1997年からのお出かけレポです。時代により制作方法が違いお見苦しい、読みにくい箇所が多々あると思います。できる限り現代版に合わせるよう作業していますが、過去に頂いたコメント等が消えてしまうこともあります。ご容赦いただけたら幸いです。

手賀沼 西半周ウォーキング 01 (by パセリ)

この記事は約5分で読めます。

※今回はパセリが書きます。

出発今日はお出かけ日和という予報だったらしく、いつものことだけど突然手賀沼へ行くことになった。

今日はいつもの場所ではなくて、道の駅に車を駐めて、西側半周をするらしい。

半周なんてなまっちょろいこというんだよね。ぼくは1周くらい全く問題ないのに…。

道の駅の駐車場は狭くて出入りも多いからって、第二駐車場に車を駐めるらしい。泥の地面で凸凹しているから雨上がりのあとはちょっと歩くのがイヤな感じ。
ぼくもポプラもドロじゃないところまで抱っこされて、舗装された道に降ろされた。

芝の上を歩こう白鳥と釣り人てくてく

走っている人たちのじゃまにならないように、脇の芝生のところを歩きなさいと言われるんだ。だから、芝生の上を歩くんだけど、ときどき落し物があっていきなりリードを引っ張られる。こういうのを理不尽って言わない? ちゃんと拾っておいてくれればこんな目にはあわないんだけどさ。

歩いているとのどもかわくから、ときどきお水をもらう。
朝の軽い散歩だけで、ポプラは満足なのかな。2.5キロ地点くらいでもう飽きたようだ。抱っこをせがんでいる。

ぼくは今日という今日こそ、日々の物足りなさを十分に満足させてありあまるくらいにまで歩くつもりだから、甘えん坊ポプラのことを放っておいてすたすた先に行った。

ポプラも、抱っこしてもらえないし、おいてかれると思ったのかがんばって歩くようになった。

休憩&再スタート一度、ぼく以外のひとたちのために休憩。

ポプラはさっそく草むらに顔を突っ込んで怒られてた。
でももうすでに遅し。
ホプラのにこにこ顔には種がいっぱいついてた。かわいそうにおひげを引っ張られてとられてたよ。

ポプラの顔から種がとれるまで待って、出発。

西側ってどこまで行けるんだろう?
ぐるっと半周できるのだろうか。
自転車の人たちはびゅんびゅん抜いてゆく。
行ったきり戻ってくる人たちは見てはいない。

でも、対岸を走っている姿も見えない。

歩いている人たちも、走っている人たちも、自転車の人たちもいったいどこへ行ったのだろう。

公園を抜けて案内板も立っているけれど、北側についてはなにも書かれていないらしい。ぼくには案内板が高すぎて見えないんだ。
南側は柏で北側は我孫子なのかな。同じ手賀沼なのに不案内だよ。

まさか現地でこんな不案内だとは思わなかったようだ。調べてくればよかったのにね。
仕方ないよ、行けるとこまで行こう。ほらっ。

それにしてもおなかがすいたなぁ。

今日はあまりに突然の出発だったから、コンビニで買ってきたお昼だって。
ベンチさえあればいつでもお昼。

北千葉導水ビジターセンターに空いているベンチがひとつ見えたから、そこでランチにしようって、てくてく歩く。
なるほど人生ってうまくいかないものなんだね。
着いたときには、ベンチが埋まってしまっていた。

歩くしかない。

草でおおわれた丘陵の柏ふるさと公園にたどり着いた。ところどころに、大きな木が枝を広げて影を作っている。フリスビーをしたり、たこあげをしたり、バトミントンをしたり、家族やふたり連れがあちこちで楽しんでいる。横目で見ながら通り抜けた。ポプラはどこからかなにか飛んでくるかとちょっとびくびくしていたみたい。四角い池ではコイがいないか覗いていたけど。
この公園では落ち着いて食べる場所が見つけられなかった。

歩くしかない。

対岸にも公園が見えた。そこまでゆくのかな。
公園の上にかかっている大きな橋を渡ってもいいけれど、あまり情緒がない、とくぐることにしたようだ。

いつしか手賀沼の端っこに行き着いていた。
大きな橋の下をくぐると、脇にあるのは沼から大堀川にかわっていた。

対岸へ駅に続く街の中の、さっきくぐった大きな橋とくらべたらずっとこじんまりした橋を渡る。

みんなで橋の上にならんで、歩いてきた道を眺めてみた。
ずっと下ばかり見ていたのかもしれない。
川沿いの木が赤・黄に変色した葉っぱをひらひらまいている。

川には鳥もいた。携帯用望遠鏡で見ていたみたいだけど、鳥の名前は望遠鏡ではわからないらしい。
ポプラは相変わらずコイを探している。

橋を渡ってすぐに川沿いの道へ入るため右折した。
住宅街と川にはさまれた遊歩道がある。
足元は、ちょっともこもこした感じのクッションのある舗道だった。

ランチを食べてまた歩く川の向こう側から見えた公園にたどり着いた。
ここでもボール投げや、一輪車の練習をしたりみんな楽しそうにしている。
あ、ベンチが空いてるよ!
やっとお昼だよ。いつもはもらえないけど、出かけているとよくもらえるんだ。それに今日は行動食ってチーズも持ってきてくれてるらしい。食べたかったんだ。

サーモスに入れてきたコーヒーは飲まなかったけど、おにぎりやサンドイッチの端っことチーズをもらったからポプラもニコニコしてる。単純だね。でも、ときどき思う。単純な方が幸せかも、って。あまりいろいろ考えすぎるとよくないよ。

公園から続く舗道は住宅が間近にある道。住宅は皆、舗道に向かって出口がある。ここの舗道はみんなの庭の延長って感じかな。
その昔、手賀沼は汚染されて大変だったと聞いたことある。でも、そのおかげできっと今はほかのところよりいいんじゃないかな。あくまでもぼくの想像だけど。

住んでいる松戸では、大きな公園(20世紀の森と広場)も時間制限、入場制限(ぼくやポプラは入れない)がされていたり、近所の運動公園でも芝生の場所は人も犬も立入り禁止になっている。猫は自由なんだよ! それっておかしくない?
加えてりちゃたちが怒っているのは、駐車場のいちばん使い勝手の良い場所は「公用車用」なんてスペースを作っていること。「車椅子の人は連絡を」という看板だけが立っていて、どこに連絡すればいいかわからなかったり。とても市民のための公園とは思えないんだよ。役人っていうのは、サービス業としての自覚がないらしいね。もしペット税なんてものが導入されることになったら、ぼくにだって選挙権がほしいね!!

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