帰ろうとししたろと話す。とにもかくにもパセリにとって一番よい状態に近づけることを最優先にした。

きょーもぽーたんがかんびょーでつ。

なかよしはうれしーけど、枕にしてるのはわたしの帽子…(-_-;)

普通だったらのんびりできたかもしれない場所も、パセリのことを考えると「?マーク」になる。
あちこち渋滞を避けながら走ったが、遅くなっても、揺られる時間が長くなっても、一番安心して気が休まる場所「家」に早く帰ることがいいだろうと、18時半ころ探すのはやめることにした。
高速は渋滞マークでびっちりだった。ナビも信用ならないから近くに行って見たけれどやはりランプが隙間なくつながっている。
自称下道プロのししたろは、渋滞と揺れる峠を避けて、暗い道をひたすら我が家へ向かって運転してくれた。

家に着くとすぐ、パセリはお気に入りのソファでくるっとまるくなった。
これで回復も早いだろう。
シャワーも今回はしない。
お腹空きまくりのポプラはごはんごはんと目を輝かせる。食欲はあるパセリなので、ポプラのごはんは隣で温めて食事も隣。こういうとき実家が隣でとても助かる。多頭飼いの場合、みなさんこういうときどうしているのかなぁ。

翌日、朝ごはんを少しだけあげてみた。もっと欲しいという顔をするパセリ(^.^)。もしまた戻すことがあれば、病院に行かなくては…。
でも、自宅でゆっくり寝て、少しでも食べたパセリはぐんぐん回復した。お客様がくればいつものように玄関にダッシュ。チーズの包み取る音がすればダッシュ。
帰ってきてよかった。あのままキャンプをしていても回復はしたかもしれない。でも、ここまでの回復は難しかったと思う。
キャンプはまた行けばいい。

今回のキャンプはパセリにとって、楽しいキャンプではなかったはず。体調が良ければきっとポプラとおおはしゃぎだっただろう。ポプラもパセリがあまり乗ってこなくて不思議がっていたし…。

次はパセリもポプラもいっぱい遊べるキャンプになりますように♪
そして、一緒にスターンズで海に出ようね!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました