1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

那珂川ダウンリバー & 河原で野営 02

この記事は約3分で読めます。

那珂川の両側の景色が変わってきた。渓谷のような雰囲気のところもある。
四角い岩が張り付いていて、墓石のようだと密かに思ったのだがそれは口にするのをためらった。だって、なんとなく縁起悪い気がしたから^_^;
あとから知ったけれどここは仏様がたくさんいる岩らしい。ここで命をなくした方たちを慰めているとのこと。わたしのイメージもそう遠からずだったのかな^_^;



ぽーちゃん、漕ぎにくいんですけど…

気にちないでくだちゃい



小さな滝もあった。滝に近づいて見てみる。パセ&ポプはなぜかそっぽを向く。

滝はもういいです。ファイト一発はまだですか?

突然カヌーがくるっと旋回した。ほんと突然。いったい何事?とししたろと顔を見合わせる。風のせい?
こんなことが3回あった。3回目は、ふと左側の水面を見た時に輪が見えた。その瞬間にくるっと左旋回した。もしかしたら風のせいではなく水の流れなのか。はじめての経験。


那珂川は水がきれいだったら最高なのに。今日の水では沈はしたくない。泳ぎたくない。もちろん手も顔も洗いたくない。自ら水に入ることなんてしたくない。きれいに澄んでいたら、全部するのになぁと思う。



浅い場所で漕いでいたとき、パドルが底の岩にひっかかってしまった。一瞬ハマってしまい、パドルはカヌーの下に入り込み、フネが傾いた。傾いたときわたしの右手は川底についていた。もしこれが水深のあるところだったら(パドルはひっかからないが^_^;)、わたしはそのままフネから落ちていたかもしれない。がくんと傾いたカヌーのためにパセ&ポプもわたしの視界のはしっこで右側に寄っていた。手がつけなかったら、きっとパセ&ポプとともに水にころんと落ちていただろう。右手で川底を押してカヌーを戻した。
あぁ、びっくりした。一瞬のことだけど、鮮明に残っている。
そして、なにごともなかったようにフネは進む。

初めて下った利根川では、瀬が近づくとパセリはわたしの背中をかりかり掻いてひざに乗せて~と情けない状態だった。その後行った気田川でパセリは変わった気がする。フネからはじめて落ち、その直後パセリはバウに前脚をかけ英雄のようにいばっていた。ポフラは最初からフネで怖がることはない。他の事ではびびりん坊なんだけどね^_^; しかも、ポプラは波があるところが好きで、波のしぶきと格闘している。



ふと気付けば、わたしが膝立ちして漕いでいたために空いていたシートにちゃっかりくつろいでいるポプラがいた。そのうち、シートに立ち上がりガンネルに前足をかけている。あのぉ、わたし座れないんですけど(-_-;)

パセリもポプラも思い思いにフネの中で過ごしている。
そういえばスターンのししたろさんは?

こんなかんじ→


漕がずに撮りまくっていたわけね。どーりで…^_^;
でも、名誉のために漕いでいる姿も一応ね。→


二時間半ほどで大瀬に辿りついた。
風のために急いで下ってしまったけれど、のんびり下るにはいい川だった。とくに危険な場所もないし…。でも、こののんびり下れる那珂川でもフネを流してしまったり、杭に張り付いてちんしたりすることがあるらしい。どんな川でも油断は禁物なのよね。というか、やさしい川だからこそ気を引き締めなれば危険なのかも。

もう少し漕ぎたいなぁと思いながら、着替える。そして、キャンプ予定地にしていた場所を見に行くと、そこはもう埋まっていた。
仕方ないのでキャンプ地探しの旅に出ることにした。キャンプ地探しばかりしている気もするが、これがまた楽しかったりするのよね。この道程も旅だから(^.^)


コメント

  1. ゆみこ より:

    あー、やっぱりカナディアンいいなぁ。
    スターンズとはまた違った楽しみ。
    お話は聞かせていただいていたけれど、写真付だと臨場感がさらにUP!
    いきたーい!漕ぎたーい!
    あっ、その前に沈してもいいように、ベストをカスケードさんに、注文しなくちゃ。
    いや、その前のまえに・・・働かなくちゃ(^^;

    ダンナー!はやく風邪治してくれぇ!!!

  2. richa@pyon2 より:

    あれもこれもやりたーいって欲張りになっちゃうよね(^.^)
    海も川も湖も逃げないから、無理せずにね!
    なにはともあれ身体が資本。健康・元気じゃなきゃ♪
    尚ちゃん、早く良くなりますように…。

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