1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

カナディアンカヌー祭り 04

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photo by ミエちゃん

photo by ミエちゃん



わたしたちはビデオ撮影のため、ミエちゃんとわたしで漕いでししたろがカメラマン。
パセ&ポプはフネの中をうろうろ(笑)。


*

レスキューミーティングは、沈したカヌーと人のレスキューを実践する。
湖にカヌーを出した頃からぽつぽつと湖を叩く雨が降り始めた。
そして、佳境に入った頃はボツボツボツと肌に当たる粒が痛いほどの雨。
わたしたちは沈もしていないのに全身びしょぬれ。

これだけの雨の中、傘もささずにヌレネズミになる。くく、たのしー♪ 童心に戻っちゃうのよね、こういうときって。
パセ&ポプはびしょびしょになって、なんで~?と不服そう。

ぽーたん、おちてないのに、なんでびちょびちょなの?

ぶるぶるぶる~っ


湖面は一面至るところに大きな王冠が跳ね上がる。
みんな笑ってる。こんな時じゃないと雨の中ずぶ濡れになって笑顔ではいられない。大人になってもみんなこういうの好きなのよね、きっと。
ふと、シェルを閉じてきていなかったことを思い出した。げげっ。
ルームに雨が入ってしまう。今夜はもしかしたらじめじめ~!?と不安がよぎる。


雨脚がますます強くなって、レスキューミーティングは終了。
急いでシェルに戻ると、しっかり閉まっていた。yukieちゃんが閉じてくれたそうだ。ありがとでした、yukieちゃん!!

全身びしょぬれのパセ&ポプはがたがたと震えて丸くなっている。さっきまで暑くて水をかけていたほどだったのに、今度は寒くなってしまっている。よく水気を拭いてルームへ入れて上げるとシュラフの上でパセ&ポプくっついて丸くなっていた。

雨は止んだと思うとまた降り出す。レインウェアを着たり脱いだり忙しい。
ししたろはあたらしい長靴を履けて嬉しそう。まるで子供(笑)。

シェルの中に川が出来始めた。ししたろがシェル周りに溝を掘る。
こんなに雨が降って、こんなに深い溝を掘るのははじめて。
サイトは水はけがいいのに、対応できないくらいの雨量のようだ。

シェル内に入り込んだ水を外に出し、シェル外からの水の浸入を防ぐ。

朝から始まった宴会は途切れ途切れに続いている。空いたアルコールのびんがたくさん。最近ノンアルコールビールばかり飲んでいるのでアルコールがまわるまわる(笑)。
たくさん飲んでも顔色が変わらない人たちばかりで驚き。


ショップをのぞいてみたりする。



6時にトレーラーラーメン店がオープンした。

* * *


雨のため予定時刻を少し過ぎてコンサートが始まった。
ゆんちゃんのバイオリン、そして焚き火バンドの演奏が会場に優雅な音を響かせる。

北関東で地震があったとか、群馬に大雨注意報が出ているとか、心配してくれた人たちから電話が入る。ありがとうございましたm(__)m

ならまたの夜を彩るコンサートをBGMにあずさんのタープで夜の宴だったのだが、パセ&ポプをルームに残していたので気になって落ち着けずご一緒させていただいた方には申し訳なかった。
雨はまだ降っている。

夜が更けて、わたしたちは一足先にシェルに戻りパセ&ポプと一緒に眠りについた。

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