福島でランラン・キャンプ 01

久しぶりのキャンプ。ひょんなことから、みんなでキャンプしようということになり、なかなか予定が定まらなかった我が家も今回はやっぱり逃せまいと、キャンプ場所を探し、前日から現地へ向かった（笑）。

今回のキャンプ場もオートキャンプ場ではない。駐車場からリヤカーで荷物を運ぶところというので、極力荷物を減らす。そうしたら、車はガラガラ。忘れ物をしたようで落ち着かないけれど、こんなものでしょうと出発!

いつものように、いつもの位置で眠りこけるパセ&ポプ。

通勤・通学の時間になってきた。

笠間に入ったので問題になっている「ふじみ湖」があったねぇと話していたら突然現れはじめた「ふじみ湖を守ろう」という趣旨の数々の看板。入れるものなら行ってみようと思ったのだけど、「ふじみ湖入り口はこちら」の入り口を見逃してしまった。入れそうな道は2カ所あったけれどどちらも関係者以外立ち入り禁止の道らしい。関係車両が出入りして誘導員が立っている。
「エコフロンティアかさま」の「エコ」ってなに???

こうやって目先の利益だけでどんどん地球を壊していく。その罪ってとっても大きいと思うんですけど、一度壊したら取り返せないってなんでわからないのかなぁ。そこで棒をふっているおじさん! 生活のためかもしれないけどあなたも無関係じゃないのよ。

もちろん、わたしも原子力発電とかの恩恵にもあずかっているわけで、地球破壊・自然破壊に無関係じゃない。でも、だからってじゃあなんでもいいじゃないというわけにはいかないのよね。少なくとも湧き水で出来ている湖を産業廃棄物で埋め立てることを「エコ」とは言わないよ。

ふじみ湖についてのサイト
・ふじみ湖　プロジェクトY
・ふじみ湖裁判原告団
・関東の摩周湖「ふじみ湖」
・噂の東京マガジンによりご意見をいただいた方々へ

相変わらずふらふらとする我が家。那珂川の道の駅桂近くになったので、寄ってみることにする。
びっくりするほど川が近くなっていて、河原には住んでいる人もいた。
ポプラが初めてキャンプした場所が汚れていた…（哀）。
でもパセリもポフラも前に来たことなんて忘れているのか無関心な様子。
ここで「いまどこパセ&ポプ: なつかちーでつ : しっぱいしまちたの」に送信。

そして、那珂川を渡る。

道の駅みわに寄って食材を物色。新鮮そうな野菜や山菜がいっぱいある。でも、きっとこの先でも山菜は売っているだろうとここでは買わず…。これ、失敗だった。

細い道へ、おもしろそうな道へと入っていく（笑）。
タバッコ峠という名前に惹かれて近づいたけれどそのちょっと手前でししたろに発見されてしまった細い道。おそらく久慈川方面へとつながる道だろうということで入り込んでいく。

林道を通っていくと民家が一軒。少し走るとまた一軒と出てきた。畑で仕事をしていたおじさんが不思議そうにこちらを見る。
のどかな山間の村。すこしだけ走れば町に出るのに、山奥のよう。でも民家があるところはきれいに舗装された道になっている。

久慈川を渡ってからもまだ大きな通りには出ない（笑）
道を間違えてUターンしたところに「熊の山」があった。ちょっと興味をそそられたけど写真だけ撮ってまた進む。

かなりのでこぼこ道。このまま進んで大丈夫?とちよっと不安に思う。
こういう細い道を通るといつも思い出しちゃうんだけど、イッセー尾形氏のビルの間に入っていってでられなくなっちゃう話。入ってみようかな、もう少し奥に行ってみようかな。そして出られなくなる。
それだけは、いやだよぉぉぉ～。

久慈川沿いの水郡線脇を走る。線路と川をこえた向こう側はよく通る道。こちら側にこんな道があったなんて…。
りっぱに全面さびついたガードレールが線路を見下ろしていた。このガードレールは役に立つのだろうか。

どんどん進め～と進んで大きな道に出る。
広い道に出たら山菜を売っているお店を探そう。と思っていたのに、行けども行けどもそんなお店はなく、キャンプ場についてしまった。
キャンプ場先にお店があるという看板があったので行ってみると、なんとGW後の臨時休業だった。
仕方ないので、もっと先の町へ出てみることに…。
なんとか道の駅を発見して山菜と名産と書かれていた味噌漬け豚肉、こんにゃくを買い、となりにあったコンビニでパンを購入。ここでいまどこパセ&ポプに「限界です」を送る。

さぁ、あとはまたキャンプ場に戻るだけ。
でも、風が強い。キャンプ場にはたくさんの鯉のぼりが泳いでいたけれど、元気がよすぎるくらいだった。もう少し元気なくていいのに…。

まわりの山は雑木林で山桜だと思う桜があちらこちらに咲いている。
頼むから、風止んで。そして日曜日夕方まで晴れていて…と祈りながらキャンプ場へ。