1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

放浪の春 01

この記事は約4分で読めます。

最近やっと車高が低いと自覚した我が家の車、ゴルフで林道を走るのはどうかと思うが、素敵な場所に向かうために今はゴルフにがんばってもらうしかない。ゴルフにはあまりうれしい言葉ではないだろうけれど、他に欲しい車がない。どれもこれも帯に短し襷に長し。だったらゴルフにがんばってもらおうと、わたしとしてはあまり乗り気でない車検も、なぜかししたろたっての希望でユーザー車検なんてもので通した(これは結構面白かった!)。そして、出かける前に諸々のメンテナンスは
ディーラーでしてもらっている。でも、もちろん車高は変わらない。

* * *

以前から行きたいと思っていた場所は林道の途中にある。湖へと流れている川を堰き止めた場所らしい。
ゴルフにカナディアンや荷物を載せれば、もっとゴルフのおなかは道に近づく。行けるか行けないか、とにかく行ってみるしかない。情報はほとんどないのだから…。

しかし、体調が芳しくないわたしたち。だったら休んでればいいのに…と思うのは浅はか。体調が思わしくないのは経験上出かけていないのが原因だったりする。なので、出発をのんびり遅くすることにした。
それにしてものんびりし過ぎの感がある10時過ぎ、我が家を出た。

高速に乗って、時間節約。と思ったが、渋滞しているのでしばらく下道を走っていく。途中、大凧が目に飛び込んできた。大会があるようで人も続々集まってきていた。

* * *

渋滞が終わっているとナビが言っている地点から高速に乗る。
快適に走っていくと、佐野藤岡I.C.で出る車が異常な並び方をしていた。いったいなんのために路肩に並んでいるのかわからないくらい。それくらい出口まで距離がある。それぞれの車の中ではいったいいつになったら高速を降りられるのかと途方にくれているだろう。ずらずらと並んでいる車列を左に見ながら走り続けると、その列に割り込もうとしている車があちこちで見られた。

もちろん、出口のために並んでいることに気づかなかった人もいるだろう。しかし、確信犯もいるはず。そして、強引に入り込んでいく。これじゃ、後ろに並んだ車が進まないはずだ。と思っていたら、出口は2車線あり、最後の最後では1車線ががらあき状態で、わかっていたのかいないのか、なんの苦労もなくすんなりと出口へと入っていけている車がわたしたちが走り抜ける間に数台いた。
路肩をつぶして待たせている状態。誘導できないのだろうか。この状態は、事故の誘引になる。以前、こんな風に混んでいて、並ぶのがいやだったのでひとつ先のインターで降りることにしたことがある。どうせ出るのに時間がかかるのなら高速から出たって混んでいる。別に急ぐ旅ではなかったけれど、急がば回れだ。

それにしても、佐野藤岡でいったいなにがあったのだろう?

* * *

高速を降りて下道を走り出す
鬼怒川を越える。あまりに気持ちよさそうな景色だったので窓を開ける。

鬼怒川の上を吹く風にひげをなびかせるパセ&ポプ。

あちこち水が張られ、その水面に空を映している、田植え真っ盛りの村落を抜けていく。

途中、車と人が集まっている場所に遭遇した。突然の黒山の人だかりに驚いたが、これがGWらしい光景なのだろう。子供連れのファミリーでいっぱいだった。

携帯はどんどんアンテナの数を減らし、届かなくなった。

目指す林道が近づいてくる。
が、ここで問題勃発。ししたろとわたしの考えていたルートが正反対だったことが発覚した。
ししたろはA側から入るルートを考えていた。わたしはまったく逆で、B側から入るルートがフラットで走りやすく、A側からはとても無理だろうという情報をインプットしてきている。
しかし、わたしの情報は間違いだと諭され(?)、納得できないわたしを丸め込み黙らせ、A地点へと向かうししたろだった。

目指す、わたしたちの夢の野営地もあと少しのはず。
それにしても綺麗な道が続き、林道が出てくるのか不安すら感じるほどで、わたしのルートが完全間違いだったのかもしれないと思うしかなかった。
どきどきとわくわくでいっぱいになってきたころ、綺麗に舗装されていた道は突然終わった。

コメント

  1. 美樹 より:

    おはようございます^^

    わくわくしながら読ませていただいています♪
    「放浪」という言葉の響きにも惹かれてます^^
    続きが楽しみ~!

    我が家ではできないことなので…
    (たぶんやりたいのは私だけでしょう。(笑))

    私も早くアップしなくては。
    もう一ヶ月経ってしまいました。汗。

  2. richa@pyon2 より:

    >美樹さん
    実はうち、結構放浪の旅なんですよ(泣笑)
    ほんとはもっと長期の放浪したいんですけどねぇ~。
    続き、がんばります。
    美樹さんのレポも楽しみにしてます。
    でも、お互いのんびりいきまっしょ~(^.^)

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